食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。

12月に突入しました!師走です!毎年言ってますが、坊主様と(最近見ませんが・・・)
めでぃ管理栄養士が走る!かなり気忙しいです。普段も仕事・プライベートと何かと忙しく
してますが、12月は格別です(苦笑)

昨日、クリニックへ栄養指導にいきました。
50歳代、女性、脂質異常、境界型糖尿病。投薬なし。社会人の息子様と二人暮らし。
性格、几帳面。
先生から、「なんとか、薬なしでいきましょう!栄養指導を受けて頑張ってみてください。」
と言われましたと。
昨日は3回目の栄養指導でした。
この女性は真面目で几帳面なため、お伝えした事はできる限り実行に移そうとされていました。大変、勉強熱心です。

女性:「言って頂いたことをがんばってやってます。体重も2kg落ちて、身体も軽く
   とっても体調がよいです。」

私:「ほんとに、がんばってられますよね~。なかなか、今までの食習慣を変えるのは頭で
  解っていてもなかなか難しいことなのです。次の血液検査が楽しみですね~☆」

食事のアドバイスをする時に一番大切にしている事は、今までの食習慣や本人の性格、病気に対する意識のステージ、なんと言っても「暮らしぶり」や「家族関係」は重要です。
この女性はまだ若いですが、ご主人が7年前に突然死で他界されてます。
今回の栄養指導時、初めて不安な胸の内を語ってくださいました。
当時の大変だった様子、過剰なストレス、激やせ、栄養失調。
そして、今やっと普通に暮らせているが、不安に襲われ眠れない夜もある事・・・。
病状を改善していく中でその方の背景はとっても重要なので、「聞く」のではなく話して頂けるように「聴く」事を心がけています。
そして、自分自身の事を考えてもらう時間を作ります。
療養をしていく上で「心の中」って大切です☆
そこを出来る限り、「理解した」ということを解っていただくといろいろ胸の内をお話いただけると実感しています。

意識変容や行動変容をしていただくのは本人様です。一番、あったアドバイスができるよう栄養学だけでなくあらゆる分野の勉強は必要です。
先生からの指示でもある「投薬なしで、病状改善!」
一緒に頑張っていきます♪

この女性の次に来られた女性の患者様に「なんか、すごくしんどい気持ちが聴いてもらえて、軽くなったわ!元気になれた!今日からまた、がんばります!食事療養やります!」

「元気になれた!」と言ってもらえるのは私の原動力です!
そして、病状が悪化しないようにサポートするのが重要な私のお仕事です。

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写真は宇治アクトパルの施設(野外活動センター)
と、紅葉です。仕事も遊びも外、「楽しく」がモットーです。
先週、土曜日、日曜日でマラソン仲間と一泊マラソン合宿を開催しました。大人、子供で21名参加しました。合宿ではリレーをしたり、皆で昼食のカレー作り、夜の練習、朝の練習!走る、走る!走る!がしかし、どういうことか?体重増!!!はあ~~~???(怒)

                    はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回はご主人が塩分制限のトライされているお話しです。

一ヶ月ほど前から、はーとのお食事をご利用いただいている
ご夫婦で
1.脳梗塞と心筋梗塞をわずらっている奥様は栄養コントロール食
2.ご主人は健康バランス食
をお届けしています。

そもそも、利用のきっかけは奥様が退院されるにあたり
自宅での塩分管理が困難なことから配食利用となりました。

デイケアやヘルパーさんで食事用意ができないときに
お届けしているのですが
なかなか奥様が薄味に慣れていただけない状態です。

お食事は概ねしっかり食べていただいているのですが
はーとの食事だけでは、ちょっと食が進みづらいようす。
そこで、ご主人が味噌を通常量の半分にしたお味噌汁や
奥様が好きなお刺身(もちろん、醤油の少しだけつけて)をご用意して
うまく食の満足度を落とさないよう工夫されています。

