食事療養のサポートを現場から発信

季節に影響

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
昼間は暖かい日が増えてきましたね。この動きやすい日がもう少し続いてほしい♪
ゴールデンウィークも近付きつつあり、みなさんも楽しい予定がたくさんでしょうか??


さて、クリニックの栄養指導でも、次回来ていただく1ヵ月後はゴールデンウィーク明けです。
そのため規則正しい生活をしたり、外出先での食事内容に気をつけていただくように、お話しする機会が多くなりました。

糖尿病の方は季節に影響される方が多いように感じています。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの長期休みには、不規則な生活になってぐうたらしてしまうA様。いつも働いていると食べないおやつを、休日には食べ過ぎてしまうK様。
「目の前にあるとついつい…」や、「奥さんが食べていると一緒になって…」よくお聞きします。
またクリスマスや誕生日などの記念日に「実はケーキをたくさん食べてしまって…」とN様。
わかっているけどやめられない!が多いようです。

また、季節というと果物!果物好きの方、結構おられます。
果物にしか含まれない果糖は、血糖値を上げやすい原因の1つです。その季節季節で好きな果物を食べすぎる傾向にあるE様。
1番よく耳にするのは、年末年始のみかんでしょうか。最近はいちごをよく耳にします。
糖尿病だからといって食べてはいけないものはありませんが、分量や頻度、食べる時間をしっかり守って食べるようにし、好きな食べ物とも長く良いお付き合いをしていっていただきたいものです。


毎週土曜日にクリニックでの栄養指導を担当させていただくようになり、いつの間にやら2年近く経ちます。ビックリですっ!
土曜日がお休みの方も多いため、新患の方とお話することも多いですが、基本はいつも1ヶ月や2ヶ月ごとにお話させていただく患者様です。
信頼関係を築けている方、まだまだ心を開けてもらえていないのかなぁと感じる方、様々ではあるものの…、
せっかく栄養指導室まで足を運んでいただいているのなら、何か少しでも伝えたい!感じてほしい!そうすることで、少しでも意識して行動に移せるようになってほしい!と思ってお話しています。
しかし間違ってはいけないのが、伝えるだけではダメなんですよね。
患者様は今何に困っているのか、なぜ今月は食事療養が上手くいかなかったのか、原因を一緒に見つけだしたり、改善されていれば一緒に喜ぶことも大変重要な役割だなぁと感じます★


先日、糖尿病と長くお付き合いされているM様よりこんな一言をいただきました。
「いつも注意しないといけないことはもう十分にわかってるし、やってるつもりなんやけど、やっぱり誰かに言われるのと言われないのとでは違うなぁ…。栄養指導は2ヶ月に1回くらいにしたいけど、今は1ヶ月に1回先生と話すことでがんばらなアカンなって思えます!次は改善されてるよう、がんばってきます!」
M様ありがとうございます。他の患者様にもM様と同じようにもっと感じていただけるよう、伝える力・聴く力、もっと養っていきたいと思います!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」