食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
私も、11/4淀川市民マラソンに参加してきました☆
日頃の運動不足がたたり、私だけ完走できませんでした・・・。残念。
やはり、日頃からトレーニングが必要でした。
当社でサポートしている食事療養も、検査前に食事内容を変更するだけでは、
効果ないです。
何事にも、継続が必要です。

さて、ご利用者様より、御食事について喜びのお電話がありました。
「ビーフシチューのお肉が柔らかくて、とてもおいしかった。
亡くなられたご主人が生前、月に2~3回は作ってくれていたのを思い出して、
少しつらかったけれど、亡きご主人に話しかけながら食べた」と。
私が受けたお電話ではなかったのですが、
このお電話を受けたカスタマーセンターのスタッフがこの話を聞いて感動したと聞きました。
私自身、以前このご利用者様宅に訪問し、独居生活の淋しさ等を伺ったことがあったので、
配食がこういったかたちで喜ばれたことがうれしく感じました。


また、配達スタッフとの会話も楽しみにして頂いているご利用者様も多く、
よりいっそう、配食をするだけでなく、
生活のサポートや、見守りにも力を入れていきたいです。


はーと&はあと管理栄養士 小山

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

いつのまにやら11月。
紅葉のシーズンになりましたね。
私ももっと寒くなって外へ出たくなくなる前にと
いろいろお出かけしています☆

亀岡のコスモス畑☆


さて今日は長い間健康バランス食をご利用いただいている利用者様の話です。
長年、毎日の夕食のみをお持ちしていましたが、
この夏から昼食も追加になっています。

息子様もお嫁様もお仕事に出られていて、昼間はお一人になられるので、
お昼食は自分で買いに行っておられました。
しかし、認知症が進み、食べたことを忘れてしまわれ、
何度も買いに行って食べたりしてしまう、ということで、
お昼食もはーとでお届けとなりました。

夕食だけお届けしていた際は認知症でいらっしゃることに気づけませんでしたが、
夕食お届け時にはお嫁様が在宅だったからなのかもしれません。
本人様おひとりの時に昼食のお届けが始まってから、
不安定な状態でいらっしゃることがわかってきました。

時々、食事お届け後、「食事が届いていない」と電話がかかってくるようになりました。
毎日ということはありませんが、
ご家族様も迷惑をかけて申し訳ない、とお電話する度おっしゃっていました。

お食事をお届けしたという証に
食事につけている食札(日付とお名前が書かれた紙です)を
食べた際に箱に保管してもらう、という方法をしてみましたが、
食札を箱にいれ忘れてしまわれることがありました。

10月の末、お嫁様から昼食の停止の電話が入りました。
理由を聞いてみると、
「はーとにこれ以上迷惑はかけられない、心苦しい」とお嫁様。
昼食はどうされるのかの問いには、
14時頃お嫁様が仕事から帰られてからお昼にしようかと思うとのこと。

でも、これで問題解決とは思えません。
はーと&はあとは食生活の不安と不都合を抱えるみなさまのお役にたてるようにしたいのです。

そこでお嫁様に提案。
お届けした際に、表に配送員がサインとお届けした時間を記載すること。
これまでご自分で入れていただいていた食札を配送員が箱にいれさせていただくこと。
私自身もこれまでにない経験だったので、
他の栄養士やカスタマーセンターのみんな、そして配送員とも相談して、
これでやってみませんかとお嫁様に提案しました。
息子様とも話し合ってくださり、
上記の案でやってみようということになりました。

この提案に、家族様とても喜んでくださりました。
いえいえ、私も配送員もカスタマーセンターのみんなも一致団結して
本人様も家族様も安心していただけるように
精一杯させていただきます!

他にも利用者様の中には認知症の方はたくさんいらっしゃいます。
本人様もご家族様もきっと不安だと思うんです。
その不安を少しでも緩和できる相談員でありたいと強く思っています☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。
ファシリティーフードサポート事業部の柴田です。
私も先週淀川市民マラソンで10㎞を走ってきました。
高橋尚子選手がゲストで参加されており、
ゴール近くでハイタッチしてきました☆
完走できたので良かった!体の疲労はつらいですが、
久しぶりに得た達成感は気持ち良かったです!
次はハーフマラソンに挑戦…というわけにはいかないと思いますが
宮川さん同様、この調子で運動を継続していきたいと思います!


さて、突然ですが、ちょっと想像してみてください。

目の前に、とてもおいしそうな料理があります。
1週間歯を磨かずに食事を食べる場合と、毎食キレイに歯を磨いた状態で食べる場合、
どちらがおいしく食べられると思いますか?

歯をずっと磨かなければ食べかすが口の中に残り口腔内が粘つき、また舌にも汚れがたまり
味覚が鈍くなったり、唾液が粘ついていたりします。
嫌ですね。

当然、毎食キレイに歯を磨いた状態の方がおいしく食べられます!

口腔ケアと食事は、実は密接に関係しています。
それをもっと知るために京都市内の病院で、口腔ケアの様子を見学させていただきました。

口腔ケアは、ただ単に虫歯の予防という目的だけでなく、
口腔の機能を維持したり、誤嚥性肺炎の予防にもつながる重要なケアです。

基本的に病院での口腔ケアは自分で行いますが
寝たきりだが歯がしっかりある方、最近口臭が気になってきた方、歯槽膿漏など口腔内に問題がある方など、必要に応じて歯科衛生士や看護師がケアを行っていました。
私たちが自分で行う口腔ケア、つまり歯ブラシは1本の歯ブラシで行いますが
対象者に合わせて、歯ブラシの種類(ブラシの大きさ、舌ブラシ、球状のブラシ、吸引器対応のブラシなど)を変えることで、より有効なケアができます。
また、私たちは普段歯磨き粉をたくさんつけるけど、うがいができない人にとっては歯磨き粉は不要で、泡立たないジェル状の保湿液で口を潤わせることで口腔内をすっきりさせ、
口腔内の怪我も防ぐことができます。

今回の見学で注目した点は、洗面台の高さや蛇口の長さ、お湯をひねるレバーの長さなど
洗面台の環境が口腔ケアの継続を左右する大切な条件であるということでした。
車いすでも自分で水を出せるかどうか、手を伸ばして水を触れる位置に蛇口があるかどうかなど
同じ病院内の洗面台でも使いやすい、使いにくいがあると教えていただきました。
洗面台一つでも奥が深いなと思いました。

口腔ケアを継続していくと、
口臭がきつかった方の口臭が改善し、口腔内環境が良くなったり、
口腔内が乾燥して唾液分泌が悪化していた方の唾液分泌が改善し、味覚改善に効果があったりと
何かしらの効果がみられることが多いそうです。

管理栄養士の視点では、何をどのくらいどのようにして食べるか?という視点で食と関わりますが
他職種の視点から「食べる」を見ることは、とても勉強になります。

高齢者が「食欲が低下した」「何を食べてもおいしくない」といった訴えがある場合もあります。
なぜ食べられないか?を考えるとき原因疾患を考えることはもちろん大切ですが
口腔ケアがしっかりされているのかどうかという視点も合わせて考えていくことで
提案の幅も広がると思いました!

まずは自分の歯磨きから見直していこうと思います★

はーと&はあと管理栄養士
柴田 満里子

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