食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
先週の日曜日、木津川マラソン大会に参加しました。5,281名の参加でした。
練習不足でしたがなんとか、完走できました☆
10km地点までは、めちゃめちゃ気持ちよく
走れていたのですが、ちょうど10km地点を越えたところで、足が・・・痛い!!!
練習不足がたたっているなーと痛感していたら、12km地点に
「足の痛いのは気のせいだ」という張り紙があり、そうだ、そうだと
同感し、走りました。張り紙に感謝?やっぱり完走の達成感は格別です。

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先日、開業医の先生のご紹介でご自宅へ訪問してきました。
70歳代、女性、性格温厚、独居、慢性腎不全、パーキンソン病。
先生から腎臓食をすすめられたとの事でした。
ご病状は最近少々悪化気味。何年分もの検査数値を保存されていて、
最新の検査値と見比べながら
お話ししました。
お伺いした時は遅めの昼食を召し上がってられたので、昼食のアドバイスも
できました。スーパーで購入された焼きそばだったので、塩分が高いことなど
をお話ししています。
ご自宅へ伺うとまず、暮らしぶりが見えるのが最大の良いところです。
テーブルの上や台所にある食材、冷蔵庫の中まで見せていただく事もしばしば
あります。
実生活に沿った具体的なアドバイスをする事で本人様自身で、理解し
食事療養をスタートしてもらってます。
この女性はご担当のケアマネージャーさんがおられるので、ご報告に訪問しました。
今後も、主治医やケアマネージャーさんと連携をとり、支えさていただくのが
仕事です。

あたり前ですが、お1人お1人暮らしぶりや食生活は全く違います。
状態に応じて一緒に考えていくことがやりがいであり、一番難しいところです。

お役にたちたいので小引き出しを増やすよう勉強で~す☆


はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

1月末からの引っ越しのバタバタも大分と収まりました。
引っ越しで出たごみを多さにびっくりしながら
ごみ屋敷に住んでいたような錯覚に陥りました。
やっぱり無駄な書類などはこまめに破棄しないとだめですね
新しい事務所では、すっきりした状態でずっと
仕事ができるよう物は溜めこまないよう気をつけようと思います。

さて、先日、病院の栄養指導に同席してきました。
胃を全摘された新規の御利用者Kさまから退院と同時に配食サービスで
軟菜食を利用したいと相談を受け、丁度退院日に栄養指導があり
病院の管理栄養士の方から同席の了解を得られたので
はーと&はあとの栄養士さんも一緒に受けてほしいとのことで
病院へお伺いさせていただきました。

病院の栄養指導に同席することはまれにありますが
あまり体験できないことなので楽しみにお伺いしました。

病院の栄養指導を担当されたのはまだ若い管理栄養士の方で
先輩の管理栄養士(たぶん僕より少し年配な方)が指導員としてついての
栄養指導でした。

内容は胃をとられた方の食事として気をつけてほしいポイントを
丁寧に指導されていました。
1.消化を助けるために少しずつを数回に分けて食べましょう。
2.消化の悪い食品や刺激の多いものは避けましょう。
3.ゆっくり時間をかけて食べましょう。等々

でも、他人の栄養指導を聞いているとダメ出しをしてしまいたくなるのも
性なのでしょうか。
(話すスピードが早い、あいづちがうんうんばかり、
 声のキーが高すぎて聞き取りづらい時がある)とか・・・
きっと自分が指導している時も気をつけないといけないポイントが
客観的にみるとよくわかります。

指導に同席させてもらった後で、少しだけ僕の方から補足を
1.胃切除の方は、だいたい1年かけてすこしずつ食べられるようになります
2.切除後の三ヶ月が体重減少がもっとも起こりやすく体力も落ちやすいので
  最初の三ヶ月で体重が落ち過ぎないようこまめにカロリー補給しましょう。
手術は成功しても術後の安定には食事管理がもっとも重要になります
ゆっくり時間はかかっても、以前同様、好きな食事が食べられるよう
サポートしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の藤本です。
2月に入りましたね。
そろそろ梅が咲いて、順番に春がやってくるかな、と思うとワクワク☆
ただ毎日の寒さには心が折れそうなんですが(^^;;


さて、先日新規でお伺いした利用者様。
奥様が難病で塩分制限が必要な方です。
訪問当日は奥様は病院におられお会いできず、ご主人様との面談でした。
普段の食生活についての話を聞こうとするやいなや、
「あいつは塩という言葉に敏感になっとる。家でも全然使っとらん。」とのこと。
調味料としての塩はほとんど使わず、醤油などももちろん減塩。
とにかく塩分に対して徹底的に控えておられるとのこと。
ご主人様曰く、前に受けた栄養指導で塩分制限、塩分制限と脅かされすぎなんや、と。

実際に調理されている奥様がいらっしゃらなかったので
どれくらい調味料を使っておられるのかなどは確認できなかったのですが、
ご主人様には病院からでている食事の指示と
主な調味料に含まれる塩分の表とを比べて少し説明。
病院からの指示は1日5〜6g、つまり1食にしたら2gは使えます。
朝食に食べておられるパンは6枚切り1枚で塩分0.8g。
なので、サラダに少しドレッシングをかけたりしても大丈夫です。
また、醤油や味噌の小さじ1の塩分を確認したり、
マヨネーズやケチャップの小さじ1の塩分を確認しながら、
1食に使える量を決めることができることを説明しました。

するとご主人様、
「今みたいに1日でどれくらいなら使っても良いか、という説明をしてくれたら、
塩分に対してびくびくせんでもいいんや。
栄養指導で、控えなあかん、控えなあかん、と言いすぎるから怖がってしまうんや」と。

耳が痛いお言葉でした。
普段の私はどうだっただろう、と反省しました。

もちろん、なかなか塩分制限が守れない方には
控えてください、とお伝えしないといけない場合もあります。
ただ、過剰に控えることばかり言わずに、
普段の食生活をききながら、
これはこれくらいの量にしてください、とか、
大丈夫な量をお伝えするというのは大切だなと改めて感じました。

伝え方でずいぶん印象は変わります。
その方にやる気になってもらえるような、
また、これなら出来ると思っていただけるような
栄養指導をしていかなきゃ!!ですね(^^)


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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