食事療養のサポートを現場から発信

自分達にできること

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

ロンドンオリンピック、最後のメダルラッシュも凄かったですね。
史上初や何年ぶりかのメダルなども多く、それぞれの選手の思いなどを聞くと、思わずうるっとしてしまいます。
真っ直ぐに頑張っている人の姿というのは、とても素敵です。

さて、先日ある利用者様の娘様からハガキが届きました。
先日グループホームへ入所された方です。
80歳代、男性、独居、高血圧、認知あり。
当初は、認知症はなく、高血圧のため、減塩食をお願いしたいとのことで、ご本人様の希望でスタートしました。
Drからは厳しい制限を言われたということではなかったのですが、ご自分の体のことをちゃんと考えたいのでとスタートした方でした。
ただ、ここ最近は、認知症が進み、娘様もサポートされていたのですが、お一人での生活が難しいということでグループホームへの入所が急に決まりました。
確かに食事の受け渡しにも不安があり、お届けしても食事を食べれていなかったりしました。
そのため、減塩というよりは、食事をしっかり食べてもらうということが目的になっておりました。
配送員も見守りを強化し、何かあれば、娘様やケアマネジャーに報告を行っておりました。
入所後は明るく、元気に過ごしておられるそうです。
ハガキには、ご本人様が習字で「楽しい」と書かれた半紙を片手に写真に写っておられる姿がありました。
そして、娘様より、「この日を迎えられたのは、皆様のおかげです。ありがごとうございました」と。
娘様にとって不安なことも多かったようですが、今、お父様が、明るく過ごしておられることでほっとされていることでしょう。
そういうこともあり、近況報告をしてくださったのだと思います。
在宅の利用者様は、その時々で生活状況が変化します。
そんな時、自分達ができること、するべきことをちゃんと考え、少しでもお役に立てればと思います。


はーと&はあと管理栄養士 松政千佳子

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