島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ北摂の島田です。

夏風邪をひいてしまい長めにとったお盆休みも実家で寝込んでいました。もったいない。
せっかく海にでも目の保養に行こうと計画していたのにただ静養しただけのお盆休みでした。
夏風邪はかかると長いですね。
貫名マネジャーにもうつしたのに、まだ完治せずぐずぐずな残暑に耐えています。

さて、最近、巷ではスイート男子が騒がれていますが
先日お伺いした豊中市のNさまもスイーツというかお菓子が大好きな男子でした。

男子と言っても50代半ばのN様
これまで、健康診断ではまったく問題がなかったのですが
訪問時にみせていただいた数年間の結果をみると
LDL(通称:悪玉コレステロール)が徐々に増えてきていて
今年の検診でついに基準をオーバーしてしまっていました。

元来体型のよいNさま、以前は80Kgオーバーに腹囲90cmオーバーの体格で
しっかりメタボ判定も受けておられ今回、食事の見直しを希望され申しこまれてきました。

ご本人は平日お仕事のため奥様に面談しいろいろと食生活をお聞きしていると
朝:しっかり食べ、昼はおにぎり程度、夕食帰ってきて、しっかり食べ
その後、だらだらと10時過ぎまでお菓子などを食べている様子。

奥様曰く
「仕事のストレスもあると思うんですが、自分で
 好きなお菓子を買ってきて大量に食べているんです
 食べ過ぎっていってるんですが、なかなか聞かなくて
 これを機会に一度食事を改めてもらおうと思って」といわれ
どのようなものをどれくらい食べられているのか詳しくお聞きし
計算してみると、ざっと1週間で3000kcalオーバーのお菓子を食べていました。

お昼食の食事が軽すぎる以外は特別食事バランスに問題がなく
夕食後の間食を改善していくのがコレステロール低下と減量に
一番効果的であることを伝え、間食の改善のため
昼食をもっとしっかり食べていただくこと
間食をしない日を作ってカロリーを減らすことをお願いしました。

沢山食べているとは自覚・認識されていても
どれぐらいカロリーをとっているのかまでは、皆さん知らないものです。
一度細かく計算することで、実態がわかると
食事以上にお菓子でカロリーや脂肪を摂りすぎているのにびっくりされます。

現状を数値で見るきっかけになるのも栄養相談のメリット。
おいしく・甘いだけで栄養のないお菓子漬けの生活から
少しでも離脱してもらえるようNさまのフォローをしっかりしていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

暑い日が続く中、ヘルメットをUVシールドに変更しました。
いままでの透明シールドではなくUV!
すばらしい威力で灼熱の太陽光線を防いでくれます。
最近はロングランが多い訪問スケジュールですが
透明シールドに比べて汗をかく量が1/3ぐらい(体感レベルで)の快適なバイク走行。
もっと早くに変えていればよかったと後悔しつつ快走している夏です。

さて、そんな遠距離走行の果てに訪問したエリア最西部の淀川区のMさま。

訪問時間が夕方だったため夕食の用意をされているところに
おじゃまして相談訪問させていただきました。

開口一番
「私は、糖尿長いからな、なんでも知ってるでスペシャリストみたいなもんや。
 おたくの話を聞くことなんか特にないと思うけど」
と、自慢話!?からスタートしました
「もう、30年以上前から糖尿やで、インスリンも10年以上打ってるし
 どうしたらいいかなんか体でわかってるわ。」
「お弁当はおろか、お惣菜すら今まで買ったことない。
 ずっと自炊一筋で管理してきたからね
 ヘルパーさんに買い物はお願いしているけど
 でき合いはあわへんと思うわ」などなど
もう、達人の域に達した感のある話題で面談がスタートしました。

「へ~長いですね、糖尿病患者さんの先駆け的存在ですね
 しっかり管理されているんですね。ちなみに血糖は150ぐらいですか」と
糖尿病の手帳を見ると200近くあります。
ヘモグロビンA1Cも7.5%、しっかりとレッドゾーンの域に達していました。
「これ、高くないですか?」とお聞きすると
「いや~もうこんなもんやな。これ以上低くなることはないわ。
 低すぎても危険やって先生もいってたし
 毎回手帳をみてもらうけど、ぼちぼちやなっていわれてるしね」と
療養生活が長いため、いままでなんとかしてこれた経験による自信でしょうか?
どこか管理の仕方が自己流・自己解釈になりルーズさに拍車をかけている様子。

