糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
三寒四温、わたしはこの言葉がなぜか好きです。理由は・・・特にありません(笑)。
少しずつ暖かくなる事を願っています。
冬になると「寒いしなあ・・・」と外にでる機会がぐっと減り、また家の中でもじっとしていることが多くなります。わたしもその中の1人でした。ただし今年はやる気!あります。がんばって、早朝ウオーキングしています!!
休みの日や、遅め出勤の日は頑張ってます★

さて、先日身内から「前月はHbA1c6.8だったのに、今月は7.0になってたわ・・・」という報告を聞きました。
ただし、空腹時血糖は168だったのが、146に下がったと。
糖尿病だとわかったのは、去年の9月。去年はHbA1c9.0だったのを思うと改善はみられます。
現在も内服薬なしで経過観察している状態です。
なんとか、内服薬なしでもう少しHbA1c6.5まで下げたいものです。

そこで先日、ご自宅にお邪魔して昼食を一緒にたべました。
以前にお伝えした、食べる順番療法を継続してくれていました。ちょっとうれしかったです★
ごはんを食べる前に、サラダや野菜を食べてました。
野菜がなければ、汁物を先に食べるようにしています。
もちろん、ドレッシングは青じそノンオイルドレッシングでカロリーをとり過ぎないように。
また、食事もよく噛んで食べていました。
食材はおおまかではありますが、計量して調理していました。すばらしい!!

ただし、気になったのは運動量。万歩計をつけているので、最近の歩数を確認しました。
買い物は歩きで行っており、3000歩程度。一日中家の中にいるときは1000歩未満。
糖尿病がわかったときに毎日1万歩歩いていたのと比べると、活動量がぐっと低くなっています。
「運動せなあかんと思うけど、寒いし外いくのはちょっと・・・」と。
では、現在の行動範囲内でなんとかエネルギー消費量を増やしたい!
買い物に行く場合は、ただ歩くより、筋肉を意識するように歩いてみては?小汗をかくように、早足で。
ゆったりとした散歩と、早歩きでは同じ距離を歩くのでも、カロリー消費量は違います。
また、買い物へ行く際には、目的以外の場所も立ち寄ってみて移動距離を稼ぐ方法もあります。
できることからやってみる!が鉄則です。目標設定させていただきました。
日に日に暖かくなります。また少しずつ、運動量をふやしていけるよう、声かけしていこうと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

こんにちは。
管理栄養士の宮川です。

先日うれしいことがありました。
1月から配食を再開された方の検査結果が改善していたんです。
糖尿病で鬱傾向の70代女性のN様です。

以前配食を1年程利用いただいていたのですが、数値がなかなか改善せず、その為だけではないのですが、気持ちも落ち込んでしまい、配食を停止されてしまいました。
精神的な浮き沈みが大きく、ご主人も介護が大変な様子でした。
ご主人と二人暮らしです。N様は身体的に難しいので調理はご主人が担当しています。

以前の利用時もヘモグロビンA1cはかなり高いままだったので、停止されてからご様子はどうか、気になっていました。

今回、主治医の先生から、かなり血糖が高いので、このままだと危ないと言われ、
もう一度配食利用しながら食事療養を頑張ろう、という気持ちになってお電話を下さいました。

再開の為、病状の確認や食事相談に、訪問しました。
数値は、どのくらいなんですか?と尋ねると、12月のヘモグロビンA1cは11.4%!
このままほおっておくとすぐ合併症になってしまいます。

「前回の利用時、少し数値が下がったしね、あまり口には合わないけど、頑張ります」とN様。
「私の作ったものだとあまり食べないしね、本人が欲しがるとつい甘やかしてお寿司や、肉まんをね、買ってきたりしてしまうんですよ。
このままだといけないと先生にもおどかされて」と、ご主人。

配食のない日は、温野菜をボールに用意して食べてもらうようにしました。
N様は実は野菜が嫌いですが、「やってみます」と言われました。

N様本人がしばらく配食を利用して数値を下げたい、という気持ちになっている今がチャンスです。
週に4回、夕食でお届けが再開しました。

それから約1か月。お電話で様子をお聞きしてみました。
配送員からは、薄味で食べにくい・・と言われていると聞いていたので、大丈夫かな、と思っていました。

しかし、「数値がね、下がったんです!もうすこし続けてみます!」とお電話口からは喜びの声が聞こえました。気になるヘモグロビンA1cの数値は10.1%。
よかったよかった!結果がでれば、やるきを後は継続するだけです。
まだまだ高いので、下げなければ。