いままで、家事はまったくされたことがなかったというご主人
奥様のため
塩分の高い食品のリストを市の栄養課にいって資料をそろえ
食品をかわれるときも、栄養成分のナトリウム量をチェックしながら
購入されています。
「お刺身も貝類は塩分が多いから、魚の切り身を選択している。
 味噌汁はインスタントの味噌1本で二人分を作るようにしている
 お宅の食事も塩分が2.1gと時もあれば2.4gのときもあるので
 塩分が少ないときは上限を2.5gまでとして1品追加したりしている」
などなど、取り組めることから少しずつ塩分を抑える調理にトライしていただいています。

ご高齢のため目も弱くなられているので、ナトリウム量などを
見るのも大変ということだそうですが、食事療養に向かわれる姿勢がとても謙虚です。

(もともと、食に関心がある方や、ご自身の場合はいやいやながらも
 我慢して療養されている方もおられるなか、奥様のためにとはいえ
 なかなできることではないなぁ。栄養士からみても頭が下がります)
と、感じてました。

昨日、近くをとおることがあったのでお顔見せに拝見したところ
その理由が判明。

「あれ(奥様)が脳梗塞で緊急入院し、さらにICUで心筋梗塞も併発したときは
 生死を彷徨ったからね。親族・友人を集められもした。なんとか自宅に戻ってこれたから
 もう同じようなことにはさせたくし。
 そのためには塩分だけはしっかり抑えておかんとねぇ」

いや~夫婦愛ですね!独り身には理想的な夫婦愛を目の当たりにしました。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今年の紅葉はいつもより綺麗な気がします。
色付きが良かったんでしょうね。その分、観光客も多くあちこちで渋滞しています。


先日、訪問した利用様のお話。
50歳台の男性の方です。
健診で毎年引っかかり、毎年、着実に体重、腹囲が増えており、このままだと確実にメタボです。
中性脂肪が基準値より高値で、97kg、腹囲は100cm越えの方です。
ご自分でも毎年の変化については、自覚されており、食生活の見直しとダイエットのために配食を利用されることになりました。
お仕事が忙しく、帰宅時間が遅く、夕食はいつも22時や23時。
そして、食べた後はすぐに寝てしまう生活が続いているそうです。
野菜やあっさりした和食は嫌いで、肉食でご飯が大好きとのこと。ご飯の一度の量は約一合。
奥様も同席してくださったのですが、いくら言っても聞かないんですと呆れ気味。
運動習慣は無く、どんどん体重が増えてきているとのこと。
分かっているが、きっかけもなくズルズルと・・・
そんな時に口コミで、はーとのことを知っていだき、一度試食をしてもらいました。
試食後にフォローのお電話をした時も少し迷いがありました。
「いや、どうしようか迷っているんですよね・・・。」と。
そのため、とりあえず行きますと言い訪問しました。
夕食が毎日遅くなってしまうことをなんとかしたいとのことだったので、会社に夕食として、はーとの健康バランス食をお持ちし、早めに夕食を食べてもらうことになりました。
野菜は嫌いだけど、届けられる食事の野菜は食べるようにすると約束してくださいました。
仕事のある平日のご利用ですが、必ず結果が出ると思います。
ご本人様も私のこの断言に背中を押され、利用することを決断されたと思います。
でも、私は「結果が出てからが大切なんです。」とお話ししました。
今までの乱れた食生活を理想の食生活に戻していく、配食を利用して強制的に。
すると結果がでることは、当たり前のことなんです。今までの摂取カロリーより少なくなりバランスも良くなるのですから。
だから、その後、いかに自分でコントロールできるようになるかが鍵で意識の改革が必要なんです。
はーとの食事をご利用の間に食事のバランスや量、味付けを経験してもらい、自分の食生活と向き合ってもらうこと。そして、その経験を生かし、行動してもらうこと。
そうは言っても、なかなかスムーズにはいかないと思います。皆さんそうです。
だから、私達が一緒にご本人様の頑張りをサポートします。
皆さんの頑張りを応援します。頑張りましょう!!


はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

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