食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

梅雨でうっとうしい日や真夏のような暑い日が続いてますね~
しっかりこまめに、水分を摂って(1時間に100mlを目安に)熱中症を予防しましょう♪


先日(7/4)認知症あんしんサポーター養成講座に参加してきました。

厚生労働省のキャンペーンで
認知症の人と家族への応援者である認知症サポーターを全国で100万人養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しているものです。サポーターはすでに250万人に達してます。

現在、全国で認知症の方は169万人、2025年には323万人となるそうです。
本当に認知症は人ごとではなく身近な事。正しく理解し、サポートしていかなければなりません。
特にはーと&はあとの利用者様の中には多数の認知症の方がいらっしゃり、日々接しています。
認知症といえば、「家族がとっても大変で、本人は物事を忘れるので、気楽なもんである」というような誤解。
認知症と診断されたら、本人も非常に苦しく、ストレスがあるという事。何もかもわからなく
なっているわけではない。
人との関わりの中、温かく接してもらった事にはすごく心に響く。記憶や行動機能が伴わなくなったが、
人として、尊重する事が最も大切であることを、改めて再認識し、今後、日々接する配送員と共に、
勉強し『認知症』をもっと深く理解したいです。

講座の後半はグループワークをしました。
講義やビデオ(認知症の方のドキュメント)で学んだことや気づき、感想を話しました。
私のグループは、当社めでぃはあとの相談員、北摂の配送員、カスタマーセンターの私。
講座を開催して頂いている、デイサービスのスタッフの方もいらっしゃり、日頃の認知症の方との、関わりを聞くことができ勉強になりました。
私ははーと&はあとでの配送員と認知症の方との関わりをお話ししました。
「すご~い!!!そんな事までやってられるの~~!!!」とデイサービスのスタッフの方。
声かけの内容や、利用者様の状態を
細部まで把握している事、服薬管理について、毎日利用者様の日誌を書いている事などをお伝えしました。
「食事だけが、届いているわけではない事」が分かっていただけたと思います。
ついつい、熱く(暑苦しい?)語ってしまいます。
日々いろんな事があるので、朝まで語れます、いえ三日三晩、ご希望があればいつまでも(笑)


今日、ちょうど配送員の日誌に、認知症の方の記載がありました。

『受け渡しにも機嫌良く対応してもらえている。なんとか食べるようにはしているが
完食は無理な事もあるよう・・・。最近では、認知症であることが全く感じられず普通の会話が
できるようになってきた』
そうなんです。人と関わりを持つことで認知症の進み具合いをゆっくりにできたり、
できなかった事が実際できるようになったりしています。(電子レンジが使えなかったのに使えるようになられたり)
一番うれしいのは、配送員とのコミニュケーションの中、表情が明るくなられる事です。
配食を通して、認知症の方のサポートをそしてご家族のお役に立てればとっても
うれしいです。

仕事をしている上、企業として(事業を通して)いろんな形はあるとしても社会貢献は絶対必要です。
手前みそで恐縮ですがとっても社会貢献していると感じていて、その仕事をしている事に胸をはれます。
が、まだまだです。もっと笑顔になってもらえるようなサービスを追い続けたいです。

%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87.jpg  写真が光って見難いですが認知症サポートキャラバンで
ある証のオレンジブレスです。

          はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

夏本番になってきました。
ヘルメットの中も、汗と太陽光線で蒸れ蒸れで
大事なヘアーをケアするのが大変です。

さて、以前iフォーンを使って栄養相談してみました的な
ブログを作成しましたが
今回はそのアプリで朝食のモデル献立を提案して
たんぱく質制限に取り組んでいるかたの予後のお話です。

すごく几帳面に計算されて朝・昼・夕で30gの蛋白制限を
実践されている箕面市のMさま。
配食当初は若干の食べにくさから続けていけるか心配だった
ようですが、
先日お電話でご様子を聞くと
「先日の検査でクレアチニンが0.9になっていたの!
 前は1.3もあって先生からは透析にならないよう注意されたけど
 自分でもびっくりするぐらい下がっていたのでうれしかった。
 お食事も最近はしっかり食べられていて
 腎臓とは関係ないのかもしれないけど、腸の調子もよくて
 すごく体調もいいのを実感しています。
 いまでは、食事を持ってきてもらうのが待ち遠しくて」
と、検査結果がよかったのと、体調がよいのが相乗効果で
非常に明るく喜びの声を聞かせていただきました。

先日検査されたのか簡易検査だったようで
今週精密検査を受けに受診されるとのこと。
さっそく、その検査を見せ今後の食事療養のご相談に
週明けお伺いさせていただくことをお約束しました。

腎臓が弱ってこられると食欲不振におちいりやすいですが
回復され、このような喜びの声をお聞きすると
改めて食事管理の必要性や食事のもつ浄化作用のすごさに驚きます。

Mさまを見習って、体調よくこれからの夏本番を乗り越えて
いきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
7月になり、毎日暑いですね。
利用者様の中には、すでに熱中症になったという方がおられました。
皆様もお気をつけください。

さて、ある利用者様のお話です。
80歳代女性、慢性腎不全、要支援Ⅰ、家族様と同居のI様。
キーパーソンはお嫁様で、腎臓の病状などについて、いつもお話させてもらっています。
先日も、検査結果が届き、お電話しました。
この方の検査結果の封筒を開けるときは、いつも心臓がバクバクです。
「数値が維持できていますように!」と。
先日の結果も維持できていて安心しました。

I様は、退院時に病院からのご紹介で利用開始になった方です。
入院時は、クレアチニンが7まで上昇。透析を覚悟しての入院でした。
しかし、病院での治療も上手くいき、その後、食事療養を継続され、クレアチニンは5台を維持し、透析をなんとか回避できています。

本人様の「透析は、絶対嫌だ」という思いは強いです。
お嫁様もその分、かなり気を使われ、食事の支度をされています。
お嫁様のいろんな意味での負担軽減のためにも使っていただいてます。
そんなお嫁様とお話ししていると、お嫁様が
「あれから一年ですね~」と
そうなんです。はーとの配食サービスをご利用されるようになり、一年になりました。
透析をせずに退院されたものの油断をすると、すぐに透析をしないをいけないと先生からも言われているとおっしゃっていたのを思い出します。

お嫁様も、色々な事を思い出されたのかな~と。
でも、私にとっては、「まだ一年」です。
しかし、本人様、ご家族様にとっては、やっと1年なのかなとも思います。
そうですよね、数値が上がらないようにと一生懸命取り組んでおられるのですから。

はーとの利用者様の中には、10年近くも食事療養を継続され、透析を回避されている方がおられます。
私は、それを目指したい。
だから、次はもう一年!そして、また一年と一緒にI様と進んでいきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
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