こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
先日のバレンタインデーは、女子からチョコをたくさんもらいました。
欧米では、バレンタインデーには、チョコに限らず、男女関係なく親しい人に贈り物をする日のようです。
チョコを渡すのは、日本だけの習慣のよう。でもプレゼントってうれしいものです。
食べ過ぎで健康診断の結果が心配ですが・・・
さて、今回は、カリウムの数値が安定しない利用者様の話です。
70代の男性の方。
配食は週に3回で2年ほど前から利用していただいています。
慢性腎不全で、奥様と二人三脚で食事療養をされています。
以前から、カリウムが上がったり下がったりと安定しませんでした。
去年も5.6まで上がったり、2.8まで下がったりと、かなり不安定。
お2人ともかなり敏感になっておられます。
クレアチニンは安定していますので、いつもカリウムの相談が主です。
そして今年、1月に4.8mg/dl。
2月に3.2mg/dl。カリウムの正常範囲は3.5~5.0mg/dlです。
また下がりすぎておられました。
栄養不足や下痢の症状もなし。
カリウムの摂取不足が原因かと考えられます。
配送員から検査表を受取り、奥様にお電話をしました。
「気をつけていたのに、また下がったわ。
以前も下がりすぎて・・・でも食事に気をつけたら、その後上がってしまって・・・もう怖いわ、
どうしたらいいかしら・・?」
主治医の先生から、心臓に負担がかかると言われています。
一般に腎疾患のある方でカリウムの高い方は、カリウムは1500mgに制限するように指示が出されています。この方の場合は、当初制限の指示があったので、野菜はしっかりゆでこぼし、果物は缶詰を守っておられました。
以前カリウムが2.8になった時は、缶ではなくて生果物にしたり、トマトをつけたりされていて改善しています。
ゆでこぼしは習慣になっているので全くやめるとかえって怖いといわれましたので、
今回も、バナナやトマト、野菜ジュースをたしてみて様子を見ていただくことにしました。
バナナ1本や野菜ジュース100mlでカリウムは約360mg。
これで3月の検査結果が改善されていればいいと思います。
また不安なことがあれば配送員にことづけて下さいね。
「そうねしばらく様子を見てみますね」と奥様。
在宅の食事療養は手探りのところもありますが、こうやって、2か月に1回くらいのペースで電話で相談にのりながら、食事療養を続けていただいています。
相談員として、管理栄養士として本当にうれしいことです★
安心して下さい!!
配送員、カスタマーセンター、相談員と連携して、在宅食事療養の応援を続けていきますから!!
ちなみに板チョコ1枚(70g)のカリウムは308mgです。
カロリーも気になりますが。
はーと&はあと
管理栄養士 宮川曜子