夕食時間帯だったため夕食のお食事を見せてもらうと
【手羽先と大根の炊き合わせ】
カロリー高めの手羽先に、しっかり味が染みた甘くどく仕上がった
大根がとてもおいしそうでした。

「せめて、180以下には血糖落としたいところですよね」
「いや~、そんな人おるか?皆こんなもんやろ」
「そんなことないですよ、食事量守ってもらうだけでしっかり落ちますよ」と
舌戦に舌戦で応じられ、なかなか隙をみせません。
さらに、話を勧めていくと、
お腹が減らないから食事食べたくないときもインスリン打つために
無理したあんぱんを食べられていたり
水曜と金曜にいかれているデイサービスでは他の方と同じ食事量を食べられていて
ご飯を少なくすることもなく、さらに3時のおやつもしっかりいただいて
帰ってきていました。(1食量がバラバラです)

そこで
「もう、一回。いまさら感はあるかもしれませんが
 配食の食事をとおして1食の目安を確認しませんか?」と提案し
「主人の食事を作るため毎日食事をとるなんて無理」と切り返され
「デイサービスに行かれない週末土日はどうですか
 二日連続で食べてもらったら、目安もわかりやすいですし
 血糖もぐんと安定するかもしれませんよ。
 一ヶ月試してみて、あまり変わらなければやめてもらっていいですから」と
食い下がり。じゃ!土日の夕食だけ勉強すると納得。面談終了です。

長く療養されている方は、いままでもいろいろな方から
あ~だ、こ~だといわれ、心の中では(も~わかってるって!)と
なっていることも多いと思います。さらにMさまのように
専門のエキスパート泣かせのスペシャリストに出会うときもあります。

スペシャリストの経験値にはエキスパートのプライドで対抗しています。
『○○さん、そうおっしゃいますが僕はこう思いますけど、どうでしょう!』

毎回はしんどいですが、今回のような竜虎対決を楽しめるのも訪問ならではです。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

学生は夏休みに入りましたね。
通勤の電車・バスが空いていてうれしいですが
昼食時間にファミリーレストランが親子連れなどで
うるさいのは残念です・・・。

さて、今月初旬からサービスが始まった箕面市のS様
実はスタートするにあたりちょっとしたエピソードがありました。

最初に相談のお電話をいただいたのは担当のケアマネジャーのIさま。
「血糖が高くなり市立病院に入院されていたのですが
 退院にあわせて昼は配食で食事管理してほしい」
「本人だけではなく、息子さんにも食事の大切さを
 伝えてほしいので、遠方の息子様が同席できる今日面談
 お願いできませんか」「私も同席しますので」と
熱い想いではーと&はあとに相談をいただきました。

大変うれしい相談です。し・か・し、今日しかダメと電話いただいた
その日はスケジュールがいっぱいで訪問時間の空きがほとんどなく
息子様とケアマネジャーさんとの時間調整ができず
全員そろっての面談が難しい状況でした。どうしたものか・・・

(ご本人さまにはいつでも面談できるし、食事療養されるのはS様自身です。
 S様とケアマネジャーさんだけならいつでも訪問面談できます。
 でも、息子様には今日しか会えない。
 さらに息子様にも食事管理の必要性を伝えてほしいとの依頼。
 だけど、その依頼をいただいたケアマネジャーさんとS様と息子様が
 訪問希望された時間は別件のアポイントが入ってしまっていて
 どうしても伺うことができません)
思案に思案を重ねて、
全員がそろわないから仕方がない。と割り切り
『最優先の、ご本人と息子様とだけ面談』しようと時間の変更をお願いし
アポイントをとりました。

そして、申し訳ない気持ちをもってそのことをケアマネジャーさんにお伝えしたところ
「そしたら、最初の30分だけ私も時間を調整してご自宅に伺います。
 ありがとうございます。息子様にも知っておいてほしかったので
 S様と一緒に面談していただければありがたいです。」と言っていただけました。
その後、すぐ事務所を出て、奇跡的に全員そろって面談・栄養相談させて
いただくことができました。

毎日必ずビールを飲みたいというS様のために、糖質オフの銘柄を
用意していただくことをお勧めし
血糖が上がりやすい食品を伝え、買わないようお願いし
食後の血糖が上がりすぎないような食べ方を実践してもらい
好物の干物は退院後の体調が安定するまでは一旦止めてもらうことを
お約束させていただきました。

