糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
今年最後のブログです。
今年も本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
この年末、私の担当している方で入院される方が多いです。
検査入院や少し体調を崩してなどの理由ですが、年明けには元気になられてお戻りになることをお待ちしております。

さて、先日訪問した利用者様。
「ついつい食べ過ぎたことを反省されている方がいるので相談に乗ってもらいたい」と地域包括のケアマネージャー様から連絡がありました。

実は数年前にご利用いただいたことがありました。
ご本人様は「そうだったかな!?」と覚えておられなかったのですが、私は、家に行くと直ぐに思い出しました。
80歳代、女性、糖尿病。
現在ご主人様が入院中のため、お一人暮らし。

どうも半年前にご主人様が入院されてから、血糖コントロールが乱れだしたようです。朝が遅めになり、昼は簡単に済ませたり、抜いたり。
そのためか間食は増える。そして、夜も野菜不足。
また果物が大好き。訪問時もけっこう大きなカゴに果物が沢山入っていました。
そう、この時期に果物の摂取量が増える方多いです。
一日量を説明しました。この方は、一回に三日分は食べていました。
色々と自分の食事が乱れていることは反省されていたので、どういう所に注意すると良いかを説明して帰りました。
この方は野菜を食べること、果物の量を守ること、3食の時間も守ることです。
しかし、スタートして一週間後にお電話で様子を伺うと、ちょっと物足りないから自分で作ったおかずを足していると。
はーとの食事は一回の食事の目安量になっているため、この量を目安に満足できるようにしていきましょうとお伝えしました。
果物の量もまだまだ一回量が多いので、引き続き声掛けしていきます。
今までの量が多かった方や自分に合った量が分からなかった方にとっては、直ぐに慣れないかもしれませんが、自分に合った量や味付けを知ることは、とても大切です。
はーとの食事をその目安量に使ってみてください。

食べすぎには注意して、よいお年をお過ごしください!

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
街にはイルミネーションが増えましたね♪


さて、いつもお世話になっている土曜日のクリニックの患者様。
57歳・女性、M様。
来院されたのは、退院した次の日。高血糖で1ヶ月ほど入院されていました。

糖尿病と診断されたのは、1年前。
その時は療養していく必要性がわからず、意識されていませんでした。
それが、入院をきっかけにインスリン導入となり、「この注射を毎日打たないといけないの?!それは嫌!」という気持ちになり、療養しないといけない!っという意識に変わられたようです。

それからのM様、しっかり自宅で療養ができていて、素晴らしい結果に!
食事のバランスを調え、野菜→おかず→ご飯の順番に食べるようにされています。

HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)が、初回は10.3→7.5→5.9→5.6と改善★
正常値まできています!!

インスリンを打っているため、低血糖に注意しながらですが、
少しずつインスリンの量も少なくするよう指示され始め、先日は「ゆくゆくは中止しましょう」という言葉を医師から直接聞くことができました。
医師から直接M様に伝えて下さったことは、M様にとっても大きなことだったことと思います。

インスリン中止まで、あともう1歩!
これからも療養と良いお付き合いをしていっていただきたいです★


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クリスマスまでもうすぐですね!
あるドラマでやっていましたが、ポインセチアの花言葉は『あなたの幸せを祈る』だそうです。
ステキですね☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

寒さで体が縮みます。いままでは肩こりがひどかったのに
最近は腰にくるようになりました。腰の負担が肩にでると
いわれますが、その大元の腰が痛み出すとは・・・重症化している感じ。
慢性疲労を取り除くため、シャワーの頻度を減らして
しっかり湯船につかる生活スタイルに変えていこうと思います。

さて、先日、クリニックの先生からの紹介で
糖尿病の方I様に栄養指導に訪問してきました。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシーは)は6.0食後血糖が263で、
その他の検査は異常なし典型的に食後高血糖の方です。
一緒のマンションにお住まいのご友人H様も一緒に話を聞きたいと
おっしゃられたので、まとめて栄養相談をお請けしました。

I様、BMIは標準で食事量もサンプルでお持ちした
カロリー調整食1400の食事を見ても
「これよりご飯は少ないぐらい」と摂取量は多くない御様子
ただ、今年は夏場は暑さからこれまで続けていたウォーキングを
さぼりがちで、代わりにハーゲンダッツのアイスの量が増えていたと
ご自身でも原因をうすうす気がつかれていました。

しかも、就寝前の23時ごろに必ずアイスを食べていたようで
食後高血糖が見られるのもそのあたりが原因でしょうか。
I様からは
「夏は毎日食べていたけど、検査結果が悪かった後は止めているの」と
自己フォローあり。

夕食後の間食は禁止。ウォーキングの頻度を増やしてもらい
1食の食事は栄養コントロール食を目安に食べてもらうことをお勧めし
もちろん、野菜から食べてもらって炭水化物の多い、穀類と芋類を
重複して摂りすぎないこともお話しさせていただきました。


ご友人のHさまは、脂質異常症をお持ちで内服で数値は安定されている
ようですが、
「昔は卵はダメ、いかや貝類もダメって聞いたけど今は違うのよね」
と、コレステロールの多い食品が心配。でも食べても大丈夫?と不安が
あった御様子。

