食事療養のサポートを現場から発信

この流れを断ち切らなければ!!

こんにちは。管理栄養士の藤本です。
12月も半分過ぎました。
一歩外に出ると、たくさんのクリスマスツリーやイルミネーション☆
街はクリスマスモード全開ですね!
その前に忘年会!
今年は私とカスタマーの廣瀬さんが幹事に大抜擢っっ。
盛り上げなければ!と今からいろいろと考えています(^^)v

さて、先日訪問したU様。
週3回、透析をされている、男性の方です。
はーとの配食を始めていただいてからちょうど半年ほど。
訪問したときは、ちょうど受診日だったそうで、娘様も本人様宅におられ、3人で最近の血液検査や食事の内容を確かめました。

透析自体は順調で、変わらず3時間で終わっているそう。
体重は先生から言われている体重をややオーバー程度。
水分制限は看護師さんからも厳しく言われているそうで、家でも守っておられます。
ただ気になることが…。

訪問したときは、いつも「これは食べていいのか?これは塩分多いのか?」といろいろ聞いてくださるU様。
このときは「はーとの食事は次の日まで残してもいいか?冷蔵庫入れといたら大丈夫やな?」
(U様へは夕食をお届けしています。)
…U様、それはダメです!
夕食の消費期限はその日の20時まで。
それも大事ですが、それよりも、配食を食べなければ何を食べるのですか??
これには娘様も苦笑い。

実は、最近、近くの魚屋さんで鰻や鯖寿司などを買って食べているそう。
さらには、大好きなラーメン。

U様の透析の病院では、透析後に食事が出るのですが、
その食事に最近飽きてこられているのか、「あれは美味しくないから半分くらいしか食べてへんのや」。
すかさず娘様が「それを食べないからお腹すいて、帰ってから好きなものばっかり食べてたら意味ないでしょ」
・・・その通りです。
透析先の食事は食べず、帰ってから買い食い、その結果夕食の配食が食べられない。
という流れができつつあるようです。
これはこの機会にこの流れを断ち切らなければ!!

このあと、娘様と2人で、配食はその日の夕食として食べること、そのために透析の食事もちゃんと食べて帰ってくること、を説得しました。
魚屋さんのお惣菜は、たんぱく質と塩分のオーバーにつながります。
身体には毒素が溜まり、塩分過多は体重増加に。
せっかく週3回、3時間で順調にいっている透析が、このまま好きにしていたら時間が長くなってしまいます。
さらに、ついつい増えてしまっているラーメンについても再度忠告。
(前からの約束で、大好きなめん類やみそ汁は、娘様管理の下、「週末のご褒美」=週1回の楽しみにしてください、とお願いしていました。)

わかってるんやけどな~、とU様。
私にこんな事をおっしゃいました。「毎日こうやって注意してくれたら、あかんな、って思うんやけどな」と。
確かに、お一人暮らしだと余計に、誰も見ていないし、今日だけはいいや、となりがちです。
でも、その「ついつい」がいつのまにか習慣になってしまう可能性大です!
U様、さすがに毎日私からお電話するわけにはいきませんが、
こうやって時々チクリと忠告をしに参りますので、なんとか、約束、守ってくださいね☆


先日行った、地元のクラブハリエのパン屋さん。
きのこのキッシュとカフェラテ☆

美味しかったです~(*^_^*)

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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