食事療養のサポートを現場から発信

安心してもらえるように。

こんにちは。
管理栄養士の宮川です。
今日から6月にはいりましたね。はやいものです。

さて、5月は、宇治方面に行く事が多かったです。
ヘルパーさんの勉強会や事業所の試食があった事もありますが、新規のお客様のところへも行きました。

その中の1人、K様の話です。70歳台の男性の方です。
カスタマーセンターで電話を受けた時、とっても不安そうな声でした。
「妻が亡くなったばかりで食事の準備で困っている・・」

この人大丈夫かな?!と電話を受けたカスタマーは思ったようです。

すぐ翌日の朝イチで訪問することになりました。

私の両親は健在ですし、私自身はまだ独身なので、パートナーに先立たれる気持ちは、分かりません。しかも亡くなった直後です。きっと、とても寂しくて、悲しい気持ちになるでしょう。

「おはようございます。はーと&はあとです」と、K様宅に伺いました。
「お~待ってたよ、助かるわ」と、K様、出てきて下さいました。

まあまあ座って、と、挨拶もそこそこに、「お気になさらずに」という私の言葉にも関わらず、お茶の準備をして下さいました。

「妻がねぇ、お客さんが来た時は、まずこうしろ、と言っていたもんでねぇ」とK様。

当社の事は、ケアマネージャーに紹介され、奥様が健在の時から利用を迷っておられたようでした。

奥様が亡くなり、気持ちも、気力も、落ちこんでおられるようでした。

冷凍庫の中には、奥様がきれいにお肉やお魚をラップにつつんで保存している食材がたくさん。K様の好物も入っているそうです。

訪問中は、時々涙ぐみながら、奥様の想い出話しをて下さいました。

お食事は、冷蔵庫の食材も使っていきながら、1日置きでのお届けになりました。

「助かるわ、ありがとう、来てくれてありがとう」と何度も言って下さいました。
新規訪問では、話を聞き、栄養相談があれば栄養相談にのり、その方の不安をやわらげて安心させられるように、努めています。
奥様のことを私に話して、少しは安心してくれたでしょうか。


その後ケアマネさんと、話ができました。
「今は、奥様が亡くなられたばかりなので不安でしょう、
K様は、もともと感情がとても豊かで、あふれてしまう事もある方です。
様子見てあげて下さいね」とのことでした。

お食事のお届け時に、配送員からもお声かけし見守らせていただきます。
配送員とも、良い関係が作れればよいと思います。



画像が悪いですが、シナモンティー作りました。
シナモンを煮出して作ります。砂糖なしでも甘いですよ。
部屋の中が甘い香りになります~♪


はーと&はあと
管理栄養士 宮川曜子

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