「卵やいか、貝類にはたしかにコレステロールが多いので食べすぎは
 ダメですが、いかや貝類にはコレステロールを下げるタウリンも
 多く含まれています。食べたから必ず上がるというわけではないので
 大丈夫です。ただ、一緒に食物繊維や抗酸化作用の高いボリフェノールを
 含む緑黄色野菜をしっかり摂らないと体から余分なコレステロールが
 排泄できないので、卵やいかよりも野菜の摂取不足にならないよう
 気を付けてください」とお話し
それぞれがお互いの気を付けるべき行動を確認し合いながら
チェックされていました。自分以外に気をつけて見てくれる仲間がいると
療養も長続きしますし、一緒に食事療養をスタートとなりました。
次の検査結果が楽しみです。

そんな私も明日は健康診断です。検便・検尿持参で
今年もすべてにA判定をもらえるようしっかり検査を受けてきます。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士松政です。
一段と寒さが厳しくなりましたね。
そして、あっという間に12月も半ばに。お正月も直ぐきそうです。

ある利用者Y様のお話。
80歳代、女性、糖尿病、脂質異常症。要支援、ご主人とのお二人暮らし。
一ヶ月半ほど前にケアマネージャー様から「先生から食事療養の指示があったができない人がいる」ということで訪問しました。
「膝の手術も控えているのに、本人はやる気なく、手術も受けなくていいとまで言ってるの・・・」と困った感じのケアマネージャー様。
そのためケアマネージャー様も一緒に訪問してきました。
ご主人様も血糖が高いことはご存知なのですが、なかなか厳しくは言えないと。
ご本人様はお肉、お寿司、お菓子が大好き。
ふら~っと出て行っては好きな物を買って来られます。
朝もしっかり食べ、食パンに大きなスライスチーズ、牛乳、ヨーグルト、ヤクルト、ご主人特製の野菜ジュースと言う名の果物ジュース、そして茹で卵。
昼は餅入りのうどんとバランスも悪く、夜は大きなステーキ。
その食欲にあっぱれと一週間の食費にもビックリ。

朝はご主人様が用意されているので、ご本人様の希望も聞きながら、固定の朝食を決め、買い物はヘルパー様がされているので、控えてもらう食品をケアマネージャー様から伝えてもらい、はーとの食事もスタート。
とりあえず、「一ヶ月後の診察までは頑張る!」を合言葉に、途中、食事の頻度も変えながら(変えると言うより止めてしまわれそうになられたので)、診察日を乗り切りました。

すると200を超えていた血糖値が100台へ。
HbA1c(NGSP)が、9.8→8.8へ。
先生からは、「この調子なら年明け1月には手術の話が進められる」と。
ご本人様もやはり結果が出ると嬉しかったようです。
ご主人様も朝食に野菜をプラスしてくださっています。
お昼のバランスはまだまだなのでこれからの課題です。
ただそうこうしているうちに、最大の難関が待ち受けています。
そう、お正月を乗り切らないといけません。
少し下がったので油断が出ないようにと大好きなお餅の誘惑があります。
お正月を乗り切るため、お餅の誘惑に負けないために、年末に再度連絡します。

ちなみにスーパーなどで売られている切り餅は1個50~55gで114~125kcalです。
2個でご飯小茶碗1杯分のカロリーがあります。
参考にしてください。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

11月も末になってきました。
山々がきれいに色づいていますね。
私は去年に引き続き、滋賀・湖東の金剛輪寺へ行ってきました。
あいにく時雨れていて青空ともみじ、という写真は撮れなかったのですが、
赤、オレンジ、黄、緑と移りゆく木々の色に癒されました☆


さて、今日は題にも書いたように、ある利用者様の家族様からの相談です。
糖尿病のF様、女性。
これまで、毎月血液検査の結果を見せていただきながら、
その都度お電話で栄養相談をしてきています。

F様はどうしても間食がやめられない!
毎回間食のパンの量やジャムの量、最近は果物を夕食後に食べないことなどをお話しています。
娘様との関わりは、私が担当してから初めてのこと。
お母様の食生活これでいいのか、と心配でお電話くださりました。

娘様からの話だと、朝昼夕の3食以外に、
毎日のように、午前・午後とも間食。日に5食している感じだとのこと。
うーん。
これまでも間食のことは本人から聞き、私も注意してきましたが、
午前中にもされていたとは...
実は話していてもなかなか実際のところを掴みにくかったF様。
娘様とお話することで情報共有することができました。
確かに夕食後に果物を食べることは控えてくださってるようですが、
間食のパンの量は変わっていません。

最近は検査の結果が順調だったので、頑張っておられるんだなーと思っていましたが、
実は薬の量が増えていたのかもしれませんね。
検査結果が良くなってるので私も油断していました。
反省です。

娘様とは、まずは午前中の間食はなしにしていただくこと、
夕食後の果物もなしに、と提案。
これからも、検査結果を見ながら、
本人様だけでなく、娘様とも時々連携をとってサポートしていきます!


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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