食事療養のサポートを現場から発信

フィールドは『在宅』

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
まだ雪が吹雪く日があるなんて?!油断してると風邪をひきそうですねっ!
そんな中、先日に少し春を感じてきました♪最近ブログによく出てくる果物です。
その後はこの子がお出迎え。奈良へ行ってきました。
  


さて先日、長野県の大学のF先生が京都まで足を運んで下さいました。
松政さんを訪ねてだったのですが、ブログにもステキな写真が載せられていましたが、新婚旅行中だったため、私が対応させていただきました。

配食という教材を用いた、私たち管理栄養士が関わる業務や、在宅での食事療養の現状などをお話しました。
岐阜県の配食サービスで、はーと&はあとと同じように、管理栄養士が関わる事業の中で、模索中とのことです。
F先生も、同じ管理栄養士ともあり、共感できる所や、勉強になる所もありました。

F先生が1番心配されていたのは、医師の指示箋がない中での栄養相談や、お届けする食種の決定。
病院という枠内であれば、医師からの指示箋は必須ですが、私たちの食事療養をお手伝いするフィールドはあくまでも『在宅』です。
医師から食事制限の指示をもらっている患者様はおられます。しかし、もちろん指示はあるけど、覚えていない方・守れていない方もたくさんおられます。
特に在宅では甘えやわがままが出てしまうものです。
医師の判断で、なかなか療養できないだろうからと、諦め半分(?)なのか、具体的には指示されない場合もあります。
そのため、担当の管理栄養士が利用者様の指示内容を把握できていないことも少なくありません。
また利用者様の検査数値の把握ができないこともあります。

でも、だからこそ、『在宅ならでは』の相談にのる必要があるのだと思っています。
具体的な医師の指示や現在の病状が把握し兼ねる点があったとしても、はーと&はあとの食事を利用されるということは、一歩療養への意識の芽生えです★
その気持ちに答えないとっ!

指示量が把握できなければ、入院されていた時の食事内容や管理栄養士からの指導内容、利用者様の身長・体重や、年齢、
あとは、やはり普段の食生活のスタイルに沿って、お届けする食事内容を決め…、
『まずは始めてみましょう!!』です。
それにあたっての不安を感じる点はもちろんありますが、なんせフィールドが『在宅』なんですから、始めてみないとわからないことも多いです。
その初めの一歩の踏み出しと、継続をお手伝いしていければなぁと思っています★

在宅ならではの食事療養に関与される管理栄養士が、はーと&はあと以外にもおられることは大変喜ばしく、嬉しく思います!
F先生には利用者のS様の栄養相談にもご同行していただきました。
足元の悪い中、遥々京都まで来ていただき、大変ありがとうございました!!
この場を借りて、お礼申し上げます。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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