食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
今週、グッと冷え込むそうです。皆様も、たくさん着込んで風邪をひかないように、お気をつけ下さいね。


さてさて、私は長岡京市を担当し、1年半ほどになるのですが、本日は長岡京市を中心にバイクを走らせていました。
1時間ほどかかる道のりが、いつしか当たり前のようになりました。
いつの間にか1年半も経つなんてビックリです!まだまだ未熟、もっとがんばらないとっ!

本日は、長岡京市から大山崎町に入って少し南に下がった辺りにある、事業所様にも訪問してきました。
年末のご挨拶ですので、いつもより少し足を伸ばして。
長岡京市との境目の、大山崎町の円明寺の辺りも、お住まいの地域の場所を確認し、ご相談しながらお食事をお届けさせていただいている方などもおられます。
ご担当の利用者様のお話や、年末年始の食事の確保にお困りの方がおられないか、などなどお話をしていました。

「遠くから寒い所わざわざありがとうございます」とのお言葉もいただきました。
訪問の際、そのように言って下さる方は多くおられます。ありがとうございます★
でも、やはり1年間の感謝の気持ちは直接お伝えしたいものですからね。
遠くてもお伺いいたします!

大山崎町には3つほど小さなスーパーがあるようですが、なかなか買い物に行くのも不便で、宅配食は大変ありがたい、とのこと。
家から遠かったり、寒いと外へ出るのも億劫になりがちですよね。
配食可能な地域であれば、ぜひともお役に立ちたく思います。

先日、西京区にお住まいの方でしたが、奥まった所にお住まいで、お食事のお届けが難しい方がおられましたが、職場が長岡京市であり、配送地域であったため、お食事のお届けが可能になりました。
そんなケースもありますよ、とお話していました。

当社の食事が少しずつ広まっている。
地域ということだけではなく、皆様の認識として☆
嬉しいですっ!少しずつ、少しずつ…です。
担当させていただく方が増えても、1人1人の方に適したアドバイスやフォロー、求めておられることにお答えできるよう、日々の反省を活かし、同じ失敗は繰り返さないよう、今後も精進していきます。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。

先日ヘルパーさんの事業所で、勉強会を行いました。
毎週テーマを決めて勉強会をしておられます。

今回は食事がテーマで、利用者さんの家で調理をする時に、制限がある方だったらどんなことに気をつけて調理をしたらいいのか教えてほしいということでした。
食事療養の基本、大きくわけて3つ、糖尿病、高血圧、腎臓病の食事についてお話させていただきました。

業務の後だというのに、15人ほど参加してくださいました。

内容を少しご紹介します。
●糖尿病:高血糖が起こす合併症を予防する為、血糖値を正常に保つことが重要です。
ポイントは、食べ過ぎないこと、3食規則正しくバランスよく食べること。

野菜1日350gは意外に多いなぁという声や、ゼロカロリーの甘味料は知っているという声もありましたが、知らなかったという声もありました。

野菜は1食あたり火を通したもので、片手に1杯で100gとれ、低カロリー甘味料はスーパーでも手に入ります★

●高血圧:高血圧が引き起こす合併症を予防する為、血圧を正常に保つことが重要です。
ポイントは、塩分を控えること。肥満がある場合は、減量も有効です。

醤油は小さじ1杯で1gの塩分、コンソメは小さじ1杯で2gの塩分。
意外に含まれているのだなぁ、と感心されていました。

●腎臓病:機能の低下した腎臓を保護する為に、エネルギー、蛋白質、塩分、水分のコントロールが必要になります。場合によってはカリウムやリンの制限も必要になります。

腎臓食が必要な利用者さんは、今のところ1人だけとのことでしたが、今後の為にと、熱心に聴いてくださいました。

どの食事療養でも、効果をだす為には、継続することが一番です。

周りにいるヘルパーさんや、私達管理栄養士や、配送員からの声かけや励ましで、本人のやる気を継続できるよう応援することが大切です。

最後に、はーとの、カロリー調整食と塩分・蛋白質調整食を試食していただき、先輩の東川さんからも、工夫や、違いについてお話していただきました。

主食の量の目安や、腎臓食についてや、その他のことでも、知らないヘルパーさんが多く、こういった食事療養について、伝えることも、管理栄養士の大切な仕事であると感じました。

