こんにちは、京都の管理栄養士の辻本です。
もうあと1ヶ月ほどで今年も終わりなんですね。まだまだ実感がありません。
師走の季節、走りますっ!!
さて、皆さん「菊芋」をご存知ですか?
糖尿病の方はご存知の方も多いのではないでしょうか。
デンプンを主体とする芋類とは異なり、デンプンはほとんど含まず、「菊芋」の60%はイヌリンという食物繊維だそうです。
イヌリンは糖でありながら極めて低カロリーで、尚且つ一緒にとった別の糖の吸収を阻害する力もあります。だから、菊芋は天然のインスリンともいわれているんですね。
先日に栄養指導先のクリニックの患者様が持ってこられたとのことで、看護師さんもどうしたら良いのか…と思われていたところに、通りすがりの私が。
「聞いたことはあるけど、実際食べたことはないですねぇ。」なんて話しをしていたら、「持って帰って作ってみたら?」と。
そんなこんなで持ち帰り、…さてどうしようか?
調理方法が書かれていたのですが、やはりそこはO型。調味料は手加減ですっ。
「菊芋のきんぴら」と「菊芋のポトフ風」を作ってみました。
写真を撮り損ねましたがちゃんと作りました!
感想としては、食感が最初は不思議に感じましたが、結構おいしかったです。同じ芋類でいうと、じゃが芋やさつま芋より、長芋の方が食感が似ているでしょうか。
見た目は生姜のようにゴツゴツしているんですが、食べるとやわらかくて、調理時間も短くて済みました。
今回は鍋で煮ましたが、レンジでも簡単調理が可能なようです。
実際の効果はわかりかねますが、糖尿病患者さんが気になっておられた「菊芋」について、調理して食べてみることで、よりよくわかったので、よかったです。
『百聞は一見にしかず』と言いますが、よく学生時代の先生が言われていたのが『百見は一験にしかず』
本当にそうだなぁと、仕事の中でも日々実感しています。
上手に撮れなかったですが、先日ライトアップでは色付き始めた紅葉が真っ赤でキレイでした♪
友達とおみくじも。あと1か月の運勢…「大吉」でした☆
はーと&はあと 管理栄養士 辻本 実希