食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
あっという間に10月もあと数日で終わり・・・。
早いものです。
最近マイブームの「ねぎを育てよう!!」は、
なかなか思うように育ちません。
今回は、三度目のねぎ育成中です。
今回もダメだったら、栄養満点、春菊に乗り換える予定です(笑)。

春菊といえば、私の実家で出荷しているので、
当然、食卓にもよく登場していました。
子供のころは、苦くて味が濃くて苦手だったのですが、
最近はあの苦味も、おいしく感じるようになりました。
鍋には必需品です。

ここで、これから大活躍する春菊について紹介したいと思います。
春菊に含まれる主な栄養には、
βカロテン(ビタミンA)、ビタミンB1、B2、C、カリウム、鉄分などがあります。
春菊に含まれるβカロテン、ビタミンCなどの栄養は、
加熱調理すると早く失われますが、食塩を少し一緒に入れると、
栄養の損失が少なくなります。
また、免疫力を高めるビタミンAは、脂溶性ビタミンのため、食べるときに、
お肉と一緒に炒めたり、ごま油を垂らすなど、
油脂と一緒に摂取することで、吸収されやすくなります。
栄養が豊富で一番おいしいのは、11月~3月の寒い時期です。
栄養豊富な食材を食べて、寒い冬を乗り切りましょう★

はーと&はあと管理栄養士 小山 祐子

こんにちは。京都の管理栄養士の藤本です。
寒くなってきましたね。
ついこないだまで暑かったのに...と思うのですが、
よく考えればもう11月になるんですよね。
寒くなるはずです(^^;;


さて、今日はクリニックの栄養指導の患者様の話です。
Y様、男性、脂質異常症と高尿酸血症の患者様です。

なかなかビールの習慣がやめられません。
お家での缶ビール。
気にしてプリン体と糖質オフのものを飲まれているのですが、
なんとか控えていけるように話をしています。
きっぱりやめるのはなかなか難しいなら、まずは少しでも量を減らしましょう。
減らす方法は2つ。
①飲む本数を減らす。
②休肝日を作る。
どちらかから始めましょうかとお話していた前回。
次回までの目標は「休肝日を作る」とY様。
私から「何曜日は休肝日にする」と決めてしまったほうが
ずるずると「また明日」にはなりにくいですよ、と付け加え、
毎週火曜日は必ず休肝日にする、というので決まりました。

この日の最後にちらっとお話したのが
今回のブログの題名にも出てくる「炭酸水」。
私の知ってる方で、
炭酸水のしゅわしゅわ感をビールの代わりにしているっていう人がいたんですよ。
Y様も一度試してみてください。とおすすめしてみました。
(あ、もちろん炭酸水は砂糖や甘味料が入っていないもの限定です)

それから2ヶ月経ち、先日Y様の指導日でした。
部屋に入ってくるなりすぐに
「炭酸水、効果ありましたよ!!」とY様。
火曜日は休肝日に、としていた目標が
なんと9月でビールを飲んだ日はほぼ土日のみ!
休肝日週2日どころか週5日です☆
これには私もびっくり!!

話を伺うと、前回の指導後から炭酸水をビールの代わりにしているそう。
さらにビールを控えるようになったもう一つのきっかけが息子様。
中学2年の息子様に酒臭いのをなんとかしてくれ!と言われ、
ある約束を提案したそうです。
その約束が
「お父さんはビールを控える、
その代わりに頑張って勉強して成績あげなさい」
というもの。
来年受験生になる息子様に勉強してもらうため、お父さん、頑張っておられます。

その頑張りのおかげでY様の血液検査の結果は尿酸もγ-GTPも下がりました!
ほんとに素晴らしい☆
Y様自身も喜んでおられましたが、私もめちゃくちゃ嬉しいです。
習慣化したことを変えるにはやはり何かきっかけが必要。
今回は炭酸水と息子様との約束がそのきっかけになったようです。

さて次はこれをいかに長く続けるか、ですね。
「今だけ」にならないようにしてください☆
そんな私にY様、
「父親がこんなに頑張ってるのに息子の成績はさっぱりなんですわ~。めげてしまいそうですよ~」とポツリ。
Y様のためにも、息子様にはぜひ勉強頑張っていただきたいです!
お2人とも、応援してます(^^)v


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは!
FFS事業部の柴田です。
寒くなってきましたね~!
私は冷え性なので、これからの季節は冷えとの戦いです。
寝る前にゆっくりお風呂に入ったり温かい飲み物を飲むなどしています。

さて、月2回、クリニックで栄養指導をしています。
75歳、女性、糖尿病と高血圧です。
お嫁様も一緒に同席されました。
血液検査を拝見すると、昨年8月から空腹時血糖値が上昇、
今年9月にHbA1cを測定したところHbA1c8.4。
服薬とともに、食事も見直すようにと栄養指導を受けることになりました。

血糖が上昇し始めたのは約2年前。
ちょうどその頃引っ越しをされて環境が変わったため、
外出も減り、家の中で過ごす機会が増えたとのことでした。
運動量が減ったことも原因かもしれません。

食事では、野菜の摂取量がかなり少ない食生活をされていました。
朝食はパンと珈琲(砂糖、ミルク)、バナナ1本
昼は、時々麺類とごはんを食べることもしばしば。
夕食ではご飯は小盛り1杯と焼き魚や煮物などが中心です。

野菜摂取について伺うと、
ご主人が野菜嫌いなので野菜料理は少な目であるとのことでした。
そこで便通について伺うと
やはり便秘がちでかなり前からお薬も飲まれているとの事。
かなり昔に医師から毎日バナナを食べてくださいといわれたので
毎日バナナ1本食べているとの事でした。

しかし、この方のHbA1cは8.4。コントロール不良です!
血糖の上昇を緩やかにする野菜や海草、キノコ類の摂取量を増やすこと、
また芋類や煮豆など、ご飯、麺類など主食以外の血糖を上昇させる食材の食べ過ぎに注意する事、そして炭水化物の重ね食いもいけません!
もちろん、野菜から食べて最後にご飯を食べていただくこともお伝えしました。
バナナは毎朝ではなく、ほかのフルーツを食べた日はバナナは食べないようにと伝えました。

野菜はご主人が嫌いなので、あまり作っていない様子。
でも、お嫁様が一緒に野菜をたっぷり食べられる料理を考えてみます
とおっしゃってくれました。

野菜の摂取不足が解消されると
血糖コントロールが良好になるだけでなく、便秘解消にもつながりますからね!

ご家族の協力は、食事療養成功への近道です。
是非、一緒にがんばっていただきたいです!


管理栄養士
柴田満里子

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