食事療養のサポートを現場から発信

二人で一緒に

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

先日配送員から報告がありました。
「カリウムのHがなくなったそうです!」と。
なかなかカリウム値が下がらなかった方です。
80歳代、男性、人工透析、要支援、奥様と二人暮らし。
耳がちょっと遠めのE様。

もともと、奥様が食事支度ができなくなり、このままでは、奥様が食事を食べなくなるとのことで息子様が心配され、スタートしたのがきっかけです。
でも、E様も透析治療を受けておられて、食事を気を付けないといけない方。
しかし、息子様曰く「親父は、なんとか自分で確保してきて食べてますから大丈夫ですよ。」と。
そう、コンビニのお弁当や近くのファミレスで大きなステーキなどを食べておられました。
確かに、食べておられるのですがね・・・・
コンビニの食事や外での食事は、どうしても塩分が多くなりむくみの原因になってしまいます。
また、タンパク源も多いため、リンやカリウムにも影響します。

ということで1日1回でも調整された食事をということで、一緒にスタートしたのです。
透析日は、その病院が用意してくださる食事を召し上がっておられます。

E様自身も、検査値とにらめっこしてくださいます。
特にカリウムについては、先生にも言われるからでしょう。
どの数値よりも敏感です。
だから、カリウムの多い果物や生野菜はしっかり、注意されています。
そのため、今回の検査値が良かったのかと思いますが、

ただ、奥様が残される健康バランス食をつまみ食いされることが多い・・・
奥様は、小柄でもともと食が細く、食事量にムラがあります。
全量摂取ができない場合は、バランスよく食べていただかないと栄養不足になります。
そして、残されたものを全部E様が召し上がられると・・・
いつもいつも伝えてます。

これからも改善していきたいところです。
どうすることが一番よい方法なのかも思案中です。
一度にとはいきませんが、お二人の食生活を見守りながら、ご夫婦一緒にサポートしていきます。

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先日休みに淡路島に行ってきました。
蛸懐石を食べました。とにかくタコ、タコ、タコ!
噛んでばかりで少し疲れました。
途中でちょっと違う料理にしたらよかったか後悔。でも新鮮で美味しかったです♪


はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

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