食事療養のサポートを現場から発信

劇的★ビフォーアフター

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
朝夕めっきり涼しくなってきました。
季節の変わり目で、風邪をひいている方も多いです。
昨日訪問した方も風邪気味でした。
高齢の方は風邪が悪化して入院、何てこともありうるので、私自身も体調管理して風邪菌をうつさないようにせねば!と思います。

さて、栄養コントロール食を利用してくださっている方の中には、ゆっくり数値が改善する方、なかなか改善しない方、維持期の方、様々おられます。
その中で、この3ヶ月で、劇的にご病状が改善した方がおられます。

N様、40歳台、男性、糖尿病。
今年6月、のどの渇き、体重減少、ストレスで、病院を久しぶりに受診した時に、『糖尿病』と診断を受け、即教育入院をされました。その退院後です。

本人は仕事の為、奥様との面談でした。
お部屋の中にはおもちゃや落書き帳。
昼間なのでシンとしていますが、夕方はお子さんが帰ってきて賑やかになるんだろうな・・と想像されました。お聞きするとお子さんは幼稚園から小学校までなんと4人!

奥様は、私じゃ糖尿病の食事なんて作れないから・・と、勉強の為はーとを利用したいとのことでした。
でも子供もいて金銭的にも不安なので、配食の継続はちょっと・・、本人も食べるか分からないし・・と迷っておられました。
ちなみにヘモグロビンエーワンシーをお聞きすると、
“え?何ですか?ただ血糖は400とかいってたような気がします”とのこと。
かなりコントロールが悪いけれど、まったく病識が薄いと感じられました。

そんなこと言ってる場合じゃないですよ!年齢もお若いですし、子供も小さい、一家の大黒柱のN様に合併症が出たら、生活できなくなってしまいます。

奥様に、合併症の怖さを説明し、配食は夕に週5回、なんとか1ヶ月は継続して様子を見るようにお願いしました。そして仕事のストレスから飲んでいた清涼飲料水や、お子さんといっしょに食べるお菓子をやめるように伝えました(病院でも言われているので、多分大丈夫と思いました)。

その後1度訪問し、時々お電話をしていくうちに、奥様も合併症の怖さを理解され、病状を気にかけるようになってきました。ヘモグロビンエーワンシーも気にされるようになりました。

そして3ヶ月。
入院時ヘモグロビンエーワンシー14%(めちゃくちゃ高いです)だったのが、8月9%→9月6%に。
劇的に減少しました!
配食以外の部分(清涼飲料水やお菓子)でも、もちろん気を付けられたおかげです。  

お薬の効果もあると思います。
が、正直こんなに下がるとは・・!!とおどろきです。
奥様もとても喜んでくださいました。
私もうれしいです★

結果で配食の頻度は減らす事にしましたが、油断は禁物です。
もうちょっといっしょに食事療養のお手伝いをさせていただきたいと思っています。

この方の例で、意識して行動にうつせば、効果は絶対にでる、と確信しました。
意識するだけでは効果は出ないので、その行動を起こせるよう、プランをたてて導くのが私の役目と感じます。

もっともっと喜んでもらえる人を増やしていけるよう精進せねば!

はーと&はあと 
管理栄養士 宮川曜子

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