食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、カスタマーセンター 小山です。
10月に突入し、半期が過ぎました。
はーと&はあとでは、社員がそれぞれ個人目標を設定し、
半期毎に目標達成できたか否か振り返り、次の半期に向けて新たな目標設定をしています。
何事にも、動機があって、目標があります。
私の目標は4つあったのですが、
全ての項目で満足のいく結果が出せませんでした・・・。
なぜ、達成できなかったのか、課題は何だったのかをつきつめて、
次の目標を立てています。
「こうしたい!」という思いがあっても、
うまく表現できなかったり、イメージはあっても具体的に目標設定は難しい。
1人では、うまくかたちにならなくても、話あったり相談することで、
解決することがあります。
実際に私自身も、上司と話合ったことで、目標をより具体的に設定することができました。
何がいいたかったかと言うと、
はーと&はあとは、食事療養を目的としています。
「食事療養って?」「具体的に食生活をどう変えたらいい?」と、
意欲はあっても行動に移すまでの目標がわからない方も大勢いらっしゃいます。
そんな時、
はーと&はあとの管理栄養士が目標を設定し、行動へと導きます!
わたしたちの目標は、
「お客様の食生活をサポートし、食事療養のお手伝いをすること」です。
御食事に、不安・不都合を感じられたらいつでもご相談ください。
お待ちしております。

はーと&はあと 管理栄養士 小山 祐子

こんにちは、京都の管理栄養士の藤本です。

先日滋賀・信楽に行ったのですが、
もみじが少しだけ色づいていました。
所々でコスモスも見かけますし、秋らしくなりましたね☆

さて、今回は健康バランス食の利用者のお話です。
今日新規の訪問に行ったばかりの80歳の女性です。
ケアマネージャーからの紹介ではーとにお電話いただきました。

訪問の約束の時間の5分前に到着した私はインターホンを鳴らし待っていました。
しばらくして応答があり、玄関を開けていただきご挨拶。
すると腰の骨折で痛みがひどく、立っているのも一苦労の様子。
約束の時間までもう少しあると思ってたから横になってたのよ、時間がかかってごめんなさいね、と言ってくださりました。
いえいえ、こちらが少し早く来てしまったんです、すみません。とお話しながら、お部屋の中へ。

とにかく腰が痛くて、こんなことは初めてで、もうどうしていいのかわからないとのこと。
少し横になっていただきながらお話スタートです。

私がいちばん気にかかったのが受け渡しの方法。
かなりお辛い様子なので無理はしていただきたくない。
しかし、この利用者様のお宅はオートロックのマンションなので、どうしてもお届け時に動いていただかなくてはなりません。
配達の都合上、時間指定はお受けできかねますし、いつもぴったり同じ時間というのも難しい。
本人様にも焦って急いで動いていただきたくない。

そこで私から提案。
配達の5分程前に、配達員からお電話をいれさせていただいて、ゆっくり準備をしていただくのはいかがでしょうか。
それだったら横になっていても5分あれば動けるわと喜んでいただけました。
あとは実際にやってみて、無理が生じるようであればその都度相談していきましょう!

今日の方のように腰や足が痛くて動きにくい、という方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな方はぜひご相談くださいね!
ご本人様の様子を実際にお伺いし、ご自宅の様子も見ながら、
何にお困りなのかを話し合いさせていただくために、
私たちは利用の前に訪問させていただいているのですから☆

不安なことはいつでも言ってくださいね(^^)
私たち管理栄養士も、カスタマーセンターのメンバーも、配送員も、
はーと&はあとのみんなで、利用者様をサポートしていきたいと思っています!!

はーと&はあと  管理栄養士  藤本祥代

こんにちは。FFS事業部の柴田です。
さわやかな秋晴れ!今朝は、ランニングをしてきました。
運動するとご飯がおいしい♪
空腹は最高のスパイス★ですね!

さて、先日「認知症患者の嚥下」というテーマの講演を聞きに行ってきました。
認知症患者は徐々に増加しており、2010年で268万人、2012年では300万人になっています。
2030年には600万人(20人に1人!)と言われているそうです。
そして、嚥下困難な方は3~4割程いらっしゃるそうです。

認知症とは、「脳や身体の疾患を原因として記憶・判断力などの障害がおこり、
普通の社会生活が送れなくなった状態」で
アルツハイマー型、血管性、レビー小体型、前頭側頭葉変性症の4つに分けられますが
その4割程は原因不明といわれています。
それぞれ症状が異なるので、どの認知症かを判断することで、
認知症による食欲不振を改善することができるそうです。

例えば、アルツハイマー型は視空間認知障害があるので
食器の模様や机の模様が気になって食べないことがあります。
その場合、無地の食器に変えてあげたり、模様のないテーブルクロスをひくことで
食べることができる場合があるそうです。
また、レビー小体型の場合、薬に対して過敏になるので
服薬を減らすことで食欲が回復する場合があるそうです。


講演の中で、特に印象的だった事は
認知症患者は完治するものではないので、「治療」するのではなく、「支援」するという考え方が大切だということ。
治療によって患者様本人の機能が改善することを目指すのではなく、
ご本人様を支える周囲の人の意識を変えたり知識を与えることで、サポート環境を整える。
結果、ご本人様の生活をよりよいものにしてほしい、ということでした。


実は口から食べられるのに、食べられなくなったと判断されている方も多いかもしれません。
そういう方を支えるご家族の方のお力になれるよう頑張ります(^_^)/

管理栄養士 柴田満里子

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