大都宏子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

暖かくなったと思ったら、またまた寒くなり・・
『暑さ寒さも彼岸まで・・』と言います。
もうすぐ春が来るはず♪

実は私、永らく休んでおりました(^^;
3月に入って、終盤に入っているはずのインフルエンザにかかってしまいました。
インフルエンザ自体は高熱も出ずに、翌日にはすっかり元気になっていました。

がっ、ここから大変なことに・・(><)
タミフルを処方され、飲んだ翌日の朝・・
なんと
下痢→血便→下血と、人生初の『下血』

それも昼夜問わず1時間に1回以上トイレに駆け込む始末。
その度に下血なんです・・

クリニックに電話で相談すると、
下痢中は絶食と水分補給しながら様子みてくださいと。

しかし翌日になっても腹痛と下血が止まらず、休日の救急診療所へ・・
人生初めて、紹介状が出て、すぐに大きな病院へ行くよう言われ・・

そこで診断されたのは『虚血性大腸炎』

えっ!? えっ!? え~っ!?

『先生、食事はどうすれば?』
『とりあえず、絶食やね。下血が止まるまでは絶食やね。それから流動食、重湯にしておなかの様子みながら食べて』

えっ!? えっ!? そんなざっくり言われても・・

流動食って言われても、どうすんの?
それから、それから??
どの位から固形物食べたらいいの?

利用者さまから
『先生からは塩分控えるようにとだけ言われました。』
という言葉をよく聞きます。

だから、どうすればよいのか、何をどうすればいいのかがわからん・・

まさしく、この状態。

これ以上聞くこともできず、帰宅してインターネットで調べたところ
『1週間は入院して・・』と書いてある。

いっそのこと1週間入院したら良かった・・

絶食すること3日間。スポーツドリンクのみで3日間過ごしました。
1年分飲んだ気がする・・

すると驚いたことに、私の舌は舌垢で真っ白に(><)
食べない≒舌を使わない
人間の舌ってすごいですね・・

3日間の絶食のあとは重湯とウィダーインゼリーにすりおろしりんごと牛乳。

5日目に用意した味噌汁の美味しかったこと。

6日目からは卵入りのお粥とキャベツとジャガイモ、ニンジン、大根のポトフ。
7日目にお粥から煮込みうどんへバージョンアップ。

9日目から普通のご飯が食べられるようになって
今日が仕事復帰初日。

普通に食べられることの有難みを実感しております(^^;

病中病後の食事について不安を感じることも実感。

そんな不安を抱えている人の不安を少しでも解消できる
存在になりたいと改めて思いました。

食べた(用意した)メニューをちょっと詳しく書いてみました。
同じ虚血性大腸炎と診断されて
どんな食事を用意したらいいのか、わからない人に
参考にして頂ければ幸いです(^^;

管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂の大都です。

先日、箕面市のNさま宅へご挨拶に伺いました。

そこでの話・・
『はじめまして、大都と申します。』

初対面のNさまから
『お~♪、あんたが大都さんかぁ・・』

『えっ!?』

うん?カスタマーセンターにいた時に
相談でも受けたっけ?

『初めて電話をした時に出てくれたのが大都さんなんやで。』

な、なんとっ!
Nさまが初めてお電話下さったのは2006年の3月。
誠に失礼ながら、まったく覚えていなかった・・(><;)

6年も前の、担当でもない人間のことをしっかり覚えて下さっているとは・・
嬉しさと驚きに混じって、なんだか、背筋の伸びる気持ちになりました。

旧姓のままで良かった?(^^;

挨拶のあと、最近のご様子を伺うと・・
担当者もびっくり、いろいろ出てくる、出てくる(^^;

