食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

5月、新緑が美しい季節ですね。

さて、先日訪問したSさまは70代女性です。
糖尿病ですが、体調不良で食事量が激減し、結果、10kgの減量。
とっても不健康なダイエットです。
その割にHbA1cは下がらず・・
主治医の先生からは体重が減ったので「このままの食事を続けましょう。」と言われたようですが
どうも不安になったケアマネージャーさん。
一度しっかり話をして貰えないか、と相談され訪問に至りました。

とれない疲労感でベットに腰をかけて迎えてくださいました。
早速、普段の食事内容をヒアリング、ケアマネージャーさんから最近の血液検査を入手し確認。

食欲不振で食事量は少ないのですが
大好きだというグレープフルーツを毎日3玉を摂取。
他に食事が摂れないという理由でバナナやリンゴも摂取。

中性脂肪が高いハズですね(^^;

もともとは料理が好きなHさま。
体調が回復しするまでは毎日夕飯をお届けすることに。
最終的には3か月は勉強のために続けます!と力強く宣言。

今までは薬を自己判断で1か月飲まなかったり、
検査結果なんて、貰ったそばから破って捨てていたHさま。

これからは一緒に検査結果を確認することも約束。
すっかりやる気スイッチが入りましたね。

配食スタートして10日ほど経過しましたが
「グレープフルーツは1玉で頑張っています。その1個が美味しくて、美味しくて。こんなに美味しいものだったのかと感激して食べています」と。

気持ちも沈みがちだったのですが
グレープフルーツの美味しさに感激し、
「配食も薬と思って食べると気持ちが沈むから、糖尿病の外食できると思って待つんです。」
と、驚くほどの前向きな発言(^^)ノ

Sさまのこの気持ちが長く継続できるようサポートさせて頂きたいです。


食事療養に対して、後ろ向きな気持ちを少しでも前向きに、
一歩前に出せるようなサポートをしていきたいです。

管理栄養士 大都宏子


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GW お天気はまずまずでしたが岡山、広島へ森林浴の旅へ。
写真は備中高松城。
山道を登りマイナスイオンを満喫してきました。

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。


先日、病院の栄養士さんからのご紹介でご自宅へお伺いしてきました。
70歳代、女性、糖尿病、高血圧、脂質異常症。きっちりされている感じの方。
が、びっくりしたのが見た目。なんと50歳代に見えるのです。
肌つやつや。思わず、どうしたらそんなに、若く保てるのですか?と私。
本人様は特に何も・・・と。同席されていたご主人の顔を見ると、ニコニコ
嬉しそうでした。

褒めちぎったあと、本題に入りました。

この女性は、今回初めて血糖値が高い事を指摘されたとの事。
「糖尿病ではないと思う。ちょっと高かったみたい・・・。病院から
はーと&はあとさんの栄養士さんに相談してみてください。」と言われ
電話したとの事。
検査結果もあり、Drからの食事制限の指示も出てました。栄養指導も受けて
こられてました。
出番です。ここからは、在宅に上がり込み(笑)暮らしぶりを把握して
食事療養のお手伝いをしています。
この女性の今回のヘモグロビンA1Cは8.6%。
ご夫婦とも今まで、糖尿病なんて言われた事がないので、知識がない様子。
ヘモグロビンA1C???という感じです。
合併症の話をし、現在の食生活をお聞きし、指摘しました。
カロリーオーバーな事がいっぱいでてきました。
すると、ご主人から、今日の夕食のメニュー変更!!!するとの事。
実は、今日、100g1500円もする霜降りのお肉を400g買って、二人で食べる予定
だったとの事。1人200gづつとの事。
私の話をきいて、メニュー変更しますと。奥様のカロリー制限では、概ねお肉60g、しかも赤身にしないといけないですね~と伝えると、がっかりしてられましたけど、
身体のため、血糖値を下げるため頑張ります!とのこと。

はーとの栄養コントロール食も週1回利用しようかなとおっしゃってましたが、
最後に、週3回利用しますと自ら変更されました。

なんとか、悪化せず血糖コントロールして在宅で暮らしていただけるようサポート
していきたいです。

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂栄養士の島田です。

暖かくなり活動量が増える春。
週に数回ずつ走るようになり、少し体重が増えました。
運動しだすと体重が増えるタイプなんですね、僕は。
(たぶん、日頃の食事量が少なく、運動することで
 自然と食事量が増えてしまっているのが原因でしょう)

さて、今回は先日お伺いした透析治療中の方の担当者会議でのお話です。

透析導入をきっかけに、配食とヘルパーさんの調理援助で
食事管理を開始されたFさま。
ときどき体調不良や短期入院があるものの
すでに2年近く、在宅での食事療養を継続しております。

状態がかわったり、担当のヘルパーさんが変わるたびに
透析食のポイントをお伝えし
配食の利用頻度は最小限にとどめ
自宅で減塩醤油や塩分50%オフの『やさしお』を使われることで
塩分管理などに取り組まれています。

今回の担当者会議でもとくに透析の具合で問題になる点はなく
概ね良好との先生からのコメントも確認できました。

ただ、1点気になったのが体重。
透析の方は透析後のご自身の目標体重をそれぞれお持ちで
DW(ドライウエイト)といいますが
それが少しずつ増えてきていることがわかりました。
最初は58kgだったのが現在は62kg。透析前では65kgまで
増えています。
透析がうまく行けている方でも体重は少しずつ増えてしまい
年々DWが1kgぐらいの増加はありうるものと聞いたことがありますが
最大7kgの増加はやはり太りすぎでしょう。

先生からの変更指示はなかったとのことだったので
「体重の増加が少し気になりますね。先生の指示が
 ないとのことですが、今後も増えていくようなら
 少し、配食の食事量を含めカロリー量を控えた方がいいかも
 しれません。Fさんご自身も体重には十分気をつけてくださいね」
とお伝えさせていただきました。

後日、担当のケアマネジャーさんから
「やはり、体重増加傾向なのでカロリー量を
 一段階減らしてもらえますか。」と相談をいただき
食事の変更をさせていただきました。


透析導入後の安定した療養のためにも
体重を安定域に管理できるようサポートしていこうと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
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  • 松政 千佳子「」
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