食事療養のサポートを現場から発信

話せる→食べられる→元気!!

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
蒸し暑い季節ですね。カラッと晴れた日には洗濯物もカラッと良い感じに乾いて嬉しいです♪


さて先日、高齢者の摂食・嚥下機能障害についての講習会に参加してきました。
実際の症例などを聞きながら、先日までデイサービスに食事見学に行ったことなどを思い返していました。

同じ食形態のものを食べていても、人によって、食べる量や速さが異なります。
また認知症の有無・麻痺の有無も異なります。
高齢者は特に個人差が激しいのです。

食べていただく食事そのものもそうなのですが、
食べる姿勢や食環境を整えること、介護者の協力、そして何よりも食事する本人様の『食べたい』の気持ち、
これらが重要なのではないかと感じます!

『食べる人は元気!』
そういえば、気分が落ち込んだ時は食べることもしんどいことがあります。
でも、例え胃ろうをしたとしても、また口から食べることもできるんです。
どうせなら“食べる楽しさ”を感じながら食べていただきたいものです★

また、『よく話す人は食べられる!』
食べる以外に、話すことも携わる口です。
しっかり口をあけて話すことができる人は、食べることができる可能性が高いようです。
何気ない毎日の会話が、とても重要なのですね!

そんな元気の源になる食事を扱う仕事です。
1つ1つ丁寧に取り組んで行き、『食べたい』の気持ちを増強できるようにサポートしていきたいと思います。


講習会では調理実習もありました。
最近では包丁を握ることも少ないですが、学生時代を懐かしく感じていました☆

  

(左手前から時計回りに)
まぐろのセレクル
おろし人参とカッテージチーズのサラダ
ミニトマトの甘酢漬け
コンビーフ缶のカレー
ささみのくずたたき緑和え ジュレ添え
やわらかごぼうの素揚げ
三度豆とズッキーニの素揚げ生姜醤油和え

切り方や調理方法により、どれもやわらかくする工夫を凝らした食事で、おいしく仕上がりました♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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