食事療養のサポートを現場から発信

不安解消のお手伝い!

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
蒸し暑い日が続きます。
先日北摂の事務所に腎PJの打ち合せで行きました。
大阪の方がすずしい、ような気がしました。
京都は盆地だから暑いっていいますよね。ずっといるので、これが当たり前になっていますが。
こんな中でもクーラーをつけずにおられるご高齢者、多いです。
ご高齢になると、「暑い」を感じにくくなってくるようです。
節電とはいえ、熱中症になっては、何にもなりません!
訪問時は室内の温度にも気をつけてとお声かけしています。

さて、先日、女性のU様という利用者様のお宅に伺いました。
ご独居で75歳、リウマチもあります。

3月から、血糖コントロール目的で、ご利用して下さっています。

利用当初は、ヘモグロビンエーワンシ―8.0%、悪玉コレステロール161mg/dl、かかりつけのお医者様から、
「食事療養が必要だ!!」と言われ、「透析になるぞ!!」と言われ、
かなりの不安を感じながら、知人からの紹介で、はーとにお電話を下さいました。

3月の新規訪問時に、今までのご様子をお聞きすると、
果物、ご飯、甘いお菓子が好きで、1日の分量を超えて毎日食べておられたとのことでした。

でも、今回、かかりつけの先生に厳しく言われ、全くやめられていました。
血糖が上がるのが怖くて、食事はお茶漬けのみ。
逆に少なすぎます。

薬も飲まれていて低血糖の可能性もあるので、
透析回避の為の血糖管理には、バランスも大事なので、野菜だくさんでおかずも食べるよう伝え、
ヘモグロビンエーワンシ―を下げていきましょう、と毎日の夕食でご利用スタートとなりました。

お電話でご様子を聞くと「最初は味薄く感じたけど食べなあかんしな」といつも頑張っておられます。
なかなか血液検査をされていなかったのですが、この8月ようやくされました。

配送員から「U様、検査して数値高いって言ってはんで」と連絡がはいり、
「あれ?あんなに頑張っているのに?!」と、すぐにU様に電話をして、訪問しました。

検査表を見せていただくと、ヘモグロビンエーワンシ―は7.2%。悪玉コレステロールは範囲内に。
下がってるじゃないですか!とほっとしました。
「6.5%以上だから先生に高いって言われてなぁ・・」とU様はまだ不安げ。

確かに6.5%以下がコントロール良好と言われる数値です。
が、下がっているのは、U様の努力の成果ですし、喜びましょう!
それでもうちょっと、続けて、もうちょっとさげましょう!

でもちょっと気になるのが、バランスです。
お昼はお茶漬けのみ・・はやめておられましたが、ごはんと納豆のみ・・にしているとのことでした。
実は体重も減ってな、とU様。
この暑い夏、栄養状態が悪化して、脱水や熱中症になってしまったら、もともこもありません。

昼にも野菜を足しておかずも食べていただくようお伝えしました。

U様「そうか、食べた方がいいんやな、ありがとうな」と納得。
大分と不安も解消された様子。
これでまた様子を教えて下さいね★
と部屋を後にしました。

利用者様からの、「ありがとう」は、この暑さ、走ってきて来てよかったなぁ、と思わせてくれます。
不安があればいつでも喜んでお聞きします。解消のお手伝いさせていただきたいです。

明日からも、走りますよ!


管理栄養士 宮川曜子

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」