食事療養のサポートを現場から発信

本人様も家族様も安心できるように☆

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

いつのまにやら11月。
紅葉のシーズンになりましたね。
私ももっと寒くなって外へ出たくなくなる前にと
いろいろお出かけしています☆

亀岡のコスモス畑☆


さて今日は長い間健康バランス食をご利用いただいている利用者様の話です。
長年、毎日の夕食のみをお持ちしていましたが、
この夏から昼食も追加になっています。

息子様もお嫁様もお仕事に出られていて、昼間はお一人になられるので、
お昼食は自分で買いに行っておられました。
しかし、認知症が進み、食べたことを忘れてしまわれ、
何度も買いに行って食べたりしてしまう、ということで、
お昼食もはーとでお届けとなりました。

夕食だけお届けしていた際は認知症でいらっしゃることに気づけませんでしたが、
夕食お届け時にはお嫁様が在宅だったからなのかもしれません。
本人様おひとりの時に昼食のお届けが始まってから、
不安定な状態でいらっしゃることがわかってきました。

時々、食事お届け後、「食事が届いていない」と電話がかかってくるようになりました。
毎日ということはありませんが、
ご家族様も迷惑をかけて申し訳ない、とお電話する度おっしゃっていました。

お食事をお届けしたという証に
食事につけている食札(日付とお名前が書かれた紙です)を
食べた際に箱に保管してもらう、という方法をしてみましたが、
食札を箱にいれ忘れてしまわれることがありました。

10月の末、お嫁様から昼食の停止の電話が入りました。
理由を聞いてみると、
「はーとにこれ以上迷惑はかけられない、心苦しい」とお嫁様。
昼食はどうされるのかの問いには、
14時頃お嫁様が仕事から帰られてからお昼にしようかと思うとのこと。

でも、これで問題解決とは思えません。
はーと&はあとは食生活の不安と不都合を抱えるみなさまのお役にたてるようにしたいのです。

そこでお嫁様に提案。
お届けした際に、表に配送員がサインとお届けした時間を記載すること。
これまでご自分で入れていただいていた食札を配送員が箱にいれさせていただくこと。
私自身もこれまでにない経験だったので、
他の栄養士やカスタマーセンターのみんな、そして配送員とも相談して、
これでやってみませんかとお嫁様に提案しました。
息子様とも話し合ってくださり、
上記の案でやってみようということになりました。

この提案に、家族様とても喜んでくださりました。
いえいえ、私も配送員もカスタマーセンターのみんなも一致団結して
本人様も家族様も安心していただけるように
精一杯させていただきます!

他にも利用者様の中には認知症の方はたくさんいらっしゃいます。
本人様もご家族様もきっと不安だと思うんです。
その不安を少しでも緩和できる相談員でありたいと強く思っています☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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