食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

毎日寒いです!皆様、風邪やインフルエンザ、大丈夫ですか?
バイクに乗っていても風が冷たくて、手先足先が凍りそうです。
今年もついに足の指に霜焼けができてしまいました…。

さて、先日訪問した新規の利用者様。
糖尿病、女性の方です。
近所のご友人がはーとの食事をとっていてくださり、その利用者様から聞いて、と連絡くださりました。

糖尿病だと伺いましたが?と話を切り出してみると、
検査の結果や薬の表など、いろいろと見せてくださりました。
その検査の表を見てびっくり!!
HbA1cが10%超えていました!
思わず「HbA1cものすごく高いですよっ」と驚きをそのまま伝えると、
「そうやねん。こんなに高くなったのは初めてやけどな。お正月に外食多かったしね~」とあまり危機感はない様子。
糖尿病歴は10年ほど。
これまで入院はなく、特に栄養指導なども受けたことはない、とのこと。
残しておられた1年前の血液検査をみるとHbA1cは6~7%台。
1年で徐々に徐々に上がってきたようです。

ご友人からの紹介のおかげでせっかくはーと&はあとと出会っていただけたのですから、
ここで私が頑張らなくっちゃ!

カバンの中からわかりやすい資料を取り出し、
糖尿病の合併症のことや、血糖コントロールの目安についてなど話しました。
合併症については話には聞いてる、と。
今のところ合併症はでていないようですが、病歴も長いこと、ご家族様も糖尿だったこと、そして何よりこのままの血糖値ではリスクがかなり高いこと。
いろいろとお伝えした後に、食生活について聞いてみることに。

食事は自己流ですがいろいろ気をつけてますよ~、と言っておられましたが、
なるほど。野菜はたっぷり食べておられ、栄養バランスの偏りはあまりないようです。
でも、間食はどうですか?の質問には、ちょっと困り顔。
ご家族様が来られたりする時には、おまんじゅうなどの差し入れがあるとのこと。
またちょっと口寂しい時に、とおかきの袋もありました。
さらには果物がお部屋にたくさん。
バナナ、りんご、キウイ、みかん…。
ご家族様の差し入れについてはやめてもらうように伝えているとのことなので、ひとまず安心。
今回は果物を指摘させていただきました。

果物は大好きなの。
…その気持ちはよくわかります。
でも、今は血糖コントロールを優先させましょうか。
まずはHbA1cを8%未満に下げること。
これをクリアするまではひとまず果物と甘い物は我慢、と約束しました。
血糖値が下がってきたら、果物の中でも血糖値を上げにくいものを選んで、量もこれくらいというのを私が伝えますからね。
それまでは頑張りましょう☆

この利用者様はまだまだ始まったばっかりです。
結果が出るように、私もできる限りのサポートをしていきたいと思っています。
食事の制限というとどうしても食べたいものが食べられない!と泣きたい気持ちになってしまいますが、
食べたいものを食べるには何に気をつければよいか、をお伝えしたり、
お一人お一人の希望も叶えていけるような相談ができればいいなと思います。
(もちろん、ダメ!ということも大切なので、時には厳しく・時には優しく、ですね☆)


先日の大雪のあとの我が家のお庭

またまた雪国自慢です(笑)

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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