食事療養のサポートを現場から発信

半年後のご様子は?

こんにちは。めでぃ北摂の寺田です。
暖かくなってきましたね!
久しぶりにバイク感じる風が心地よく感じました♪
このまま春になってくれれば嬉しいですね!

さて、
通常、胃の手術された方のお食事は、胃に負担をかけないために
食物繊維や脂質、酸味などを控えたものをお勧めしています。
はーと&はあとの栄養コントロール食の『軟菜食』がそれにあたります。

回復の状態に合わせて、手術後3ヶ月頃から徐々に普通のお食事に戻すことができます。

さて今回は、半年前胃の手術をされ軟菜食を召し上がっておられた85歳、男性のY様。
その後の経過のお話しです。

先日、そろそろ手術後の状態が回復されている頃かと思い、
お電話をさせていただきました。
お電話に出てくださったのは奥様。
奥様はとても明るく、元気なお方です。

『わざわざご連絡ありがとうございます!
ちょうど病院から手術の後の状態もよくなってきてるから
普通食でよいと言われた所だったんです。』

ちょうどいいタイミングで電話をかけて良かった!

安心いたしました。

しかし、奥様は不安気な声で話し続けたのです。

『それでね、今度は先生から糖尿病って言われてしまったんです。』


血糖値とHbA1cをお伺いすると
血糖値133mg/dl HbA1c5.9%。

まだ初期状態のようです。

今の体重、普段の食生活、間食してるかどうか、食べる時間は…?
など、いろいろと質問させていただきましたが、
どうやら昔から早食い傾向があるようです。

『もうっ、あの人ったら、食べるスピードがものすごく早くって、
でもいうこと聞かないんです…』
と。

手術後の状態が回復されているとはいえ、
早食いは、体にも負担がかりますし、
血糖をあげないためにも大事なんです。

『Y様のために、奥様からも娘さまからも、よ~く言ってあげてくださいね!!
うちの配送員からも時々お声かけさせていただきますし!』

半年前の手術後の症状は安定されたようですが、
これからは、糖尿病のお食事のお勉強のために、
またお付き合いさせていたきます。

お客様のご病状はいつも同じではないので、
お客様のご様子に敏感にならなくては!
と、私も身がしまりました。


Y様のお食事を受け取ってくださるのはいつも奥様なので
はーとの食事、配送員を見たら、
『旦那様に噛んで食べてもらわなきゃ!』
と思うきっかけにしていただき、
ご家族様からY様に促していただければと思っております!


といっている私も、
実は人より少し早食い傾向が・・・

Y様と一緒に、私も一口20回を目標に、
ゆっくりよく噛んで食べる習慣を身につけようと思います!


はーと&はあと
管理栄養士 寺田 満里子

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