食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
急に寒くなってきましたね~風邪などに気をつけましょう。
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数人の栄養士がブログに書いてましたが、私も淀川マラソンのハーフマラソンに
挑戦してきました。
無事、完走できました。気持ちよく走れ、走っている途中淀川の景色を撮りました。
給水所での、フードが充実しており、あんぱん、バナナ、みかん、きゅうり、
チョコレート、飴、少し補給しすぎましたが・・・(苦笑)
マラソンはしんどいですが、自分との戦いです。ゴールの達成感がたまりません!
また、チャレンジしたいです☆


先日、ケアマネージャーさんから、ご利用者の方の息子様の栄養相談を
してもらえないかしら?とご相談の依頼がありました。
現在、病院にご入院中でまもまくご退院。食事は退院日から昼食・夕食共、
届けて欲しいとの事です。
さっそく、ご訪問してきました。

50歳代、男性、家族同居、未婚、糖尿病、肥満(体重100kg以上あり)
性格、温厚、物静か。
いつものように普段の生活をヒアリングし食生活については詳しくお尋ねしました。
典型的な糖尿病になるべくしてなる、生活でした。
それと、病気に対する危機感がかなり(ずいぶん)低かったので、
ちょっときつい実際の合併症の事例をお話しなんとか、療養に取り組んでいただきたいと、私も必死に伝えました。
意識を変えていただき、行動に移してもらわないといけません。
糖尿病は合併症等がでていないと痛くも痒くもない恐ろしい病気です。
今回のこの男性には、心に突き刺さっているとは思いますが、
今の段階では自己満足です。病状悪化せず、数値を安定させ、
結果を出すことが私の超重要課題です。
50歳代、この男性には合併症を患った老後と血糖安定した老後、一緒に想像し
考えました。
答えは当然なのですが、一緒に考える事が重要だと思います。

ご紹介いただいたケアマネージャーさんから、栄養の相談に乗ってあげて欲しいと
依頼があった事がすごく嬉しく思います。
(弁当屋でない事をわかっていただけている事を実感できたので♪)
この男性のように、早く出会いじっくりお話ししたいと思います。

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂管栄養士の島田です。

11/4の淀川マラソンでハーフ21kmを無事完走できました。
ゴール直前かぶり物をした二人組を発見し
かぶり物して俺より速いのかよ!と思わず
記念に写真撮っておきました。
(天気もよく、ゲストの高橋尚子さんもかわいかったです)


さて、先日栄養指導先で地元の中学生が職場社会見学にこられていました。
いろいろな職場の中から希望して医療系の職場を選択され
1日見学体験にきたようです。

そのクリニックではリハビリや体操などに力を入れていて
患者さんに交じって一緒に体操を体験した後
栄養指導の方も見学させてほしいと事務長さんからのご依頼で
メタボリック指導の方の相談を見学してもらいました。
(男の子2人に)

相談終了後、一人の男の子から
「あの~これはどのような仕事なのでしょうか?」と質問
もちろん、管理栄養士に会うのも初めてでしょうし
栄養指導という仕事があるというのもたまたま指導日に
見学に来て知ったことでしょう。体を動かすわけでもなく
ドクターのように診断するわけでもない、見た感じ
患者さんと雑談しているだけの(しかも内容はまったくわからない)仕事って
なんなのだろう? ぽか~んとした顔で質問されました。

中学生にもわかるような言葉で管理栄養士の仕事を説明するって・・・
難題です(最初、言葉に詰まりましたが)

「自分は管理栄養士っていう仕事をしています。
 若いうちは大丈夫だけど、年齢を重ねると体の中の方が色々と
 悪くなってきて、血圧が高いとか、疲れやすいなどの
 生活習慣病という病気にかかる人がいます。
 それは薬でよくなることもあるけど、一人一人の
 長年の生活のリズムや食べているものに原因がある場合もあって
 食生活を少し見直してもらうことで、病気がひどくならないよう
 また元気に過ごしてもらえるようにお話しをしているんです」
と、できるだけ自分としてはわかりやすく説明し
 「この方は今年1月に来られた時はコレステロールというのが
  270ぐらいあったけど、先月の検査で220になってたんだ」
と数値の変化を見てもらい
「へぇ~、ほんとだ下がってる」とほんの少しだけ関心を示して
もらえました。

その子が管理栄養士になることはないでしょうが
管理栄養士って仕事もあるということを知る初体験に
関与でき、自分自身も中学生に管理栄養士を説明するという
初体験ができました。

ハーフ完走も初体験できましたし、成長期の中学生には及ばないまでも
これからも色々な初体験にチャレンジしていこうと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
冷たい風が吹くようになりました。

80歳代、男性、糖尿病、サルコイドーシス。
奥様と娘様と同居。
退院時にしっかりと食事管理をしないといけないということでケアマネージャー様の紹介で利用開始になりました。
8月末に退院され、今に至ります。

今までは奥様が食事を支度され、娘様は仕事で遅いということもありノータッチ。
今回の入院までは、そんなに厳しい食事制限は必要ないと思われていました。
そういうこともあり、全く食事療養はできず、食べたいものを食べ体重も増えて・・・
しかし、今回の入院がこたえたようでご自分から頑張りたいとおっしゃったそうです。
はーとの食事は、お昼にご利用いただき、夜は奥様が支度。
朝は娘様が仕事の前に用意して行かれます。
奥様も勉強のために同じ食事をご利用。
ご本人様、ご家族様の努力の結果、退院前に7.1だったヘモグロビンが6.7(NGSP)に(入院前は8%台)。
今まで好きに食べていたお菓子や果物も減っています。
これからその量が増えていかないことを祈りながら、今後の目標は、血糖コントロールは維持し、改善しながら、もう少し体重を落とすこと。
現在、あまり体を動かすことができていないため、体を動かすことが目標です。
ケアマネージャー様や訪問看護の看護師様と「少しずつ攻めていきましょう!」と話しています。

今回入院をきっかけにやる気になられましたが、本当は、もう少し前、入院前に何とかしたかったなと思いました。
そうすれば、少しは辛い思いをされなくて済んだのに。
だから、もっと早くに食事療養を必要とされる方々に出会いたいです。


はーと&はあと管理栄養士 松政千佳子

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