食事療養のサポートを現場から発信

気づいた時が、スタートです★

こんにちは、京都の管理栄養士の辻本です。
雨が降る度に、どんどんと寒い季節が近づいてきましたね。
私の中では、この季節は同窓会の季節です♪先日1年振りに懐かしい顔と集まってきました!


さてさて、先日糖尿病のU様の自宅へ訪問してきました。
電話で受け付けたカスタマーセンターからの受付表には、「久々に眼科に行くと、眼底で3ヶ所出血しているため、コントロールが必要と言われた」と記入されていました。
受付表を見て、あぁ…糖尿病の合併症で網膜症になられているんだなぁ、と感じました。
生年月日を確認すると66歳。まだまだお若い!これ以上合併症を進行させないためにも、ぜひサポートさせていただきたいと訪問しました。

訪問すると、U様も奥様も、食事療養に意欲的!
今までは朝・夕のほとんどは奥様が調理した食事で、昼はお総菜屋さんのお弁当を食べておられます。お昼は、金額が変わらないからとご飯は大盛りにされていました。
医師からは、ご飯は250gまでと言われていて、1年半前までは計量されていたようですが、今では目安量で食べておられます。

そういえば、昼は自宅のご飯と比べると少し多いかなぁとU様。きっと300gほどは食べておられると思われますよ、と話すと少しビックリしたように、そうかもしれない!っと。
おかずは油物やお肉類を選ぶことが多く、野菜不足にも気づかれています。
ご飯だけで約480kcal食べていると考えられるので、おかずも含めると800~1,000kcalは食べておられるようです。
他にも夕食後の菓子類など、控えた方が良いだろうということも、気づかれています。

私が訪問させていただく1週間ほど前から、食事に気を付けないとなかなか血糖値が下がらないんだなぁと実感され、少しずつ実行に移そうとされている所での、配食ご利用です!

まずは、5分程度で食べ終えてしまわれる食事を、『野菜からゆっくり噛んで食べるようにされ、夕食後のおやつをやめること』『お昼のご飯の大盛りはやめ、自宅でもご飯量の定期的な計量すること』を勧めました。

意識から行動へ移す!気づいた時がスタートです★
そして、それを継続していきましょう!!まずは1ヶ月から。
具体的な目標設定を設けて、目標クリアの喜びを一緒に分かち合えるように、サポートさせていただきます☆


この仕事をしていると、自分の反省点・課題が日々たくさん出てくることを実感しています。
利用者様や関係機関の皆様から教えていただくこと・気づかされることも多々あります。
私も気づいた時がスタートです★がんばっていきますっ!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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