食事療養のサポートを現場から発信

ヘルパーさんもダイエットにご協力を

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今年の春は寒くて、はるうららを楽しめませんね。
先日お伺いした利用者様もまだ、ストーブをつけておられました。

でも、事務所の前で育てているブルーベリーは
見事な花を今年も咲かせてくれました。

願わくはおいしい実も期待したいところです。

さて、今日は先月から配食利用スタートした豊中市のMさまのお話です。

骨折され治療とリハビリ兼ねご入院していたのですが
めでたく在宅復帰されたころから配食をご利用いただいています。
ご自宅に戻ってこれたのは大変喜ばしいことなのですが
ひとつ心配事が・・・
どうも、入院していた病院の食事量が多かったようで
しかもそれをずっと残さず完食していたため5kg以上体重が増えて
しまったのです。

ケアマネジャーさんからも
「特に制限は必要ないのだけれど、膝や腰の負担もあるし
 カロリーコントロールをしてダイエットしてほしいので
 配食をお願いします」と頼まれてご紹介いただきました。

一緒にお伺いすると、すでにカロリー調整食1200kcalの食事を
3回ほど試しにお持ちしていたこともあり、開口一番
「やっぱり、食べ過ぎていたわね。ご飯の量も半分程度で
 よかったんですね。お食事を見てびっくりしてしまったわ。」
とご自宅で食べられていた食事量とお弁当の量のギャップに
びっくりされたようです。
「一緒に食事を見てもらったヘルパーさんも
 『え?こんな少しで十分なの!私たち作りすぎていたわ。』て
それから、ヘルパーさんにつくってもらう量を半分にしてもらったの」と
すでに量の調整をご自身で取り組んでおられました。

同席いただいた県外にお住まいの娘様からも
「もってきていただいたお弁当容器を捨てずに、洗って
 ヘルパーさんがおかずを作る際の量の目安箱にしているのよ」
「体重が増えているといわれてから、お菓子を一切口にしなくなったし
 ちゃんと食事量を守って体重を落としてくれるとうれしいです」と
食事を目安にさまざまな療養への取り組みをされていて
僕から特別にアドバイスすることがないくらい療養へのスタートを
切られていました。
(ここは、ほめて、ほめて長く療養が続くようにしてもらおう)と
ケアマネジャーと口をそろえて
「いや~すばらしいですね。ご自宅で気をつけてほしいことを
 全部されていますよ、それを続けてもらえればきっと
 ダイエットできますよ」と、その取り組みが短期間で終わらないよう
夏までには入院中に増えてしまった体重を落とせるよう取り組んでいきましょうと
お約束させていただきました。

なかなか、お一人暮らしの方でMさまほど自己管理力がある方はまれですが
娘様いわく「一度決めたことは、かたくなに守るタイプ」だそうで
その性格が療養の継続にもプラスに働いてくれるとうれしいですね。

ブルーベリーの実がおいしくなるのは6月末から7月にかけてです。
そのころには、Mさまの体重にも結果(実)がついているよう
これからもサポートしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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