食事療養のサポートを現場から発信

一生懸命お聞きします!

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
暑くなったと思ったら雨が降って急に寒くなったりと、安定しない天気が続きますね。
片付けた毛布をまた引っ張り出してきてしまいました。
風邪をひいている方も多いので体調には気をつけないといけませんね!

さて、私たちはーとの管理栄養士は、何件かの医院さんで栄養指導をさせていただいています。
患者様のほとんどが糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドロームです。

メタボリックシンドロームは、症状がないので栄養指導でやる気になってもらうには、なかなか難しいと感じます。
はーとの栄コン利用者様に対してもそうですが、、、

やる気になっていただく為に、30分ほどのお話しの中で、その方の弱点というか響くポイント、(例えばお孫さんがいる方ならお孫さんのこと、ペットを大事にされている方ならペットのこと等)をいつも必死で探します。

もちろん合併症の恐ろしさや、食事療養の大切さもお話ししますが、そのあとが大切です。
うまくポイント、その方の琴線に触れることができればこっちのものなんですが!

そうすれば、あとは実行していただくのみです。
実行後、数値は下がる方もいれば変わらない方ももちろんいますが、やる気になってもらうまでが難しいと感じます。

その中で、12月から1~2か月に1回のペースで栄養指導に来ていただいている方で半年でかなり順調に血糖を下げてこられている方がおられました。

50代、女性の方です。
検診で昨年秋頃に高血糖を指摘され糖尿病が判明しました。
HbA1cは昨年10月10.9%!!
その後、11月10.3%→12月9.9%→今年1月8.8%→2月8.7%→3月7.9%→4月7.2%!!

平日はお仕事をしながらお一人暮らしのお母様の介護をされています。
なので忙しく、ご自分の食事は簡単にお惣菜、天ぷらうどん。朝食からカップラーメン。

血糖が上がるのは当然。

このままだと合併症がおき、入院、お母様の介護ができず、お母様はお一人になってしまう可能性が。
休みの日にご主人とゆっくり趣味を楽しむ時間もとれなくなってしまう可能性も。

この辺りがおそらくポイントだったのでしょうか。
栄養指導当初より、やる気になられ、お薬の効果もあり、順調に数値を下げられました。

お惣菜は揚げ物は選ばすサラダと煮物に変え、カップラーメンはおにぎりと野菜ジュースに変えられました。

数値が下がり喜んでおられました。
よかったよかった。

でもまだ下げないと危険な数値の域ではあります。
これからも続けてお話しをお聞きしていきたいと思います。


栄養指導の患者様でも、在宅の利用者様への相談でも、まずは話をお聞きすることが大切だと感じます。
私が未熟という点もありますが、話を聞くのにいつも必死です。

ただ聞くだけじゃダメで、その方に伝わるポイントを見つけないといけません。
経験を積んでもっといい相談ができるよう、数値を改善するお手伝いができるよう、
がんばらねばと思います★


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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