食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

今年の梅雨は、大雨が降るか、カンカン照りになるか
とメリハリがある梅雨ですよね・・(^^;

昨日から梅雨の中休みのようですが
日差しが強く、かなり日焼けした気がします・・・

先日、ひょっこり顔を見に自宅へ寄ったMさま。

70歳代の糖尿性腎症の男性です。
コントロールはまずまず良好。
それもそのはず、奥さまが熱心に蛋白質の計算をしておられるのです。
はーとの食事は夕飯にご利用され、昼食は奥さまが
病院の指導時に渡された、蛋白質の一覧表を見ながら用意をされています。
そんなMさまのフォローは奥さまの相談相手と
奥さまにわがままなMさまにちょっとお説教をすることになります。

ご長男夫婦と同居されているMさまご夫妻は
忙しいご長男夫婦に代わって
中学生になったお孫さんの食事の用意やお世話をされています。

いつも、Mさまは横目でお孫さんのお弁当
(塾に持っていくようです)を見ながら
『こんなから揚げ、ワシも食べたいわぁ・・』

『よぉ言うわ、お父さん。揚げ物出してるやん』

熱心な奥さまを後目に
あれ食べたい、これ食べたいと仰るMさまです。

そんなMさま夫妻に
こんな風に工夫すれば・・、
これくらいの量、頻度なら・・と話をさせて頂きます。

先日も『チーズたっぷりドリアが食べたい』と。

そこで提案したのが
特殊食品にはなるのですが
低蛋白質のホワイトシチューをご飯の上にかけて
チーズの代わりにマヨネーズをトッピングする・・

我ながらいいアイデア♪

早速試してみますと喜んでくださいました(^^)v

Mさま夫妻は聞いてもらえるだけで安心できるし嬉しいんです。と
言ってくださいます。

Mさまだけに限らず、食事制限が必要になった皆様に
相談に乗ってもらえる、話を聞いてもらえることが嬉しいという声をよく聞かせて頂きます。
ありがたいことです。

こんな喜びの声がたくさん聞けるよう
今日も暑くなりそうですが行ってきます(^^)ノ

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは、北摂管理栄養士の山村です。

毎日、雨でうっとうしい日や暑い日が続きますね~
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今年の7/7七夕は晴れてましたね☆

先日、病院からのご紹介で訪問に行ってきました。
60歳代、女性、糖尿病、高血圧。独居。性格温厚。

先生から血糖値が高いので、食事制限してがんばりなさいと言われたとのこと
です。
いったいどうしたら?というこの女性。
ご主人を亡くされています。以前、食事の支度はすべてご主人がされていて
バランスもよく食事ができていた。おそらく、栄養もしっかり摂取できていたのよ、と
本人様。その頃は血糖値も正常だったということ。

今は自分で用意していて、何を食べていいかわからなくなっている・・・
しかも1人分なので、煮物を作っても何日も同じものを食べている・・・
よくないのはわかっているけどね・・・と。

それから、日頃の食生活を詳しくヒアリングしアドバイス。
この女性は若年でまだまだ料理も作れる方で本人も調理意欲持ってられます。
若年なので、自力で食事療養できるよう段階を踏みお話ししてます。
とりあえず、週1回からやってみますとの事でした。
が、後日、お電話があり週3回利用して勉強したいと意欲満々でした。

配食以外の日の食事のアドバイスを重視しフォローしてます。

病状や年齢、ADL、QOL色々なことを考え一番ベストと考える配食の利用(勉強)と
在宅での暮らしを重視してお話ししています。
状況によってどんどん、提案も変えていってます。

なんとか、病状が重症化せず在宅で暮らしていただけるよう応援する!のが私の
仕事です。在宅にいき暮らしぶりを見る事ができると、その方にあった
食事療養の方法までひらめきます☆
一番、楽しくやりがいのある瞬間です☆

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂の管理栄養士島田です。

先月、腎不全を患われているK様宅に訪問にいってきました。

Kさま、今年3月から腎臓のケアのためサービスをご利用
いただいています。
他にも心疾患、糖尿病もお持ちです。
最初の面談の時は外食がほとんどで自宅で料理をすることはなく
昼・夕食ともはーと&はあとの食事をご利用いただくことになり
利用中も食欲低下もなく食事はしっかりとられていました。

しかし、定期的にいただく検査結果の状態はよくなく
腎臓の働きを示すクレアチニンの上昇が止まらず
先生からは透析の話もでだしたとお聞きし
相談訪問にいってきました。

クレアチニンの数値と同様に尿素窒素の値も上昇を続けており
昼・夕の食事で蛋白質を制限しているのになぜ?と
思いながら配食以外の食事をヒアリングしてみると
朝のパンに焼き豚をのせて食べている
牛乳は1日250ml程度のむ
夕食後にお腹が空いた時にソーセージ1本ぐらい
食べる時があるなど。

明らかに蛋白質源の過剰摂取が判明
初回面談時のヒアリングではたんぱく質源は
牛乳小さいカップに1杯程度の摂取にとどまっていて
間食もされないとお聞きしていたので、大丈夫と
思ってしまっていましたが、
食生活って知らず知らずの内に変わっていくものですね。
反省です。

Kさまには、今一度蛋白質源となる食品のとりすぎは
注意してもらうため、間食のソーセージは止めて、牛乳は半分にして
一日置きに飲んでもらうようお願いして
引き続き療養していただくようお伝えしました。
(焼き豚は止められそうになく、とりあえず保留に)

節電の夏の乗り越えて、少しでも透析導入の時期を延ばして
いけるようサポートしていけたらと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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