食事療養のサポートを現場から発信

顔、見に行きます!

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
最近はーとの歓送迎会や友人の誕生日のお祝い等で、外食することが多くありました。
こういった会は、普段あまり話さない人と話せるとてもいい機会です。
一緒にご飯を食べる(または飲む!)ことで、急に打ち解けられる気がします。
やっぱり“一緒に食べる”ってとっても大切です。
一緒に食べることで、料理の味もさらにおいしくなるような気がします。
外食ばかりはちょっとしんどいですが。

さて、先日、3月から栄養コントロール食をご利用いただいている利用者様にお会いしに行ってきました。
87歳の男性の方で腎不全。
透析シャントをつくって退院して来られ、
退院後の透析導入を延ばしたいという理由で配食がスタートしました。

利用前の初回の面談は息子様の職場だったので、ご本人にお会いするのは初です。

お電話で話す分には、お年にしては、とってもしっかりされている印象。
検査数値(クレアチニンとか尿素窒素等の少し専門的な用語も含め)の話もポンポンできる頭のよい方で、どんな方なのかお会いできるのが楽しみでした。

「こんにちは、はーと&はあとの宮川です。」
「おーおー待っとりましたよ。ありがとうなぁ。
息子にもよう聞いとくように言われとるんやぁ。」
ご病気にも関わらずお気持ちがとても明るい方でした。

検査数値は、クレアチニン7から6に下がっていましたが、かなり危険な数値。
なのでとても心配です。
Drからは、退院後すぐに透析だろうと言われていましたが、なんとか維持されている状況。
でもいつ上がってもおかしくない数値です。
なんとか導入をのばしたい・・!

食事療養にはとても意欲的で、私への質問を紙に書いて、用意してくださっていました。

とろろ昆布は?刺身は?
卵は?ちりめんじゃこは?
配食のない日は?????

私にできることは食事の相談です。
質問に答え、息子様にも分かるようノートに書いてもらうよう言われていたので、書きました。

「そおか、やっぱりなぁ。」「刺身はそのくらいならいいんや。」

お電話だけでは分からなかったことがたくさんありました。
おやつに黄金糖を食べられていることや、元気ジンジンという補助食品を購入されていることや、お酒呑みだったこと、亡くなられた奥様の介護を10年近くされていたこと等等。

直接会って、住んでいる場所で話すことで、背景や生活が見えてきます。
その上での食事相談は、その方にとってより具体的な実行しやすい提案ができます。
医院での栄養指導とは違うところです。

また何か分からないことがあれば、電話くださいねとお伝えし、訪問を終えました。
いつも思うのですが、お会いできてよかったと思いました。
顔の分からない相手に電話なんてしにくいですが、これでお互いに分かりましたもんね。

まだお会いしていない方もおられますので、そういった方に早くご挨拶できるよう、この春もバイクで走ります!!


事業所先で咲いていました♪
花の名前の事業所だからか、花いっぱいで、思わず撮ってしまいました。



はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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