食事療養のサポートを現場から発信

意識から行動へ☆

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
いつもながら外へ出てバイクで走っていますが、昼間は手袋をしなくても平気な日があり、少しずつあったかくなってきていることを実感しています♪


さて、毎週土曜日はクリニックさんで栄養指導を担当させていただいており、多くは糖尿病患者様を対象としています。
基本は毎月もしくは2ヶ月に1回、ご病状の確認や、前回から今回来ていただくまでの生活状況(特に食事・運動の点)を確認させていただいています。
継続的にお話をさせていただく方・新患の方、毎週たくさんの方との出会いがあります◎

毎回お話させていただく数分のことが、1ヵ月の間に少しでも『意識できているか』『行動に移せているか』がとても重要です!
採血から15分ほどで、血糖値とHbA1c(過去1~2ヶ月間の血糖値の平均値)が確認できるので、検査日の直前の食事だけでなく、継続的に療養に取り組めていたかどうかがすぐに確認できます。

HbA1cって、上昇するのは早いんですが、下降させるには結構な努力が必要です!体重と一緒で、なかなか落ちてくれません。
1ヶ月間でHbA1cが下降・維持されている方からは、「食事の大切さに気付いた!言ってもらうまではとんでもない食生活だった…」との声をよく聞きます。
しかし数ヶ月経ってもなかなか下降せずに、逆に上昇してしまわれる方もおられ、意識や行動に移していただけるようにお話することの難しさを日々実感しています。

がんばって下降・維持できている方には今後も無理なく継続していけるように、上昇傾向の方には食事・運動の大切さをもっともっとお伝えできるように…。

管理栄養士としての知識はもちろん、話す技術や説得力のある話し方などなど、コミュニケーション能力についても勉強していていかないとなぁと思っています。
思いながら、なかなか行動へ移せていない…。私も意識だけでなく、行動に移さないとっ!

初心って頭の片隅にはありながらも、どこか忘れがちです。
患者様の食生活の見直しも必要ですが、自分自身の見直しも必要です!
日々勉強・日々努力の点を怠らず、初心に帰ろうと思います☆


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前回のブログとは少し異なりますが、こちらは軟化剤を使用してお肉を軟らかく調理してみました。
生姜焼きです♪左と右で噛む回数が約半分!久しぶりに包丁を握りました。
添えのキャベツは茹で、プチトマトは湯むきして食べやすい切り方に。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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