食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
すっかり秋めいてきました☆1年で一番好きな季節到来です。
仕事もプライベートも楽しみながらがんばります。

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最近の休日は相変わらず、大阪に遊びに行ったり、
自宅近所を友人とランニングしたりしてます。走っているとコスモスが咲いてました。
中学1年生の娘がソフトボール部に入り、試合の応援にもよく行ってます☆
今、一番ソフトボールの応援にはまっています♪♪


先日、ケアマネージャーさんからのご紹介で面談してきて欲しいという女性のもとへ
訪問してきました。

70歳代、女性、独居、抗がん治療中、性格気難しい。
食事制限はないが、最近、しっかり食事が食べれていなく、痩せてきている・・・
という事が心配でケアマネージャーさんからの依頼でお話ししてきました。
この女性から病状の話や、ご家族の話し(近くに娘様家族が在住)を詳しく
お話ししてくださいました。
でも、本人様、食事の事は困ってないので・・・と。全く自分では作れないけど、
近くにスーパーもあるし外食もできるので・・・と。
野菜を摂るよう意識しているとおしゃってましたが、明らかに偏食されているのが
わかりました。
でも、頭ごなしに今の食生活を否定はしないようにしています。現状を受けとめ、
この状態は良くないことを少しづつ、さりげなく、伝えます。
70歳代、プライドも高い女性、否定されるのは嫌なはずです。
なんとか、今の状態から少し変えていくことに納得して頂き、
週2回からご利用される事になりました。
ケアマネージャーさんに報告に行くと、そうですか・・・無理かなと思ってましたけど、
週2回、デイサービスと週2回、はーとさんの食事。まず、4食、ちゃんとした食事が確保できました。
といっていただけました。
なんとか、しっかり食べて頂き抗がん治療に耐えうる体力がつくようサポートしたいです。

高齢者の在宅での暮らしぶりは本当に様々です。
その方にあった提案をするために訪問しています。
今までの、生き様を大切にしながら・・・

在宅にあがり込むって本当に重要な仕事だと確信しています。


はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

過ごしやすくなってきましたね。
夏が終わってもまだ熱中症のニュースを
目にしますが体調管理には気をつけたいところです。
在宅訪問の道中、小学校の近くを通ると
運動会の練習でしょうか。先生・生徒が校庭で音楽に
併せて踊っている風景を季節がらよく目にします。
自分が小学校のころは、ドラゴンボールや
踊るポンポコリンなどアニメの主題歌が選曲されていたのを
記憶していますが、
最近は【嵐のHappiness】や【エグザイルのRising sun】が
流れていました。時代の差を感じます
(最近の先生はたいへんだ・・・)

さて、先日新しくご相談訪問に伺いましたSさま(女性)のお話を。
若いころに腎臓を患い、それ以降家族の協力を支えに
ご自身でも食事管理・健康管理に心がけ療養を40年以上続けて
こられていました。

ご主人が亡くなられてからは日中は息子様が御様子を見に来られるなどして
お元気に過ごされていたのですが、先月ご主人の三回忌がおわったころに
ふとした気の緩みと今年の暑さの影響でしょうか。まったく食事が
のどをとおらなくなり、体力・気力とも減少し毎食の自炊が困難に。

そこで、お昼だけでもお食事をお届けしてもらって、しっかり食べることから
生活を立て直して欲しいとケアマネジャーさんから相談をお受けしました。

お伺いした頃には、一時の落ち込みからは少し回復され
「自分でもびっくりだけど、気がついたら部屋の隅にずっと座り込んで
 何時間も自分の部屋を眺めていたこともあって
 こんなにうちの家って広かったっけ?て、感慨にふけっていたの。
 先生から鬱の初期症状だから、それではダメだといわれて
 はっとしたわ」などど、お話ししていただきました。
腎機能が低下された状態ではもちろんあるのですが、先生からも
「まずは、食事を食べるところから直してくれればよいから
 塩分制限の食事でお願いします」とオーダーを受け
塩分調整食で昼のみご利用頂いています。

食事が食べられなかった頃の話をお聞きしていると
「テレビ見てたら、若い人たちはものすごい量を食べているのね
 観てたら次から次と注文してあの人達、あんなに食べて大丈夫なの
 かしらって思っちゃって。毎日あんなに食べているのかしら」
と、ぼそっと言われ。私も同席していたケアマネジャーも
最初は?だったのですが、よくよく聞くと
帰れま10の番組の出演者を心配されてのコメントだとわかり
「あ~、あれはバラエティーですからね。きっとあの人たちも
 翌日は量を少なくして調整されていると思いますよ
 自分だったらあれだけ食べたら翌日は一日欠食しますね」
「Sさんも、まずは1食しっかり食べる事から食事バランスを
 元に戻していきましょう」とお伝えさせていただきました。

継続して利用頂いているS様。最近では十三まで買い物に
いけるようにまで体力が回復してきました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士松政です。
秋っぽくなってきましたね。
栗などの秋の味覚を既に楽しんでいるという方もちらほら。
ある利用者様は熱燗が恋しいが自制すると言っておられました。

クリニックでの栄養指導でのお話。
50歳代、女性、糖尿病、M様。
健康診断で数年前から高血糖は指摘されていました。
そのため、ご自分でも糖尿病について調べるなどして一応気をつけていたと。
今回は下がっていると思っていたのに上がっていたということで来院。

血糖値121、HbA1c(JDS)6.1。
生活スタイルをヒアリングすると6年前に職場が異動となり帰宅が遅くなり、平日はなかなかご飯も作れず買ってきた、脂っこい物が多く、野菜不足。
また最近ポテトチップスにはまり、夕食後に半袋を食べるのが日課になっていたとのこと。
ご主人様はメタボ体型とのことで、その食生活はご主人様にとっても良くないことを説明。

わかっていたんですがね・・・と。
お忙しいため、買ってきた物を使うのもアリです。
でも選び方を注意して、作れる場合は野菜もプラスすることに。
最後に悲しそうに、
「私、ラーメンと餃子が大好きなんですが、もう食べれないですか?」とM様。

「食べてもいいですよ。」と私。
糖尿病になると色々食べれなくなると思っておられたようです。
もちろん病状によっては、「やめましょう」というものもあります。
ただし、しっかりコントロールできていれば、調整は必要な物も多いですが、食べれないというものはありません。
私自身も食べることが大好きなので、大好きな物を制限させると、本当に辛いです。
余計ストレスが溜まってしまいますよね。
そのため、ちゃんと自分で調整できるようになってもらいたいのです。

ラーメンや餃子も家で作れば、野菜類もプラスできますし、調子もしやすいです。
外で食べる場合も、組み合わせを注意することや食べる回数を調整するなどして調整されている人もいます。

M様も、「そうですよね、毎日食べていたわけでないですから・・・結果がでれば自分へのご褒美にします」と帰って行かれました。
無理なく、食事療養を続けていってもらいたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

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