食事療養のサポートを現場から発信

なんとか食べられるようになっていただきたい!

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
もう2月ですね。毎日あっという間に過ぎています。
風邪やインフルエンザ、みなさま大丈夫ですか?
しっかり食べて、しっかり休む。私も気をつけていきます。

今日は先日お伺いした利用者様の話を少ししたいと思います。
ケアマネージャー様からお電話がありお伺いすることになったY様。実は以前にも利用いただいていた方。糖尿病性腎症の検査結果が悪化したと電話ではお聞きしていました。

お伺いしてみると、本人様はベッドで横になっておられ、旦那様とお話しすることに。
これまでは近くに住んでおられるお嫁様がお食事の準備をしておられたのですが、そのお嫁様が2月から入院なさる、ということでお食事が必要になった、とのこと。
しかし、先週まではデイサービスにも行っておられたのですが、今週に入って急に調子が悪くなられ、今はお食事もあまり食べられない状態。
とにかくしんどそうなご様子でした。
血液検査の結果を見せていただきましたが、腎機能の示す値がかなり悪い状態。
食欲がない、気分が悪い、尿もあまりでていらっしゃらない…Y様の様子を聞いて、おそらく腎臓の機能が低下していることからきていると考えられました。

とにかく今はあまり食べておられないとのことでしたので、食べられるものをしっかり食べていただくことをお伝えしました(塩分やカリウムには気をつけていただきながら、ですが)。
お持ちするお食事はまずは糖尿病性腎症の方に合わせたもので始めることになりましたが、
食べてもらえなければ意味がないので、旦那様にY様のご様子を聞きながら今後のことを考えていくことになりました。

ご入院の予定はないのか、と心配になったのですが、
Y様自身が入院を望んでいらっしゃらないこと、ご家族様を含め、お医者様と入院などの積極的な治療は行わずに在宅で過ごしていただくことを先週に話し合ったことをケアマネージャー様からお聞きしました。

以前のブログにも書きましたが、同じように身体がしんどくても入院は嫌と在宅で過ごしておられ、ほとんど食べられなかった方のことが頭に浮かびました。
その方は試食をしていただきましたが結局食べていただけず利用には至りませんでしたが、
「なんとか食べられるようになっていただきたい。」
この気持ちはその時も、今も変わりません。

在宅で、というY様の思いを尊重して、Y様を支えていらっしゃる家族様やケアマネージャー様。私も少しでもお食事でお手伝いしたい、と強く思います。
旦那様やケアマネージャー様と連携を取ってY様のご様子を聞きながら、少しでもY様の体調がよくなられることを願ってお食事をお届けします。


先日の料理教室にて。
今回のテーマは~食べたい!ステキ女子のセレクトメニュー~

★ムースカツレツ~白ワインソース~
★カリカリベーコンとほうれん草のサラダ
★トマトクリームリゾット
★チョコマーブルケーキ

ステキ女子…頑張って目指します(笑)


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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