食事療養のサポートを現場から発信

みんなで納得。やっぱり食事は大切!

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今週は、暖かいですね~
このまま早く春になっちゃえばいいのに!!


さて、先日、ある利用者様の担当者会議に出席しました。
70歳代、男性、独居、糖尿病、高血圧です。
現在、栄養コントロール食を毎日の夕食と週2回の昼食をご利用いただいています。
以前は、週4回の夕食でした。
実は、前回に担当者会議が開催された時に、配食の回数の見直しを行い、現在の利用日に変更になりました。
この方は、食べることが大好き、甘いものも大好きなT様。
週4回以外の夕食以外は、ヘルパー様が準備されていました。デイサービスにもお通いです。
しかし、ヘルパー様が入られる回数も限られており、何回か分をまとめて作っておくと、食べることが大好きなT様は、一度の量を自分で調整でききれず、つい食べ過ぎ、その結果、足りなくなった時の食事は、カップ麺などバランスの崩れた食事になっていました。
自分でも上手く調理はできません。
時間も不規則になり、また、野菜も不足。よって、前々から悩んでおられた便秘もなかなか改善されず・・・そして、体重のコントロールも上手くいかず・・・
HbA1cは、6%前後でした。
血圧コントロールは薬を利用しているのに、なかなか安定しないと担当医からも意見が・・・

また、ヘルパー様もできるだけ、バランスが摂れ、味が薄味のものを気をつけられていましたが、時間の制限の中でちゃんとしたものを作るのは、とても大変で、でききれていない部分もあったようです。
なんだか全てが悪循環・・・
う~ん、どうしたものか。
そこで、ヘルパー様の利用やデイサービスなどの利用などを考慮し、今の回数になりました。
そして、数ヶ月たった今回の会議で、ヘルパー様や訪問看護の看護師様、ケアマネージャー様が口を揃えて、本人様の体調の変化が目に見えて分かると。
以前に比べ、体調が良さそうだし、顔色もよい。
体重も順調に減ってきていますし、血液検査の結果もやっぱり良くなっているんですと!
今回HbA1cは5.8%。
血圧は薬を飲まない状態では、まだ安定はしないが、安定してきていると。
そして、お菓子の量も減ってきており、便秘の改善もあり。
なんて、なんて、良いことづくし!!

「やっぱり、ちゃんとバランスを摂り、食事を規則正しく摂ることが大切なんですね~」とみんなで納得。そして、さらに気をつけていってもらいたいことなどを伝えみんなで意見を共有し、この担当者会議は終わりました。
T様にとっては、現時点では、この利用頻度が理想的なのだと思います。
ただ、また、このベストな利用頻度は変化していくと思います。
定期的にその方に合った利用方法を見直していければと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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