食事療養のサポートを現場から発信

血糖値を下げる作戦会議

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
とても暖かくなったのですが、花粉症の私はこの時期、つらいです。

先日、以前、8年前に1週間だけ利用のあった利用者様宅へ、食事が必要との
依頼で訪問してきました。随分前なので利用されたことがある事は覚えてられませんでした。

70歳代男性、糖尿病、独居、性格、温厚、几帳面。
つい最近まで、骨折で入院されていて退院となられました。
そこでの食事がはーと&はあとがお届けしている病院でした。
入院前は血糖値がいつも200mg/dlを超えていたそうですが、入院中は110mg/dlまで下がっていたとの事。
「運動もしてないのに不思議やわ~不思議やわ~。」と連呼。
「血糖値が下がったのは入院中の食事ですよ。
入院前はどんな食事をされていたのですかね?もしかして、お1人暮らしなので外食ですか?」と私。
「そうそう、よくわかるんやね。毎日外食。でもな、寿司とそばとか、天ぷらうどんとかやで。身体にはいいやろ。」
「その毎日の外食が血糖値を上げてますね。野菜もかなり不足ですね。」
「うそーそうやったんや、全然知らなかったわ。外食か・・・野菜も食べてないな。
今日、話ができてよかったわ。
退院してからは、血糖値が上がるのが怖わくて、いてもたってもいられんかった。
病院の先生に聞いても、上がらないように頑張れ!上がるとインスリンやぞ!
としか言われないしどうしたらよいかわからんかった。」
その後、血糖値を下げ合併症にならないように作戦会議をしました(笑)
面談の始めは、夕食を週4回利用するとおっしゃっていましたが、
昼食も毎日お届けする事になりました。
とっても、やれやれという表情をされ私も嬉しかったです。
管理栄養士にとっては、あたり前の事でも深刻に悩んでられる事も多々あります。
療養のお手伝いをさせていただきたいです。
『食事の威力』と『私の存在』を様々な方に伝えていきたいです。


はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

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