食事療養のサポートを現場から発信

再開の電話

こんにちは。
京都の管理栄養士宮川です。

さて先日、現在お食事は停止中のご家族から電話がありました。
利用されていたのは、娘様。今は入院中でお食事は停止しています。
電話はお父様からです。お父様と2人暮らしです。

娘様は腎・心機能が低下していて、自宅で食事療養をされていました。
食事制限も厳しく、栄養相談の際は、すぐに調べられるように、いつも交換表を持っていっていたのを覚えています。

入院してから1年ほどたっています。
時々、どうされてるか気になっていました。

こんな電話でした。
「宮川さん、娘ね・・亡くなったんですよ、食事とても助かりました。ありがとうございます」

「そうだったんですか・・。
お若かったのに、頑張っておられましたよね。」

30代でした。病気をかかえておられましたが、温厚で思いやりのある方でした。
亡くなられ寂しいですが、お父様が私あてに、またお電話を下さった事はうれしく思いました。

お父様も高齢です。食事はどうされているのかなと思い、
「今食事はどうされているんですか?」とお聞きすると、
「実はねコンビニやスーパー、外食が多いんですよ・・」と。
確か娘様が食事を利用して下さっていた時も、自分の食事はそっちのけだった気がします。

奥様も亡くなって、お一人暮らしです。
コンビニや外食ばかりでは、バランスが悪く、塩分や脂質の摂りすぎが心配・・

娘様は蛋白・塩分調整の栄養コントロール食でしたが、普通食の健康バランス食もありますよ、とお伝えし、それならと、今度はお父様が食事を利用する事になりました。

その後訪問しお父様と直接話しました。
奥さん娘さんとも同じ病気で亡くされたそうです。

現在、趣味をもって、毎日とびまわっているそうです。
趣味の会で、先生もされていたり、練習にも忙しそう。

お父様は70歳です。今度は健康に、楽しんで生活することが、
亡くなったご家族も喜んでくれるんじゃないでしょうか。

しばらく後、電話してみました。
「届けてくれるし、バランスもよくてとても助かります」と言って下さいました。

健康バランス食を利用される方には、こんな方もいます。
コンビニ・スーパー・外食を続けていたら、そのうちなにか病気がでてくるでしょう。

早く気付いていただけてよかったです。
健康は食事からです★

左京区の蓮華寺に行ってきました。
新緑がきれいすぎます!中も緑がすごいんです。癒されました~


管理栄養士
宮川曜子

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