食事療養のサポートを現場から発信

食事療法とは、長~いお付き合いが必要!

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
バイクで走っていると、橋の上の温度計が30度を超えているのが当たり前のようになってきました。
少しずつ、ジリジリと腕が焦げていくのがわかりますっ。


さてさてつい先日、寺田さんと栄養士会の勉強会に参加してきました。
今回は糖尿病に関する勉強会でした!

糖尿病患者様は、食事療法・運動療法が重要となってきます★
しかし、『食事療法は困難である』とも言われるくらいに、継続することは難しいものがあります。
1日、1週間、1ヶ月、1年…、そんな程度の頑張りではないんです。もっと、長~い付き合いになっていくわけです。
だから、糖尿病になる前に何とか食い止めることが大変重要なんです!

また5年以上糖尿病でいると…、3大合併症と言われる『網膜症』『腎症』『神経障害』になる可能性が高くなります。
恥ずかしながら勉強不足だったのですが、そのうちの神経障害について、胃の障害を起こすこともあるため、糖尿病患者様は胃の動きが悪い方が多いようです。

ふと先日、栄養指導にこられた糖尿病のI様が言われていたことを思い出しました。
「胃の検査を受けるため、前日の夕食以降は何も食べなかったのに、全然食べ物が消化してなかったことがあって…」と。
その時には脂っこい食事内容だとかが原因だったのではないか、と話していましたが、I様は胃の動きが遅くなっておられるのだろうということがわかりました。
I様、勉強不足で先日の栄養指導の時にはしっかりお答えできずに、すみません!
原因がわかるだけでも安心されることでしょう。次回の時にはしっかりお伝えしますね!

また、胃の動きが遅くなるということは、通常は血糖値の上昇のピークが食後1~2時間と言われていますが、食後3~4時間ほどがピークになるため、低血糖も起きやすいようです。

糖尿病って、普段接することが多い中、まだまだ奥が深いなぁ…と実感した勉強会でした。
また最後に栄養指導のロールプレイングを見て、自分自身に足りないものがたくさんあることも実感し、今後に活かしていかねばっ!と寺田さんと気合をいれて帰りました。

お1人お1人、病状も異なれば、性格も全く異なります。
その中で、その患者様に合った栄養指導方法ってなかなか難しいものがありますが、『食事療法は困難である』のであれば、『簡単に・継続しやすい・安心できる栄養指導』を心がけていきたいと思いました☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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