食事療養のサポートを現場から発信

周りを見渡せば・・・

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
急な雨降りが多かったですが、少し空も落ち着いてきたのでしょうか?
地域によっては災害でお困りの所もあります。予測できないだけに、予防策を立てておかないといけませんね。


さて先日、U様からお手紙をいただきました。
4年ほど前から、奥様の介護負担軽減のため、ご利用いただいています。
几帳面で神経質なU様。奥様は糖尿病のため、使用食材は「たくさんのものを少しずつ・・・」とバランス良く食事準備されていました。
しかし、奥様はアルツハイマー型の認知症・パーキンソン病などでもあるため、介護の方が大変で、食事準備に時間を費やすことが難しくなってきたようでした。
U様は現在80歳ですが、確か60歳代に奥様とご結婚され、ご病気を患われてからは、ずっと介護されているとお聞きしています。

現在、奥様は入所されましたが、良くお顔を見に行っておられるため、U様のみ食事利用は継続していただいています。
配送員にも奥様の様子をお話し下さることが多く、先日は「月刊誌に載るんです!」と伝えて下さっていました。

以前にも紙面に載られた際、男性の介護者のつどいなどもあるようで、奥様がご自身のことを理解されていなかったり、介護の辛さ・苦しみ、その中の少しの喜び・・・、そういった内容が書き記されていました。

今回は「施設入所させたことがよかった」という内容で載っていました。
当時の心身の疲れが溜まっておられる様子は、配送時にも感じとれていました。
1人で支えようと思うとしんどいですが、周りを見渡せば心強い仲間がたくさんいます。介護とは、皆さんに支え・支えられての日々なのだろうと感じた内容でした。

私たちも担当者会議の参加に声かけしていただくことが多く、利用者様の健康をサポートする仲間として参加しています。
食事を届けている会社で担当者会議に参加することは滅多にない、“はーと&はあと”の特徴だと思います。
参加することで、情報共有に繋がり、利用者様に一番適したサポートをみんな仲間で考える場に成り得るのだろうと思います!

今後も、お声かけ、お待ちしております☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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