温野菜も頑張って食べておられます。
気分も上がってきているようです。
「頑張りすぎるとしんどくなってしまうので、頑張りすぎないで下さいね」とお伝えしました。

ご主人の声も嬉しそうでした。
私も嬉しくなりました。

次の検査が楽しみですが、気持ちがゆれたりしないか、ちょっと心配でもあります。

こんなうれしい声を聞くと、明日もがんばろう!と思います。
こんな声をもっと聞く為、いい提案やいい相談をしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 宮川 曜子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
インフルエンザがはやってますね。
うがい、手洗いは忘れないでくださいね。

先日ある利用者様が退院され再開になりました。12月に入院されました。

80歳代、女性、糖尿病性腎症です。
娘様がキーパーソンとしてサポートされています。
ご自分では好きなものを食べるし、娘様も制限食は作れないしとのことで、毎日利用いただいていました。(塩分、蛋白質の制限あり)
6月頃から利用開始だったのですが、11月頃に急激に体重が増えたため入院となりました。
普段は一人で生活されてます。
はーとの食事以外に何か食べておられましたか?水とかたくさん飲んだということは?と確認しても、娘様もずっと見ているわけでないから分からないと。
ただ注意するようには言っていたから・・・と。
私は何かを食べたり飲んだりしたなと思っていました。
しかし、入院が長いので心配していました。そんな時再開となりました。
娘様に様子を伺うと、「やっぱり飲んでました」と。
病院でもなかなか体重が減らないので先生も首をかしげておられたようです。
そのため、大部屋から個室に移り、本人様の行動を観察されたようです。
すると、薬の水は大丈夫と思い多めに飲んでいたと(通常に飲む水分は厳しく管理されていたので)。
原因が分かった瞬間、直ぐに体重が減り退院となりました。
私も水分の確認の時に、娘様に薬の水のことまで確認できていなかったと反省。
退院後厳しい水分制限(1日500ml)が追加となりました。

水分については、毎日の管理が必要なので、配送員から声掛けしています。
体重もはかっておられます。

塩分制限がある方は同時に水分制限もある方も多いです。
いくら塩分をしっかり管理していも、水分管理ができないと体重が増えてしまい、心臓などに負担をかけてしまいます。
水分管理は、日々の水分量の管理が必要です。
薬を飲む量も含め、一日量を守ってはかって飲むことが大切です。
ペットボトルなどにご自分の1日の水分量を朝に入れておいて、飲まれる方もいます。
コップに線を引いておられる方もいます。
普段、何気に飲んでいる水分ですが、制限されると反対に飲みたくなるものです。
この方の場合はもそうだったのかなと。

そんなストレスも解消しながら、在宅での食事療養をサポートしていきます。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

毎日寒いです!皆様、風邪やインフルエンザ、大丈夫ですか?
バイクに乗っていても風が冷たくて、手先足先が凍りそうです。
今年もついに足の指に霜焼けができてしまいました…。

さて、先日訪問した新規の利用者様。
糖尿病、女性の方です。
近所のご友人がはーとの食事をとっていてくださり、その利用者様から聞いて、と連絡くださりました。

糖尿病だと伺いましたが?と話を切り出してみると、
検査の結果や薬の表など、いろいろと見せてくださりました。
その検査の表を見てびっくり!!
HbA1cが10%超えていました!
思わず「HbA1cものすごく高いですよっ」と驚きをそのまま伝えると、
「そうやねん。こんなに高くなったのは初めてやけどな。お正月に外食多かったしね~」とあまり危機感はない様子。
糖尿病歴は10年ほど。
これまで入院はなく、特に栄養指導なども受けたことはない、とのこと。
残しておられた1年前の血液検査をみるとHbA1cは6~7%台。
1年で徐々に徐々に上がってきたようです。

ご友人からの紹介のおかげでせっかくはーと&はあとと出会っていただけたのですから、
ここで私が頑張らなくっちゃ!

