食事療養のサポートを現場から発信

絶対透析療法はいや!

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
とにかく、寒い!10月の3ヵ月予報で今年は「暖冬」とのことで安心してましたが
とんでもないです(泣)
後日、随分予報と違ってましたと、お詫びのコメントがありました。
トホホ・・・
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いたるところにクリスマス・ツリーが飾られてますね。毎年言ってますが、気忙しい。
が、きらびやかで好きです☆もう今年も残りわずかですね~


先日、利用者様の栄養相談訪問にいってきました。
60歳代、女性、慢性腎不全、独居、性格一見温厚そうだが神経質。
今回、受診後、病院の先生からの診断(結果、経過)を元に栄養相談して
欲しいとのことでした。
検査結果も見ながら前回の数値と比較してお話ししました。
この女性はとにかく、絶対透析療法だけは嫌!なのでなんとか食事療養で
数値を安定し続けたいとの希望です。ずっとおっしゃってます。
一緒に頑張っていくことを約束しています。
今回の受診では先生からたんぱく制限はしなくてもいい、
塩分だけしっかり制限しなさいとの事でした。本人様が思ってられる程、
腎機能は悪化していませんでした。
油断禁物ですが・・・
現在、本人の希望で一番厳しい腎臓食を毎日、昼食お届けしていましたが、
塩分調整食に変更する事にしました。
が本人様、少し心配なご様子。大丈夫かしら~大丈夫かしら~と連呼。
私はきっぱり「大丈夫です!」とお伝えしてきました。
もちろん、今後も経過をみながら数値が悪くなるようであれば、その都度、
食事内容を変更したり生活の見直しをしていきましょう♪と。
納得していただきました。
腎臓食はエネルギーをあげるため揚げ物の料理が頻繁についていたのですが、今後
あまりつかなくなる事をお伝えするととても喜んでられる様子でした。

同じ病状、同じ検査結果でも本人様へはいつも全く違う伝え方をしています。
本人の生活環境、病識の有無、食事療養への意欲、本人様の性格
等あらゆることを考えて、今、目の前の方が一番、食事療養を継続して実行
してもらえるようにお伝えしています。
とっても、難しいのですが、私達の腕の見せ所です♪
まだまだ小引き出しが必要です。
がんばらないと!

はーと&はと 管理栄養士 山村 豊美

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