食事療養のサポートを現場から発信

新たな気持ちで再出発!

こんにちは。京都の管理栄養士の宮川です。

1月も半ばですが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
公私ともども去年よりもっといい出会いがあるように、積極的に動いていきます!

今年のお正月は実家に帰ってゆっくりしてきました。
私は愛知県出身です。愛知といえば、モーニングが有名ですよね?
地元でお正月早々いった喫茶店でこんなモーニングを見つけました。

はさみ方が思いきった感じです(笑)。朝からボリューム満点!

さて、そんなお正月も過ぎ、はーとでの毎日が戻ってきました。

昨年12月に、急性胆嚢炎で入院されたM様。
80歳台、女性。肥満。糖尿病があります。
先週退院されることになりました。
入院前は、カロリー調整食をお届けしていたのですが、食事指示量が変わるということで、退院時の栄養指導に、娘様といっしょに同席させてもらいました。

栄養指導前、娘様と話していると、こんなことが分かってきました。

娘様:
「宮川さん、ごめんなさい。 (私:なんで謝るのかな??)
はーとさんの食事だけにしておいたらよかったのに、母が甘いものがすきでお肉も好きだからつい食べさせていたんです。」

M様:
「私もねぇ、つい月に2回くらいならと焼き肉にいったり、はーとさんの食事に唐揚げをつけたり、おかしも1個じゃおさまらなくて・・、食べてたんです。」

あらら・・
食べても1個くらいっていっていたのに・・

M様のご主人も糖尿で、利用してくださっているのですが、ご主人のHbA1cは改善してきていたのですが、M様自身はなかなか改善せず、体重も変わらないので、なんでかな?と思っていたのです。

娘様:
「せっかくお食事届けてもらっているのに、ごめんなさい。
この歳になって制限で、おいしいものが好きな母がかわいそうで。宮川さんに恥ずかしくて言えなかったんです。」

そうだったんですか。年齢のことを言われる方多いんですが、合併症が起こったときしんどいのはご本人なんですよ。

この積み重ねが原因で今回胆嚢炎になりました。

栄養指導の際の指示量は、1400Kcal、脂質30g、塩分6g未満。
病院の管理栄養士さんからは、脂質はかならず守るように、間食はしないこと、という言葉。

この入院でとても痛くてつらい思いをされたようです。
M様も、娘様も、とても反省されていました。
退院後は、再発しないよう食事療養をきちんとしていこうというお気持ちです。
病院の管理栄養士さん、M様、娘様、私でしっかり退院後の食生活を決めました。

退院後は、脂質制限食に変更し、頻度も増やしてもらいました。

配送員からは今のところがんばって食べていると聞いています。
でもなんといってもおいしいもの好きなM様ですので、嫌になってきていないか心配。
そろそろ電話してみます★
今度はかくさずに言ってもらえると思います。


新たな気持ちでスタートです!


はーと&はあと
管理栄養士 宮川曜子

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