食事療養のサポートを現場から発信

提案力が大事!

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
先日は父の日でしたね。皆様は何かされましたか?
なかなか日々の感謝を伝えるって難しいものですよね。


さてさて先日、要介護Ⅲで認知症のほぼ寝たきりに近いT様の自宅を訪問しました。
奥様も要介護Ⅰではありますが、旦那様に比べて足腰はしっかりとされています。

そんな中、まずは旦那様のお食事をお届けすることになりました。
奥様が立ちっぱなしの作業が困難となってこられ、旦那様の食事準備の軽減に利用したいとのことでした。

訪問した時に挨拶させていただく際、「お父さん、栄養士さん来てくれたよ」と。
いつも名刺をお渡ししているのですが、「私でなく、お父さんへ渡して」と。
「お父さん、食事を気に入ってくれるかなぁ、この食事なら大丈夫かしら・・・?」と。
奥様の頭の中にはいつも旦那様がいるんだなぁ・・・と感じたひと時でした★

きっと奥様にとっては、ご自身の食事準備の負担軽減は二の次で、旦那様がどれだけおいしく食事を楽しんでくれるかを考えておられるのだと思います。
健康バランス食のお届けになるため、月に1回の行事食などもお楽しみいただけることと思います♪

10年以上前に、他社様で配食を利用されたことがあるようでしたが、口に合わずにやめてしまわれたこともあったようです。
お届けするお食事を気に入っていただくことも大事ですが、奥様の負担軽減にも繋がるよう、飽きない工夫の1つとしてケアマネージャー様と提案したのが、週2回の夕食のご利用でした。
奥様も「毎日となると嫌になるだろうから、週2回くらいが良いかもしれない」と言って下さり、もうすぐ利用が始まる所です。


T様のように、適した食事提供の頻度はお1人お1人それぞれだと思います。
それだけに、私たち相談員の提案力も求められるので、難しい所です!!

T様とは利用目的は異なりますが、最初の訪問時には食事療養にとても意欲的で、毎日の昼・夕の利用が開始しても、すぐに食事利用の停止に繋がってしまう方もおられます。
停止される理由も様々ですが、もしかしたら食事の頻度や内容が変われば、食事療養への意欲が継続していただけるかもしれないと思います。

だから、そんな時には担当の相談員(管理栄養士)に一度ご相談下さい!
その方にあった食事利用の頻度や食事内容を提案させていただきます!!
頻度が少なくても、食事が療養食でなく普通食へ変更したとしても、私たちが介入する機会があれば、意識から行動に移せる可能性があります。
全てをやめてしまうのではなく、ご自身でがんばろうと思われた気持ち、はーとを利用しようと思われた気持ちを大事にしたいなぁと思います☆

今後もお食事の利用頻度に関係なく、はーとの食事を利用することで、何か少しでもお役に立てれたら嬉しいです★


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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