最近ワインの量が増えた、豆菓子が止まらない・・
きっと血液検査をしたら悪い結果が出るから行っていない・・

せっかく、落ち着いていたHbA1cが上がっている予感。

自覚のあることを褒めつつ?
今日からワインと豆菓子の量を決めましょう。
とりあえず、受診して今の現状を知りましょう。

誰でも、気をつけていても、なんとなく間食やおかず、お酒の量が増えてきてしまうものです。

特に年末年始を挟むと
ちょっと増えたお酒は間食の習慣がそのままズルズルとなってしまうケースも。

お独りでお住まいであれば
摂りすぎを注意してくれる人が側に居ないので
なおさら、軌道修正ができません。

そこで私たちが血液検査の結果が出るタイミングであったり
定期的に訪問やお電話で様子伺いや目標設定についての確認をさせて頂くのです。

『時々は私の顔を思い出して、ワインの量が増えないようにして下さいね。』

Nさまの自宅のお庭には立派な桜の木があります。
毎年、満開になるようです。

『またこの桜が満開になる頃に来ますね。』

『おぉ~、来てや、来てや~。ここ(庭)でバーベキューするんや。一緒にワインでもな(^^)ノ』

Nさん、ワインはほどほどにですよ(^^;


管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆管理栄養士の大都です(^^)ノ

今年の冬は節電!
ということで我が家はエアコンの温度設定を20℃でガンバっております。
先日届いた電気代を見ると
『前年同月比』という文字が目に入りました。
そう言えば、関西電力のCMでも「記載しています」とアナウンスが流れていますね。

我が家はマイナス12%
この数値がどうなのかは解りませんが、家計の節約には繋がっているハズ'(^^;

さて先日訪問したIさまは70歳代男性。
クリニックの先生から、いい薬を出したのにも関わらず、なかなか中性脂肪が下がらない。
一度、栄養士さんの話を聞いてみたらと言われ訪問になりました。

奥様同席のもと自宅で面談。
Iさまは「なんか自覚症状でも出ればやる気になるんやけどなぁ・・」と。

自覚症状が出てからなんて、悠長なことを言っている場合ではありません!
中性脂肪はかなり高いし、薬でコントロールしている悪玉コレステロールも基準値ギリギリ。
同じく、薬でコントロールしている血圧も高い。
自覚症状≒心筋梗塞、脳梗塞、では遅いのです。
と、まずはそのあたりの話をコンコンと。

「ご飯が美味しいねん☆でも、そんなようけ食べてないねんけどなぁ・・昼なんてお茶漬けしか食べていないのに。」
ご飯は美味しいのは良いことです。食欲は健康のバロメーターですし。
とは言え、その量を聞くと
朝昼夕ともに丼鉢にいっぱい・・食べすぎ!です。
食生活をヒアリングすると・・出てくる出てくる・・

お肉が大好きで、バラ肉、カルビしか食べない。(冷凍庫にはかなりのストックがありました)
魚と言えば、干物しか食べない。
漬物は3食しっかり食べる。
昼は毎日、お茶漬けの素でお茶漬けさらさら・・
毎朝の味付け海苔には醤油を「つける」というより、くぐらせる。
なんでもかんでも、まずは醤油をかけてみる。

ご飯の食べすぎもありますが、塩分の摂りすぎも。

奥さま曰く
「夏にズボンを買うんやけど、ここ最近は毎年、4cmづつウエストが大きくなるから
毎年買い替えないといけないんよ。」

そんなに食べていないというIさまに「食べすぎ」を自覚してもらわねば。

ということで、「お茶漬けと漬物でサラサラ・・」で済ましていた昼食に塩分調整食を食べてもらうことに。

塩分については摂りすぎているという自覚はあったのですが、何をどうすればよいのかが分からなかったようです。

そこで具体的な行動目標として
『漬物は1日に漬物小皿1皿までにする』
『かけ醤油を減らす』
『干物を買わない』→これは奥様の目標です。

まずは、ここから。

『何をどうすればよいのかが分からない』
そう感じている方、
どうぞ私たちにお気軽にご相談下さいませ。

一緒に食事療養に取り組みます☆


管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です。
毎日寒い日が続いております・・・
インフルエンザも流行っています。水分と栄養と睡眠を十分に。

タイトルにあるとおり、久しぶりに再開となったHさまの奥さまから再開の依頼がありました。
2007年の8月に止まってから約4年半ぶりの再開です。

Hさまは糖尿病のお寺のご住職さまです。
2007年の8月には結果が良くなったはずだったのですが
この4年半の間に、すっかりHbA1cが上昇・・

主治医の先生から入院を薦められた、
と言うより強制的に入院を宣告されたのです。

お寺の住職という職業柄、入院なんてとんでもない!!
なんとか、食事で下げます!!