少しでも伝わるように話すには、今後も精進が必要だと感じました。

さて今週の週末は、50歳になる知り合いの誕生日会があり、お祝いに行き、幸せな気持ちをいっぱいわけてもらいました。

いつも変わらない笑顔で皆に接してくれる方です。
たくさんの方に祝ってもらい、とてもうれしそうでした。
こんなにもたくさんの人に祝福してもらえるのは、人徳だなぁと感じました。

この気持ちを、私も皆に感じてもらえるように、今週もがんばろうと思います★


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
やっぱり寒さが厳しくなってきました(-o-;)
さて、今日はあるご利用者さんの話です。

65歳、吹田市在住の男性Tさん。
糖尿病があり・・ベットの上に座ることもできない、要するにほぼ寝たきり。
そして歯がない。歯がないため、食べておられるのが蒸しパン、うどん、サンドイッチといった炭水化物がほとんど。
目が見えにくくなってきたためインスリンも打っていない。
誰が介護をされているのかと言えば、少し認知症のある母親・・・
主治医からもまずはバランスのとれた食事を摂るようにと言われたが
ヘルパーさんに食事作りをしてもらおうと提案したものの他人が台所に入るのは嫌だと言われた・・
ベットサイドにはマシュマロの袋や母親に出された栄養補助飲料の缶が並んでいて・・
とりあえず栄養指導と食事を届けてもらえませんか?

これが担当ケアマネージャさんから相談の内容です。

この方に限らず、私が担当させて頂いているご利用者さまで50歳、60歳代で脳梗塞等の後遺症で介護されることを余儀なくされ80歳を超えた高齢の母親が主介護者となっているケースがあります。

今後比較的若い年代から介護が必要になるケースが増えるのではないかと心配になります。
糖尿病は脳梗塞や心筋梗塞になるリスクが高くなる病気です。
少しでも早めに血糖コントロールをして欲しいものです。

話を元に戻して・・
早速、担当者会議に新規訪問を兼ねて伺いました。
その前にケアマネージャーさんからの
「先生からはカロリーと蛋白質の制限が必要と言われた・・」との一言から
「蛋白質の制限ということは糖尿性腎症があるのでは?」
と血液検査データーと併せて腎症の確認のため主治医の先生へ電話で確認。
以前、ご挨拶をしたことのある先生だったので、すんなり確認ができました。
先生からの指示をもって担当者会議へ・・

そこで担当の訪問看護師のSさんに久々にお会いしました。
以前、他のご利用者さまを通して知り合った看護師さんです。
『あらぁ~ご無沙汰~♪誰が来るのかと思ったら大都さんでしたか。あ~、食事記録のメモ、持って来とけば良かったわ。』と声をかけて下さいました。

腹筋・背筋が弱っているため座位が取れない、野菜等の摂取が少ない、運動できない、インスリン注射の準備ができない・・
認知症にあるお母様への指導も必要。
なかなか手ごわい相手です(^^;
ヘルパーさんや看護師さんの役割を再確認し、担当者会議終了。
もちろん、カロリー調整食をお届けします。

朝食に甘~いヤクルトを2本召し上がっていたので
とりあえず、カロリーハーフのヤクルトを買ってきて下さいとお母様にお伝え。
一度にたくさんのことを改善して頂くのは無理なのでカンタンなことから・・
次のステップは朝食・昼食の具体的なアドバイスをお伝えするために後日、改めてケアマネージャーさんと訪問する予定です。
帰り際にSさんから
『また、ご一緒に仕事ができて嬉しいです~(^^)ノ』
『こちらこそ今後も宜しくお願いします。』
嬉しい限りです(^^)v

その後、主治医の先生に報告。
先生からは『お母さんにここで説教してもすぐに忘れてしまうから、何度も指導してやってください。』
と。
Sさんやケアマネージャーさんと連携をとりながら
Tさんの血糖コントロールのお手伝いができればと思っています。

ちなみに、すでにTさんは嫌になっているようですが、ケアマネージャーさんは
『もう私1人でなく、先生にSさん、栄養士さんも巻き込んでいるので簡単には止められません。』
と伝えているそうです(^^;

はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!


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先日、私の誕生日に北摂のスタッフが買ってきてくれました♪
とっても美味しいチーズケーキでした☆

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9人の管理栄養士プロフィール

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