食事療養のサポートを現場から発信

母子共に健康で☆

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
ポカポカ陽気っていう良い表現ができる温かさでなく、かんかん照りの毎日ですが、最近バイクで走る中、眠くなることが多くて危険です。
注意して走らないといけませんっ!!


さてさて、先日土曜日に担当しているクリニックさんでの栄養指導で、妊婦さんが来られました。
他の病院の産婦人科に通院されていて、「血糖値が高いと言われて…」と。
詳細を確認すると、朝食後の血糖値が140。
空腹時の血糖値で70~140が良いとされているのですから、本来であれば何も問題ありません。
しかし、そこで「血糖値が少し高いですね。食事に注意しないとダメですよ!」と言われたそうです。
それから気にされるようになり、食事制限を自分自身で始められました。

しかし、つわりの時期と食事制限とが重なり、8㎏ほど体重減少をされていました。
18週目だというのに、あまりお腹の大きさは目立ちません。ふつうは10㎏弱ほど体重が増えて当たり前の時期です。
医師からは1600~1900kcalという指示量が出ておられる中、推測ではありますが、1000kcal程度しか食事摂取されていませんでした。

これではいけません!!
何てったって、今はお母さん1人の身体ではないんです!!
誤った食事制限はやめるように伝え、血糖値を上げないようにと炭水化物を控えておられたため、1つ1つの栄養素の役割を伝えました。
 ①ご飯・パンなどの炭水化物:エネルギー源になるもの
 ②肉・魚などの蛋白質:血や肉になるもの
 ③野菜・きのこ類などのビタミン・ミネラル:身体の調子を調えるもの
1つでも欠けてはいけません。3つのお皿を揃えて、バランス良い食事にされると良いですよ。


今回栄養指導に来ていただいたことで、赤ちゃんのことも考えないといけないこと、バランス良く食事を摂ることの大切さを感じていただけたようです。
よかったです!もっと早くに出会っていたかったです。
でも、今からでも遅くないはずです!
お食事の大切さを理解いただき、お母さん・赤ちゃん、母子共に健康が1番☆
お母さんのお腹の中で、すくすく育って、元気に生まれてきてくれることを楽しみに待っています♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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