カバンの中からわかりやすい資料を取り出し、
糖尿病の合併症のことや、血糖コントロールの目安についてなど話しました。
合併症については話には聞いてる、と。
今のところ合併症はでていないようですが、病歴も長いこと、ご家族様も糖尿だったこと、そして何よりこのままの血糖値ではリスクがかなり高いこと。
いろいろとお伝えした後に、食生活について聞いてみることに。

食事は自己流ですがいろいろ気をつけてますよ~、と言っておられましたが、
なるほど。野菜はたっぷり食べておられ、栄養バランスの偏りはあまりないようです。
でも、間食はどうですか?の質問には、ちょっと困り顔。
ご家族様が来られたりする時には、おまんじゅうなどの差し入れがあるとのこと。
またちょっと口寂しい時に、とおかきの袋もありました。
さらには果物がお部屋にたくさん。
バナナ、りんご、キウイ、みかん…。
ご家族様の差し入れについてはやめてもらうように伝えているとのことなので、ひとまず安心。
今回は果物を指摘させていただきました。

果物は大好きなの。
…その気持ちはよくわかります。
でも、今は血糖コントロールを優先させましょうか。
まずはHbA1cを8%未満に下げること。
これをクリアするまではひとまず果物と甘い物は我慢、と約束しました。
血糖値が下がってきたら、果物の中でも血糖値を上げにくいものを選んで、量もこれくらいというのを私が伝えますからね。
それまでは頑張りましょう☆

この利用者様はまだまだ始まったばっかりです。
結果が出るように、私もできる限りのサポートをしていきたいと思っています。
食事の制限というとどうしても食べたいものが食べられない!と泣きたい気持ちになってしまいますが、
食べたいものを食べるには何に気をつければよいか、をお伝えしたり、
お一人お一人の希望も叶えていけるような相談ができればいいなと思います。
(もちろん、ダメ!ということも大切なので、時には厳しく・時には優しく、ですね☆)


先日の大雪のあとの我が家のお庭

またまた雪国自慢です(笑)

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。
京都管理栄養士の寺田です。
毎日寒いですね~!

はーと&はあとの目利き商品「開運きんかん」を購入し、食べてみました!
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甘酸っぱくてやみつきになるおいしさ☆
ビタミンCをたっぷり補給してこの寒さを乗り切ろうと思います!

さて、毎月血液検査を提出してくださる糖尿病性腎症のM様、78歳、女性の方です。
はーとの食事は週2~3回。
毎日だと続けられないので、普段はご自身で料理をしていますが、
検査結果に応じて利用日を減らしたり増やしたりしてます。

M様はとても食事療養に対する意欲の高い方。

果物、魚、食べ過ぎてませんか?
味の濃いもの多くなっていませんか?
と指摘させていただくと、
「今月は刺身をたべすぎました。気をつけます。」
「果物の食べ過ぎかしら…」
と自分で食生活を振り返ってくださいます。

その成果あってか、
3年前にクレアチニンが4程度まで上昇し「透析まで1年位」と宣告されていたのに、
現在はクレアニチン3.5を前後しながら
腎機能を維持しておられます!!

「あと1年で透析といわれて、本当にショックで・・・
やっぱり頑張ってきたおかげなんだろうなあ。
本当は食べることが好きで、好きなものをたくさん食べたい、
お弁当はおいしくないから本当は食べたくないけど、
体のためを思って頑張って食べています。」と
今に至る気持ちを語ってくださいました。

いろいろと話していると、1名の来客が。

なんと、はーとを利用しているご近所のA様。
今日は、M様のご飯を食べに遊びに来たようです。

A様もM様同じ糖尿病性腎症(67歳、女性。)
最近HbA1cが9.1まで上昇して、「要注意ですよ!」
とお伝えしたばかりでした。

A様に直接お会いしてみると、あまり危機感をいただいていない様子…。

再度今の現状についてお話しさせていただくと、
「HbA1cが9もあったらだめですわ。せめて7台くらいにしなきゃね」
と友人のM様からもA様の状態を指摘してくださいました。
「そうやねえ~、やっぱり状態よくないんやねえ。気をつけなアカンねえ。」とA様。
さらに、「Aさんは食事の時間がバラバラだから、それがアカンね」
A様の問題点を的確に示してくださいました。

「A様はこれから食事時間を決めて、きちんと3食食べるようにしましょうか」と私。

A様の目標も決定です。


A様と仲がよく、食事療養の意識の高いM様と一緒に栄養相談させていただくことで、
私が知らないA様のことを教えていただいたり、
一緒に注意していただいたりと、
みんなで気づき合える、よい時間となりました。

食事療養を意識し、実行し続けることは大変です。
A様とM様のように、ご友人同士で励まし、教え合える関係は
とても貴重で大切な関係です。
同じ疾患を持ち、同じ悩みを共有できる仲間との交流の場がもっと増えれば
食事療養を継続できる人がどんどん増えるのでは?!

そう感じる訪問になりました。

はーと&はあと 管理栄養士 寺田満里子

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