食事療養のサポートを現場から発信

やっぱり家が一番★

こんにちは。
京都管理栄養士の宮川です。
新緑がきれいな季節ですね。ツツジも咲き乱れて、きれいな季節です♪
バイクで走るのも気持ちがいいです。
この調子だとあっという間に夏になってしまいそうです!


さて、先日行った新規の方。
病院への訪問でした。

M様、70才台の男性。奥さんと一緒に面談です。
5か月ほど入院されていて、やっと退院です。
糖尿の血糖管理の為、というのが利用理由です。奥さんは、別居中なので、食事準備はすべてご自分です。

でも、面談中、終始お元気なさそうな顔、「いやいや、帰ったら自分でできるよ」と、私の話にもあまり乗り気でない・・

お届けは夕食だけなので、朝昼の食事内容もお聞きしたのですが、「う~ん、ふうん」と、奥さんもごめんねぇ~という感じになり、話しが進みませんでした。

入院中、HbA1cは6%台に下がっていますが、在宅に戻ってから8%台に戻らないように食事相談にのらないと、と思いつつもどかしい気持ちでした。


そして、退院のその日。
紹介元のケアマネさんに、担当者会議に呼んでもらいました。

M様、病院にいた時と、ぜんぜん違いました。
表情も明るく、話もはきはき。
退院でばたばたして、ちょっとお疲れの様子もあったのですが、服装もしゃきっとして、なんとなく顔色も良くなっているように見えました。

食事の話も、ケアマネさん、奥さんといっしょに、「また病院に戻らない為に、栄養士さんに指導してもらうんだよ!!朝は何食べるの?昼は?!」とうるさく(?!)言ったところ、ぽつぽつと、聞く事ができました。

おかげで、『朝食の味噌汁の味噌は、インスタントの1袋だと塩分が多いので、半分に!』『野菜なければせめて野菜ジュースを先にとって!果汁入っているのは血糖上がるので、野菜100%で!』とアドバイスすることができました。

奥さんによると、人に言わずに、昔からご自身で自由に出かけたり、勝手に物事をすすめていたり、という性格のようです。
M様は、こちらから、病状や食生活を把握するようにしないといけない方だなと感じました。

「検査表もちゃんと私たちには見せてね!」「通院は月1ね!」と、しっかり皆で確認しました。
よかった、これでケアマネさん、奥さんとも、しっかちタッグが組めました。

自宅でくつろぐ、M様の明るい顔を見て、再入院させたくないと思いました。
入院中の顔より、今の顔の方が、素敵です★
やっぱり自分の家が一番。
これからしっかりサポートさせていただきます!!


ゴールデンウィークに、高槻ジャズストリートに行ってきました♪
プロの方以外も、すごい熱演で、感動の嵐でした。
パワーをいっぱいもらいました!

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管理栄養士
宮川曜子

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