食事療養のサポートを現場から発信

血糖値が見えにくい

こんにちは。北摂の栄養士の島田です。

今年のブログもあと数回、また1年が終わろうとしていますね。
かわらずバタバタした1年だったようにも感じますが
いい締めくくりを目指して最後のラストスパート中です。

さて、秋から新たに高槻の方の相談も担当をさせていただくことになり
先日ご挨拶兼ね訪問に伺いました。

前任のそのまた前任のことから、はーとをご利用のK様
インスリンを打ちながら血糖管理をされもう数年以上になります。
最近はなかなか血糖が落ちつかないようで
先生からも「180だったらO.K」とやや高めの
設定で療養されています。
夕食だけ配食をとられ、昼は自炊しているようですが何を食べているのでしょうか?

伺った日は、あまり体調がよくなかったようで
外出の予定をキャンセルされ部屋でゆっくり横になっていました。

雑談しながら最近の血糖の具合を聞いてみると
200を超えることもままあり、大変と・・・
夕食とっているのに、なぜか夕食前が高くなってしまって
せっかくとっているのにねぇ、とこぼされ
(Kさん、それは昼食に問題があるからです。夕食関係ないよ。昼何食べてんの?)
するとK様
「それに最近、血糖値がうすくなってきて読みづらくて測るのも億劫なのよ」といわれ
「ちょっと、機械みてくれへん」と
血糖測定器を直して欲しいといきなりのむちゃぶり。

(え!測定器のことはちょっとわかりませんよ、、、
 病院でみてもらったほうがいいのでは)と思いつつ
 わかる範囲でちょっと見ましょか。と見せてもらうと
画面がうすくなっていて、非常に読みづらい状態でした
「Kさん、これ電池がなくなってきてるんじゃないですか?
 結構長く使われてますこの測定器、電池交換されたことあります?」と聞くと
「去年か今年の始めから使ってると思うけど電池なんか交換したことない、
 電池が原因なん」といわれ奥から単3を8個、単4を2個持ってこられました。
これ、単4なんで、この2個でちょっと交換してみましょうか。
と、交換してみたところ、はっきり・くっきり写るようになりました。

「わ~はっきり見えるわ。ありがとう。よかった~
 もう、ずっと見えづらくて計りにくかったから、
 測定器の交換だけにまた病院いかなあかんかと思ってたわ。助かったわ」と、
とても喜んでいただき恐縮です。(電池交換しただけですが)

もちろん、そのあと昼にうどんや菓子パンなどを食べている時を聞き出し
乱れた食生活を直してもらうようお願いして訪問終了となりました。

食事だけじゃなくて機械の不具合で療養への不都合が生じる場合も
あるんですね!(レアなケースでしょうが)
きれいに見れるようになった測定器でいい結果がでるよう
フォローしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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