食事療養のサポートを現場から発信

15時のおやつ

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
6月も真ん中。雨の日もあったりと梅雨を感じます。
あっという間に夏がきますね。
寺田さんも書かれていましたが、そろそろ日焼け対策しないと!
本当は3月くらいから日焼け対策は必要だそうですが、日焼け止めがあまり好きでないアタシはついついサボりがち。
手の甲はすでに焼けています…(^_^;)

さて、日々栄コンの利用者様への訪問をしています。
ご病状の確認もしながら、お届けしている食事の変更は必要ないか、
配食以外での食事はどうしておられるのか、いろいろとお話ししています。
そんななかで、ひとつ嬉しい事がありました。
長い間糖尿病食を利用してくださっている方なんですが、15時のおやつが毎日の日課になっています。
配送員さんからも血糖値があがるから控えてくださいと声かけしていただいていたのですが、
なかなかやめられないのが現状。
そんななかで訪問して、血液検査の結果の話をしながら15時のおやつの話もしてみました。
「もらい物が多くて、ついつい食べてしまうんよ。」
だめなことはわかってる、でもやめられない。
食事療養の難しいところです。
でも、この方の血糖値は高い状態。
今は大丈夫でも、このままではこの先合併症のリスクは高まるばかりです。
お医者様からも聞いておられるとは思いますが、再度合併症の話をして、
こんな提案をしてみました。
「毎日のおやつではなくて、1日おきにしてみましょう」

そのあと、しばらくして、配送員さんからの嬉しい情報が届きました。
なんと、毎日だった15時のおやつを1日おきにしているとのこと。
配送員さんも、「今日は食べない日ですよね」と声かけしてくださっているようです。

この仕事を通して「食事療養」に携わるようになって1年。
最近思うのは、「自分のできる範囲で長く続けてもらうことが大切」ということ。
これまでの習慣を急に変えるのは、とっても難しいことです。
でも、このままだとこの先どうなるのか、を伝えて、
だから、今よりもちょっとでも改善してみませんか、と提案するのが私の役目なんだな、と思います。
例えば、味が濃いのがお好きな方が急に塩分6gの生活をするのは、きっと難しいです。
でも、毎日に3回飲んでるみそ汁を1杯にする、漬物の量を減らしてみる、
今すぐにでもできることは何かを一緒に考えて、
それを続けてもらえるようにサポートしていくことを第一に考えたいと思っています。

今回の利用者様のように、毎日のおやつが1日おきになるだけでも、すばらしいことだなと私は思います。
でも、それが今だけにならないように、声をかけて頑張っていただいて、
1日おきが新しい習慣になってきた頃には、また次の目標を一緒に考えていきましょう!!

こないだ実家に帰ったときに、バラ園に行ってきました。
 

ちょっとピークは過ぎてしまってるかな、という感じでしたが、
それでもすごくキレイでした☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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