全員そろったことで問題点の確認と解決策の方法もスムーズに決まり
きっと会うことはあまりないであろう息子様にも食事療養の必要性を
お伝えできたと思います。

補足情報
ケアマネジャーのI様
京都勤務のころに、一緒に仕事をしたこともある仲です。
お互い京都から大阪に移動しても、また一緒に仕事ができるって
うれしい限りです。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
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こんにちは、めでぃ北摂の島田です。

暑い夏になってきました。遠距離バイクは体力を消耗しますが
毎日僕の後ろをついて走っているデビューしたての新人
小山さんの体力低下も気になる炎天下です。
(こまめな給水と休憩が必要ですね)

さて、小山さんが北摂メンバーとなり
担当することになったお客様のところに
挨拶と相談を兼ね同行訪問している日々です。

以前担当していた茨木市のお客様で1年以上ぶりに
お会いする方や、初めてお会いしてお話する機会が得られた方
担当でないとわかりづらい在宅での御様子も
訪問すると新しい発見があるのが楽しみでもあります。

しかし、一番印象深い訪問は再会訪問した
茨木市のHさま
むか~し、むか~し中村さんという管理栄養士が
担当されていたころから配食を利用されていて
僕に担当が変わり、大都さんに引き継ぎ
また小山さんにバトンタッチされるにあたり
先月訪問してきました。

いろんな栄養士が関わりながらなんとか
在宅で食事療養を続けておられるHさま
難病をいくつも抱えながらも、食事に少しばかりの不満も
抱えながらも、訪問したときはゆっくりと楽しくお話をしてくださり
(まあ、ぼちぼちがんばって行きましょうか)的な雰囲気が
場に流れて、次回お逢いするまで療養に取り組まれています。

腎不全の数値も決して良好ではありませんが
なんとか在宅での生活を維持できる範囲に収まっている
正確には収まってくれているといった感じです。

Hさまには当面小山さんと二人で相談を担当しながら
ゆくゆくは小山さんにバトンを渡すことになると思いますが
先月訪問したさいに、Hさまに
「いろんな方を見てきましたがHさまが一番・最高級にむずかしい方だと
 思っています。Hさまの食事療養がしっかり1人で見れるように
 なれば一人前だね、と小山さんには言っていますんで
 これまでの歴代の栄養士同様いろいろ相談お受けさせて
 いただきますね」と伝え
「は、は、は、まあよろしく頼みますわ」とお返事をいただき退室しました。

同じケースなどないのが医療・介護・在宅の特徴ではありますが
難解なケースをしっかりフォローできると自信がつきますよね。

少しでも早くHさまをパスできるよう指導・教育していきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

夏本番になってきました。
ヘルメットの中も、汗と太陽光線で蒸れ蒸れで
大事なヘアーをケアするのが大変です。

さて、以前iフォーンを使って栄養相談してみました的な
ブログを作成しましたが
今回はそのアプリで朝食のモデル献立を提案して
たんぱく質制限に取り組んでいるかたの予後のお話です。

すごく几帳面に計算されて朝・昼・夕で30gの蛋白制限を
実践されている箕面市のMさま。
配食当初は若干の食べにくさから続けていけるか心配だった
ようですが、
先日お電話でご様子を聞くと
「先日の検査でクレアチニンが0.9になっていたの!
 前は1.3もあって先生からは透析にならないよう注意されたけど
 自分でもびっくりするぐらい下がっていたのでうれしかった。
 お食事も最近はしっかり食べられていて
 腎臓とは関係ないのかもしれないけど、腸の調子もよくて
 すごく体調もいいのを実感しています。
 いまでは、食事を持ってきてもらうのが待ち遠しくて」
と、検査結果がよかったのと、体調がよいのが相乗効果で
非常に明るく喜びの声を聞かせていただきました。

先日検査されたのか簡易検査だったようで
今週精密検査を受けに受診されるとのこと。
さっそく、その検査を見せ今後の食事療養のご相談に
週明けお伺いさせていただくことをお約束しました。

腎臓が弱ってこられると食欲不振におちいりやすいですが
回復され、このような喜びの声をお聞きすると
改めて食事管理の必要性や食事のもつ浄化作用のすごさに驚きます。

Mさまを見習って、体調よくこれからの夏本番を乗り越えて
いきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
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9人の管理栄養士プロフィール

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  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」