食事療養のサポートを現場から発信

薄味にもだんだんと慣れられます!

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

もうすぐ3月…とはいえ寒い日が続いてますね。


今日は心臓疾患の利用者様の話をしようと思います。

出会いは3ヶ月前。
心不全で入院されて、退院の時に紹介があり病室に訪問しました。
付き添いはお孫様。
ご病気のことや食事のこと、色々お聞きしましたが、「病院の食事は味がない…」と。
漬物、佃煮は大好きで、基本的に味が濃いものがお好み。
お孫様からはご飯もたくさん食べてたし、食事はめちゃくちゃですとのこと。

大丈夫かな…
と少し心配になりながら、でもせっかく病院で薄味で適量の食事に慣れてこられてるところだし、と塩分6gの食事で頑張りましょうとお話しました。

入院中にむくみがとれて8kgほど体重がおちたとのことだったので、
目標は体重45kgをキープ。
そのために、
配食にはかけ醤油などしない、漬物や佃煮はやめる
を頑張っていただくことにしました。


退院から1週間、1ヶ月、お電話するたびに醤油はかけてないし、味が薄いのは仕方ない、諦めてる、と言っておられました。

そして先日、スタートから3ヶ月なので訪問して話をききました。
体重は45kgでキープ。
血圧も毎日計っておられ、少し高めではありますが140~150のあいだとのこと。

薄味にもだいぶ慣れたわ、と言ってくださり、退院してから漬物とかも食べてへんよ、と。
今ではちょっと外食しても味が濃く感じるようになったとも言っておられました。

むくみもなく、体調もよいとのこと。
塩分控えめを頑張っておられるからこそですね!と私も嬉しくなりました。

その利用者様から相談が。
入院前はご友人と外食もされていたようですが、今はそれも断っている。
たまには食べに言ってもいいかなぁ?と。
うどんを食べに行くことが多いようなので、
それなら汁は絶対に飲まないなどして、なるべく塩分が控えられるように工夫をお伝え。
それならお寿司も醤油つけへんかったらいいかな?とちょっとお顔が明るくなった様子。

毎日配食ばかりは飽きてもきます。
たまにはご家族やご友人との外食もOK☆と私は思います。
その時に少しでも減塩できるようにどんな工夫ができるのか、
一緒に考えるので、いつでもご相談くださいね!


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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