食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
お盆ですね!まだまだ暑さも続きそうです。
お盆休みのメンバーも多く、今日は少なめの人数で、少し寂しい社内でした。


さてさて、お盆も年中無休のはーと&はあとです☆
食事療養にも、安否確認にも、お休みはありません!
配送員さんには無理を言うことも多い毎日ですが、雨の日も風の日も、毎日お食事が届くことに安心していただいている利用者様はたくさんいて下さっています★

今日もケアマネージャー様から連絡がありました。
毎日の昼食をご利用中のM様。75歳・男性で、お1人暮らしです。
利用当初ご訪問した時には、介護認定申請中で、最近要介護の認定がおりたとのため、担当が変更されたとのことでした。
ヘルパーさんの導入を考えるも、人の介入を好ましく思われないM様。しかし、認知症もあります。
配食が唯一の繋がりといった状況です。

新規訪問の面談時にも、そういった面が少し伺え、理解力も低下傾向が見られました。元教師でもあるため、少し頑固でプライドも高めなご様子でした。

ケアマネージャー様から、唯一の繋がりは絶ちたくないから、ヘルパーさんを無理に導入して、全部を嫌だと感じられてもダメなんです。今は少し様子を見ながらにしてみようかと・・・、と。

そうですね、M様以外にも、他サービス導入を拒まれる方は少なくありません。
その分、唯一の繋がりの配食で1番力を発揮していただくのが配送員さん★
配送員さんからの受け渡し時の状況報告などが大変重要になります。
そんな状況報告1つ1つに敏感になり、新鮮な情報を適切なタイミングで、情報を必要とされているケアマネージャー様やご家族様へと、伝えて行きたいと思います。

お食事を通じて、人と人との架橋の役割を担う、私たち管理栄養士・カスタマーセンター・配送員・製造元。
それぞれの想いを1つのお食事に込めて、今後もお届けいたします☆


110808_195934_ed.jpg 110814_165033_ed.jpg
夏♪夏っ♪
バテないように、夏を満喫中?!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
蒸し暑い日が続きます。
先日北摂の事務所に腎PJの打ち合せで行きました。
大阪の方がすずしい、ような気がしました。
京都は盆地だから暑いっていいますよね。ずっといるので、これが当たり前になっていますが。
こんな中でもクーラーをつけずにおられるご高齢者、多いです。
ご高齢になると、「暑い」を感じにくくなってくるようです。
節電とはいえ、熱中症になっては、何にもなりません!
訪問時は室内の温度にも気をつけてとお声かけしています。

さて、先日、女性のU様という利用者様のお宅に伺いました。
ご独居で75歳、リウマチもあります。

3月から、血糖コントロール目的で、ご利用して下さっています。

利用当初は、ヘモグロビンエーワンシ―8.0%、悪玉コレステロール161mg/dl、かかりつけのお医者様から、
「食事療養が必要だ!!」と言われ、「透析になるぞ!!」と言われ、
かなりの不安を感じながら、知人からの紹介で、はーとにお電話を下さいました。

3月の新規訪問時に、今までのご様子をお聞きすると、
果物、ご飯、甘いお菓子が好きで、1日の分量を超えて毎日食べておられたとのことでした。

でも、今回、かかりつけの先生に厳しく言われ、全くやめられていました。
血糖が上がるのが怖くて、食事はお茶漬けのみ。
逆に少なすぎます。

薬も飲まれていて低血糖の可能性もあるので、
透析回避の為の血糖管理には、バランスも大事なので、野菜だくさんでおかずも食べるよう伝え、
ヘモグロビンエーワンシ―を下げていきましょう、と毎日の夕食でご利用スタートとなりました。

お電話でご様子を聞くと「最初は味薄く感じたけど食べなあかんしな」といつも頑張っておられます。
なかなか血液検査をされていなかったのですが、この8月ようやくされました。

配送員から「U様、検査して数値高いって言ってはんで」と連絡がはいり、
「あれ?あんなに頑張っているのに?!」と、すぐにU様に電話をして、訪問しました。

検査表を見せていただくと、ヘモグロビンエーワンシ―は7.2%。悪玉コレステロールは範囲内に。
下がってるじゃないですか!とほっとしました。
「6.5%以上だから先生に高いって言われてなぁ・・」とU様はまだ不安げ。

確かに6.5%以下がコントロール良好と言われる数値です。
が、下がっているのは、U様の努力の成果ですし、喜びましょう!
それでもうちょっと、続けて、もうちょっとさげましょう!

でもちょっと気になるのが、バランスです。
お昼はお茶漬けのみ・・はやめておられましたが、ごはんと納豆のみ・・にしているとのことでした。
実は体重も減ってな、とU様。
この暑い夏、栄養状態が悪化して、脱水や熱中症になってしまったら、もともこもありません。

昼にも野菜を足しておかずも食べていただくようお伝えしました。

U様「そうか、食べた方がいいんやな、ありがとうな」と納得。
大分と不安も解消された様子。
これでまた様子を教えて下さいね★
と部屋を後にしました。

利用者様からの、「ありがとう」は、この暑さ、走ってきて来てよかったなぁ、と思わせてくれます。
不安があればいつでも喜んでお聞きします。解消のお手伝いさせていただきたいです。

明日からも、走りますよ!


管理栄養士 宮川曜子

こんにんちは、カスタマーセンターの大都です。

毎日、猛暑が続いております。
くれぐれも、こまめな水分補給と、適度な温度管理をお忘れなく。

前回のブログでも少しさわりに触れました、担当者会議の話をしたいと思います。

担当者会議は、利用者様が在宅で過ごすために関わる人たちが集まって話し合いを行います。

今回の利用者様は前回の担当者会議が4月にあり、その後入院され、今回退院となったNさまです。
今回の入院の原因は、原因不明(あとで聞くと、高齢によるものだとか)の血液内の酸素量が低くなり入院となったのです。

退院にあたり、同じ酸素量の低下早期発見が目標です。
退院後も毎日の夕食と週3回の昼食をお届けします。
酸素低下にともなう症状を訪問看護の看護師さんから手ほどきをうけ、
食事つくりをするヘルパーさんのサービス責任者の方との連携を約束し・・

担当者会議では食事管理が必要な方への栄養指導や制限の必要性や
検査データーの見方やその説明を利用者さまだけでなく、関わりのある方にも説明します。
ここが楽しい(^^;

在宅での食事療養を継続するためには、
それぞれが専門分野での役割を発揮し、協力する必要があり、みんなでサポートしなければ
いけません。
そう、うちの配送員さんも巻き込んで・・です。


安心して、在宅での生活を続けてもらえるようみんなでサポート、フォローする。
ここが、在宅を支えることの楽しいところです。

在宅での生活を支える一人として、はーとの栄養士は毎日奔走しています。
どうぞ、お気軽に担当者会議にもお呼びくださいませ(^^)ノ
  
管理栄養士  大都 宏子

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」