食事療養のサポートを現場から発信

3年という時間

こんにちは、めでぃ京都東川です。
また雪が降りましたね。今年は、本当によく雪が降ります。
今日は雨雪だったので、凍えました~

さて先日、ある利用者様が再開されるために訪問してきました。
3年ほど前に当社をご利用いただいてい方です。
80歳代、男性、独居で糖尿病。
3年前に胃を切除され、「何をたべたらいいのかな~専門の人に相談したい。」ということで病院からのご紹介で当社を利用いただいていました。
とてもしっかりされた方で、私達管理栄養士の仕事のことを「良い仕事しているね」とも言ってくださいました。
少しずつ、回復もされ、自分で調整しながらしてみるとのことでお食事はストップになっていました。
その頃は、介護認定は、まだ受けておられませんでした。

そして、今回、通りかかった配送員に「またお願いしたい。」と声をかけてくださり、再開のため訪問しました。
すると、私が訪問して最初に思ったことは、「3年前とは違う・・・」でした。
そう、認知症がありました。
しっかりお話ししてくださる面と頼りない面とが混在していました。
デイサービスに通っているとのことだったので、介護認定を受けておられるんだなと分かったので、
一度、担当のケアマネージャーさんにも相談したほうがよいと判断しました。
もともとご家族様との関係も疎遠と知っていましたので。
まず、ご本人様のご要望など確認をして、その後、担当のケアマネージャー様が誰なのかを確認して、ケアマネージャー様のもとへ。
事情を説明すると「そうなんですか??全くそんなこと言っておられなかったのに。」と。
「他のサービスのこともありますし、ちょうど今日訪問する予定なので、ちゃんと一度確認してきます。」と。
そして、その結果、はーとの食事を利用いただくことになりました。また、この方の食生活をサポートさせていただくことになったことを嬉しく思います。
ただ、この空白の3年間がなんだかぽっかりと空いてしまった気がします。
私たちは、配食のサービスを一旦終了されると、その後のその方の状態の把握までは、なかなかすることが難しいです。
この方の場合は、この3年の間に色々な変化があり、介護認定も受けられ、サポートされる方ががまわりにいらっしゃいました。
高齢者の方々にとって、短い時間でも長い時間でも変化があります。
改めて、関係機関の方々との連携、地域の方がの連携がこれからもとても重要なのだと思いました。
その方の変化に気づくということはとても重要です。
そんな気づきを私たち管理栄養士、カスタマーセンター、配送員も意識し、日々サポートしたいです。

管理栄養士 東川千佳子

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