と先生を押し切り、はーとを思い出し電話をしてこられたのです。

面談は奥さまとだったのですが
私の話にしきりに、
「やっぱり、だんだん食べる量が多くなってしまって・・。」
「ついつい、私も出す(おかずの)量が多くなってしまって・・」と。

だんだん、量や味やらが乱れてくるんですよね・・
何はともあれ
次の検査まで、入院したつもりで頑張りますと
今、真剣に取り組んでおられます。

まだ成果は出ていませんが思い出してくれて良かった(^^)

食事療養は長~いお付き合いになります。
途中で、寄り道?や曲り角?もあるかと思います。
そのタイミングで軌道修正をさせて頂ければと思います。

Hさまが大切なお仕事をいつまでもお元気に続けられるよう
サポートさせて頂きます!

管理栄養士 大都宏子

毎日、寒い日が続いております。
浮腫み対策から寒さ対策にシフトした大都です(^^;

私がカスタマーセンターに居る先月に
相談があったのは
茨木市のOさまの娘様からでした。
(相談といっても私が直接受けたのではないのですが)

Oさまは60歳代の男性。糖尿病から腎症になり透析が始まったOさま。
透析の開始が病院にかかってすぐだったようで
ご本人様はもちろん、奥さまもかなり困惑されたようです。
毎日の昼食と夕食を利用されています。
利用開始から数か月・・

そんなOさまの娘様からの相談は
『2月に京都のホテルで結婚式があるが、そこに透析食を届けて貰えますか?』
会場を確認すると、本社近くのホテルとのこと。
もちろん、京都市内ですのでお届け可能です。

来賓の女性の方も塩分制限が必要な方が居るとのことで
お二人分の食事をホテルにお届けできるとお答え・・

そんな相談があったのはもちろん、知っていました。

そして、私が北摂に戻り、Oさまの担当に。
私が最初にOさま宅に挨拶に伺った時に
持ち出した提案(というか大きなおせっかい)は・・

結婚式に配食を届けるのではなく、
『当日のメニューを教えてもらい皆さんと同じものを食べて貰うこと』
もちろん、すべてのコースメニューを食べて貰えるわけではありません。
内容を確認して、何をどの程度食べられるかをお伝えするのです。

突然の私の提案に、Oさまは娘さまに怒られるし、お弁当でいいと・・とやや消極的。

でも娘さまに一度、言ってみてくださいと承諾頂き、さっそく娘さまへ連絡。

結婚式はその娘様の結婚式。
一生に一度の娘様の結婚式ぐらい
同じメニューを食べて貰いたいじゃないですか・・

私のおせっかいな提案に娘様は大変喜んで頂きました。
良かった☆
さっそく、コース内容を細かく書いたものをFAXしてもらい
娘さまに細かく指示。
ホテル側も、できる範囲で対応すると言ってもらえたようです。

ハマグリのお吸い物も茶碗蒸しも出せませんが
鯛とマグロのお刺身は1切れづつ、ステーキも、ホタテのソテーも少量ですが食べて貰うことに。

お刺身とステーキが食べたいと言っていたOさまはきっと喜んでくれるはずです☆


これなら、安心して食べてもいいですよ・・とちょっと背中を押すことができる。

これも在宅の食事療養をサポートするはーとの栄養士ならではでないでしょうか。

普段食事療養を頑張っている方にも、頑張ろうと思っている方にも
はーと栄養士はお力になれればと日々思っております。


管理栄養士 大都宏子

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」